メンズ向けのお財布と言えば、昔はラウンドファスナーの長財布や二つ折り財布が主流でしたが、最近はサイズが小さめのミニ財布が圧倒的に人気になりました。

その理由は、PayPay(ペイペイ)等の電子決済が個人経営のお店にも広く普及し、現金を使用する機会が大幅に減った為です。

それによって、クレジットカードと免許証、あとは念の為の１万円札が１枚あればOKというような人が増え、だからこそ必要な物をジャストサイズで管理できる小振りなミニ財布を選ばれる方が増えました。

という事で本日は、ミニ財布に興味はあるけど、現在はまだ従来のお財布を使用されている男性の方に向けて、本革ミニ財布を選ぶ事のメリットや、オススメのミニ財布ブランドをご紹介させて頂きます。

どうも、東ヒマのメガネっ子担当、猪野です。

当店では創業当時から本革のお財布は色々と取り扱ってきましたが、２～３年前まで「メンズ向けのお財布は、長財布や二つ折り財布のようなスタンダードしか勝たん」と思っておりました。

使い慣れた形状や設計こそ至極だと信じ、昔ながらのレイアウトのお財布を探し続けておりましたが、展示会を回っても並んでいるのはミニ財布ばかり、、、

メーカーの方にお話を聞いても「最近はミニ財布しか売れないですね」と、皆様口を揃えて言っていて、それなのに私達は時代遅れを着飾り、ポリシーを曲げないつもりでおりました。

しかし、ある時私は気がついたのです。

「あれ、、？そういえば俺って、財布開いてもクレジットカードを取り出すばかりで、全然現金使っていないのでは、、？」と、、

そして、物は試しと実際にミニ財布を使ってみたのですが、「これって、こんなにも快適で便利な道具だったのか、、！！」と、私は大変驚愕致しました。

その日以来、当店ではセレクトの方針を１８０度変えて、ミニ財布ばかりを集中してセレクトするようになり、やっと満足できるラインナップが揃って参りましたので、本日はその集大成といった形で色々なお話をさせて頂こうと思います。

従来のスタンダードなお財布を使用されている方がミニ財布を選ばない最大の理由は、「不便そうだから」ではないでしょうか？

今使っている財布を開くとカード類が色々と溢れていて、やっぱり財布はある程度サイズが無いと使い難そう、、、と、思っているそこのあなたにお尋ねしますが、

そのカード類、本当に日々使用していますか？

実は私も昔は大き目の長財布を使用しておりまして、当時の財布には色々なカード等が収まっていたのですが、改めて中身を確認すると、期限切れのポイントカードや、もう行かなそうなお店の会員カード等々、日常的に持ち出す必要が全く無い物ばかりが財布を圧迫しておりました。

そして実際に使用している物を思い返してみると、たった１枚のクレジットカードだけ、、この１枚のカードを使用する為だけに、何十枚ものカードを日常的に持ち歩いている事を知りました。

「確かに自分もそうだ！」と感じられた方は、是非このままミニ財布をご検討下さい。特に、普段の支払いがPayPay(ペイペイ)等の電子決済が主軸という方に至っては、財布を開いてすらいない事が多いと思いますので尚更オススメです。

そして、「私は必要なカードしか財布に入れてないですよ、そのカードがたくさんあるんです」という方も、諦めるにはまだ早いです。

確かに、ミニ財布は容量が少ない分、不便な一面がある事も事実ですが、それを上回る様々なメリットがある事を是非知って頂きたいです。

そのメリットを体感してしまったら、病院の診察券なんかは必要な時だけ財布に入れるとか、別途カードケースを用意するとか、「何とか工夫してでもミニ財布を使いたい！」と、思うようになるはずです。

それでは早速、ミニ財布のメリットを順番に紹介していきましょう。たくさんあるので覚悟して下さいね！

普段の持ち歩く定番の手荷物と言えば、財布と携帯ではないでしょうか？そして、大き目の長財布を持ち歩かれている方の場合は、その財布が入るサイズのバッグを選ぶ事が必須となります。

そうなると、ある程度サイズのあるショルダーバッグやボディーバッグ等を選ぶ事になりますが、こういったバッグは、コーディネートによっては何となく鈍臭いと言いますか、率直に言ってダサい印象になってしまう場合があります。

対して、スマホサイズくらいしか収まらない極小サイズのバッグというのは、コーディネートのワンポイントとしてオシャレな印象になる場合が多いので、選べるバッグの選択肢が広がるというのは大きなメリットだと思います。

最近はオシャレバッグとしてスマホポーチが人気ですが、本当に小さなミニ財布を選べば、そのスマホポーチに入れておく事も可能です。

「いやいや、私が持ち歩くのは財布と携帯以外にも色々あるんですよ、なのである程度サイズがあるバッグじゃないとダメなんです」という方にとっても、ミニ財布は十分なメリットがあります。

例えばボディバッグを使用される方の場合、大き目の長財布というのはバッグの収納力の３～４割を占めてしまう場合が多いと思います。

なので、出先でペットボトルを買うとバッグがパンパンになってしまい、その後に財布を取り出そうとするとギチギチで取り出しにくい、、なんて事もあると思います。

あとはリュックの前ポケット等に入れる場合でも、ポケットのスペースを財布が圧迫してしまって中の荷物が探し難い、、なんて事も経験された方は多いのではないでしょうか？

こういった悩みの多くを、ミニ財布を選ぶ事によって解決する事が出来ます。

リュックの前ポケット等に長財布を収納する場合、出し入れの度に財布の角をポケットの縁にぶつけて、それを繰り返す内に財布を痛めてしまった、、という経験をされた方は少なく無いと思います。

特に荷物が増えた時はバッグがギチギチな分、危険度が増して財布を傷つけやすくなります。

その点、ミニ財布はバッグから取り出す際もスルスルと快適に出し入れする事が出来るので、財布を傷つけるリスクが低いです。

長財布をお尻のポッケに入れて出歩いている方も多いと思いますが、あれはスリ等の被害にあう可能性が高い事に加えて、財布を曲げて痛めてしまう可能性も非常に高い行為です。

しかしミニ財布であれば、ズボンの前ポケットにもスッポリ収まりますので、歩いたりしても財布を痛め難く、スリの被害にあう危険性も極めて低くなります。

普段はバッグを持ち歩く方でも、近所のコンビニやスーパーに行く時は財布だけあれば事足りるシーンが多いと思いますので、そういった時にサッと財布だけポケットに入れて家を出る事が出来るのも大きなメリットだと思います。

今まで長財布を使用していた方がミニ財布を使うようになると、ここまで挙げたメリットを感じると同時に、わけも無く気分が良くなると思います(体験談)

財布というのは出かける度に持ち出す荷物だからこそ、ガラッとキャラクターが変わると日常生活全体が何だか新鮮に感じられるんですよね。

ポケットにいつもと違う、今までと違う財布が収まっている、、それだけでも日常のお出かけがちょっと楽しくなると思います。

退屈な日常にスパイスを求められている方にも、是非お選び頂きたいです。

日常にスパイスを与えてくれる道具だからこそ、ミニ財布はギフトにも大変お勧めです。特に、これまでミニ財布を使用した事が無い人にこそ贈って欲しいですね。

普段は長財布を使用されている方であっても、「気分転換で違うキャラクターの財布を使う事が出来る」という選択肢が与えられる事はきっと嬉しいはずですし、実際に使ってみたら普段の長財布よりずっと使い勝手が良く、結局メインの財布にしてしまった、なんて事も十分あると思います。

小さいので保管場所にも困らず、仮にあまり実働はしなかったとしても、手元に置いておいて邪魔になる物ではないと思います。

また、ミニ財布は小さい分、値段も長財布よりお手頃なのも良いですね。長財布の場合は、本格的な国産製品を選ぶと５～６万円は当たり前になってしまい、ギフトとしてはちょっと高すぎるんですよね。

しかし、ミニ財布の場合は最高品質の革素材を使用していても２～３万円で十分良い製品を選ぶ事が出来るので、何とか手が届く最高級のプレゼントとして丁度良いアイテムだと思います。

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いかがでしょうか？これまで無関心だった方も、だんだんとミニ財布に興味が湧いてきたのではないでしょうか？

私も身をもって感じておりますが、ミニ財布は本当に使い心地が快適で、今まで知らず知らずの内に感じていた様々なストレスを一掃してくれる道具だと思います。

という事で次は、お勧めのミニ財布ブランドを紹介させて頂きます。

当店は約１年かけて、様々な展示会を回る等して優れたミニ財布を集めてきましたが、人気ブランドから知る人ぞ知るブランドまで、本当に良い物ばかりを集められたなと自負しております。

それでは早速紹介していきましょう！

池之端銀革店 UKブライドルレザー フロント金具ミニ財布 ブラック 20,350円(税込)

日本でミニ財布の人気ブランドはいくつかございますが、その一角を担うのが2004年に創業した池之端銀革店です。

2000年前後に国内で動き始めた同期のブランドには、国内最高品質の財布ブランドとも言われるワイルドスワンズ等がございますが、「こんな財布が最高だと思うんだ！」という当時の日本の職人達の価値観を共有しながらも、池之端銀革店は、より機能的・実用的な財布の開発に努めてきました。

妥協のない上質な革素材を選び、ガッチリ頑丈で美しいステッチ、綺麗に磨きこまれたコバ、そういった当時多くのメーカーが目指していたクオリティーを追うと同時に、池之端銀革店は、よりコンパクトで使いやすい、新しい設計の財布の開発に力を入れてきたのです。

こちらのお財布はブランドでも最大の人気商品で、イギリス製のブライドルレザーを使用した、非常に高級感のある本革ミニ財布です。

池之端銀革店が開発したこちらのお財布のレイアウトは、コンパクトでありながら小銭やお札、カードの出し入れも非常にスムーズで、この小ささからは想像できない使い勝手の良さが魅力です。

負荷が掛かりやすいボタン部分に真鍮パーツを使用する事で、お財布の寿命を延ばすと同時に見た目もクラシカルで素敵な雰囲気に仕上がっております。

国内で作られた高価格帯の本革ミニ財布の中でも人気商品となっており、私達も非常に素晴らしい製品だと感じております。

これからミニ財布を探される方は、まずはこちらを基準に色々な製品を見て頂ければ間違い無いと思います。商品詳細ページはこちら

THE WONDER LUST(ワンダーラスト) L-ZIP MINI WALLET ベージュ 19,800円(税込)

当店が非常にお勧めしているミニ財布ブランド、それがこちらのワンダーラストです。

私達は約１年かけて色々なミニ財布をチェックしてきましたが、今の所エースだと思っているのが、こちらのブランドです。

様々な有名ブランドの製品も手掛ける国内屈指の職人「末木隆志」氏が立ち上げたブランドで、多くの個体が末木氏のアトリエで量産までされている事が注目ポイントです。

革製品というのは職人個人のスキルによって出来が左右されるので、末木さんのような腕の良い職人が量産まで行った製品はやはり出来が違いますね。

革素材には、イタリアの名門タンナー「ワルピエ社」の名作「ブッテーロ」が使用されております。ガッチリとした堅牢度に加えて豊かな経年変化も楽しめるので、多くのレザーファンに信頼されている素材です。

内装はカードポケットが４箇所あり、この手のL字ミニ財布の中でも収納力があります。

お勧めポイントはお札の収納方法で、上記写真のようにコインポケットの下を通す事が出来るので、お札を取り出す際、シュッとつまんで引き抜いてスマートにお使い頂く事が可能です。
※動画で実演しておりますので是非見てみて下さい、爽快です！

ファスナーはYKKの上位ライン「エクセラ」が使用されており、何から何まで完璧なチョイスですね。定番のL字本革ミニ財布を探されている方は、ワンダーラストの製品が大変お勧めです。商品詳細ページはこちら

THE WONDER LUST(ワンダーラスト) UTILITY POUCH ブラック 13,200円(税込)

更に薄マチでコンパクトなミニ財布をお探しの方には、こちらの商品が大変お勧めです。

先ほど同様にブッテーロを使用しており革の素材感は抜群、長年愛着をもって使い込んで頂けると思います。

財布というよりミニポーチという感じで、バッグの隅でもズボンのポケットでも邪魔にならず、いつでも快適に持ち出して頂けると思います。

ボタンポケットとファスナーポケット、そしてフリーのオープンポケットといったレイアウトとなっております。

日常的に現金を使用する人にとっては収納力の物足りなさ等も否めませんが、基本的に電子決済orクレジット支払いという方には必要十分だと思います。

小振りであるメリット以上に、とにかく非常にオシャレで格好良いですよね！ポッケからお財布が出てくると思いきや、こんなオシャレアイテムが飛び出してきたら、お友達にも「えー！何それ！めっちゃ良い感じじゃん！」と驚いてもらえると思います。

財布に入れる物を出来る限り減らして、無理してでも何とか使いたいと思わせてくれるアイテムだと思いますね^^商品詳細ページはこちら

THE WONDER LUST(ワンダーラスト) STUDS UTILITY POUCH ブラック 18,150円(税込)

末木さんが得意とする、スタッズワークが施された本革ミニ財布です。先ほどのプレーンバージョンも味わいがあって良かったですが、スタッズも最高に洒落てますよね！

もしかしたら人によっては「スタッズ＝派手なパンク」というイメージがあるかもしれませんが、それは誤りです。

スタッズは装飾パーツと思われている方も少なくありませんが、元々はレザージャケットの実用的な補強としてスタッズは打ち込まれてた歴史があります。

それが段々と変化していって、パンクブームの時期には装飾として色々な所にスタッズを打ちまくるのが流行りましたが、本来は負荷が掛かる部分に事前にスタッズを打っておく事で、革製品の寿命を延ばす工夫であったという事ですね。

こちらのミニ財布も、手が触れて負荷が掛かる部分にスタッズが打ち込まれており、先ほどのプレーンよりも確実に長くご使用頂けると思います。

ワンダーラストの別売りレザーネックウォレットを購入して頂ければ、このように最近人気の首掛けスタイルも可能。スタッズがより良い味を出していますね。

クラシックがお好きな方にはウォレットチェーンもお勧めです。これもロッカーズ等と呼ばれる1950年代のバイク乗りに好まれたアイテムで、運転中に財布を落とさないように多くのバイカーが取り入れたんだとか。

こういったアイテムは古臭い感じになってしまいがちですが、ワンダーラストの製品は伝統的なディティールでありながら、都会的で洗練された雰囲気があり、スタイリッシュで大人っぽく使って頂けると思います。

という事で、今後も当店ではワンダーラストの新作ミニ財布を多くセレクトしてく予定です！詳しくはブランド紹介ブログをチェックして頂ければと思いますが、今非常に熱いブランドだと思いますよ！商品詳細ページはこちら

URUKUST(ウルクスト) COMPACT WALLET ダークブラウン 17,600円(税込)

長年大切に使い込める高品質でシンプルなミニ財布をお探しの方に、大変お勧めなのがウルクストのミニ財布です。

レザークラフトの講師も務められる土平恭栄さんが立ち上げたブランドで、デザイン設計はもちろん、量産も土平さんが中心となって自身のアトリエで行われております。

こちらのお財布に使用されている革素材は、土平さんが国内のタンナーと共同開発したオリジナルのフルタンニン鞣し革で、繊細で上質な素材感に加え、抜群の経年変化がお楽しみ頂けます。

細部の作りも非常に丁寧で素晴らしい仕上がりです！他の国産品と比較しても、明らかな作りの良さが感じられますね。

シルエットも大変美しく、使い込むにつれてお財布全体がペッタリと潰れてきても、また新たな味わいが感じられます。

こちらのミニ財布はブランドでもロングセラーとなっておりますが、まさに名作ですね！

内装はシンプルな３ポケット式となっており、お札、小銭、カードを綺麗に収納可能です。現金をたくさん使用される方にとっては少し不便さがありますが、それでも何とか使いこなしたいと思わせるミニ財布ですね。

言うまでも無く、電子決済が主な方であれば十分すぎる機能があります。コバの仕上げなど細かな所まで本当に良く出来ていて、感動してしまうレベルですね！商品詳細ページはこちら

URUKUST(ウルクスト) BIFOLD WALLET ブラック 22,000円(税込)

もうちょっと容量が必要な方にはこちらがお勧めです。同じ素材を使用したフラップボタン付きの本革二つ折り財布です。

カードポケットは正面２箇所、お札入れの所に２箇所あり、それぞれ１枚以上カードが入るのでかなり大容量ですね。

お札はコインケースを隔てて分けて収納出来るので、１万円札とそれ以外といった形で整頓も可能。

たくさんお札を入れてもフラップボタンがあるので、勝手にお財布が開いたりも致しません。

新品時はポッコリと丸みのある形になっておりますが、使い込む内にこれが段々と潰れてきて、革財布好きの誰もが憧れるペッタリとした味わいのある雰囲気に経年変化が進んで参ります。

シンプルですが所々で独自の設計があり、唯一無二の美しさが感じられるお財布です。こちらも大変にお勧めの逸品です！商品詳細ページはこちら

ボーデッサン(BEAU DESSIN) ロロマ レザー ミニ財布 グリーン 17,600円(税込)

当店でも人気の日本の老舗バッグブランド、ボーデッサンのミニ財布です。使用している革は、原皮も含め純国産のフルタンニン鞣し革「ロロマ」が使用されております。

霧がかったような素材に見えるかと思いますが、これは革に含まれた油分です。使用を重ねる毎に少しずつ溶け出し、最終的には色味が濃くなり飴色の艶が増して参ります。

はっきりとした経年変化が感じられる素材ではありますが、その変化はとてもゆっくりで、長年かけて育てていきたくなる革素材ですね。

そのような特性もあって堅牢度も高く、オイルメンテナンスによる失敗もし難いので、革製品初心者の方にも安心して取り扱って頂けるミニ財布です。

内装は、ユニークな２連カードポケットが特徴です。お札入れの所にも２箇所カードポケットがございますので、合計４つのカードポケットがございます。

ホックボタンで閉じる事が出来ますので、お札やカードが多くてもガッチリ閉じておく事が可能です。

別途コインケースもございますので、コンパクトながら収納が充実した設計となっております。

とにかくフォルムに愛嬌があって、ボーデッサンらしさ全開のミニ財布ですね。カードやお札など、少々タイトで使用感が窮屈な一面もありますが、先ほど同様に現金をそこまで使用しない方であれば使いこなして頂けると思います。

非常に可愛らしく、持ち出すのが楽しみになってしまうようなミニ財布だと思いますよ。商品詳細ページはこちら

CI-VA(チーバ) イタリア製 トスカーナ産フルタンニン鞣し牛革 ミニ財布 キャメル 39,600円(税込)

先ほどのボーデッサンが純国産のフルタンニン鞣し革ミニ財布でしたが、こちらは純イタリア産のフルタンニン鞣し革ミニ財布です。

人類で初めてフルタンニン鞣し革が作られたと言われるイタリアのトスカーナ地方で素材の加工から裁断縫製までがされており、イタリア製品独特の色気に満ちた逸品となっております。

国産のフルタンニン鞣し革は、ある程度品質維持がし易い調整となっておりますが、このチーバに使用されているトスカーナ産のフルタンニン鞣し革は、素材の繊細さや経年変化など、革素材の色気や魅力に大きく性能を振った調整となっております。

水等によって素材感が変化しやすい反面、豊満な革の経年変化をお楽しみ頂けますので、特にキャメルやナチュラルなど明るい色に関しては、じっくり丁寧に本革製品を使い込みたいという中級者以上の方にオススメしたいミニ財布です。

小振りながら内装は非常に充実しており、カードポケットと多用途ポケットの合計は8箇所です。小さい分、色々とタイトな印象はありますが、使い込んで革が馴染んできて、使われる方も慣れてくれば問題無くご使用頂けると思います。

同じフルタンニン鞣し革であって、国産とイタリア産では、日本車と外車くらいの違いがあります。扱いやすさと色気、どちらを重視するかによって選ぶ製品は変わってくると思いますね。商品詳細ページはこちら

SOPO(ソポ) DAUPHIN(ドーフィン) ラウンドファスナー ミニ財布 パウダーブルー 22,000円(税込)

日本のレザーブランド、ソポのミニ財布です。

ここまでご紹介させて頂きましたお財布は全て、豊かな経年変化が魅力の革素材を使用しておりましたが、こちらのお財布は顕著な経年変化は無く、美しさにステータスを振った革素材が使用されております。

フランス最古のタンナーと言われるDEGERMANN(デギャーマン)社が手掛けた仔牛革(カーフ)を使用しており、ご覧の通り非常に美しい仕上がりとなっております。

水等による変化が少なく、オイルによるメンテナンスもそこまで重要ではない素材ですので、メンテナンス面に関しては気軽にご使用頂ける製品かなと思いますね。

内装はご覧の通りシンプルな設計で、非常に使いやすいと思います。パスモ等のＩＣカード収納ポケットがシークレットで配置されているなど、意外と収納量もそこそこあるミニ財布です。

とにかく非常に美しく、綺麗なお財布ですね！バッグに入れているだけで嬉しくなってしまうような、スペシャル感のある逸品だと思います。商品詳細ページはこちら

SOPO(ソポ) DAUPHIN(ドーフィン) ミニ トラッカーウォレット オイスターグレー 19,800円(税込)

本日ご紹介させて頂いたミニ財布の中でも、最もコンパクトなのがこちらですね。名刺ケース程度のサイズ感となっており、とにかく小さくコンパクトを求められる方にオススメです。

ミニトラッカーウォレットといったタイトル通りのデザインで、このビジュアルがたまらなく美しいですよね！

内装はこのような感じです。マチがほとんど無いので、はっきり言って窮屈なレイアウトではあるのですが、これもまた電子決済中心の方にとっては必要十分だと思います。

お札は一応二つ折りでも収納出来ますが、個人的には四つ折りが妥当かなと思います。なので、日常的に現金を使用する方にとっては正直使い難さがあるかと思いますが、この見た目の美しさとコンパクトさには抗えない！という人は、頑張って使いこなしてみて欲しいですね。

シルエットの美しさに関しては、本当に素晴らしく洗練された出来だと思いますよ！商品詳細ページはこちら

以上、お勧めのメンズ向け本革ミニ財布特集のご紹介でした。

私は個人的に本革のお財布が大好きなので、今回の記事の執筆は非常に楽しかったですね(笑)お陰様で大変な長文記事になってしまいましたが、少しでも楽しんで頂けたなら、これ幸いでございます。

前述した通り、約１年くらいかけて良いミニ財布を探しに探しましたが、かなり納得のいくラインナップを揃える事が出来たなという実感がありますね。

高級感のある物から味わいのある物、日本製にイタリア製、ミニ財布を探されている方は、今回ご紹介させて頂いた中から選んで頂ければ、きっと間違い無いんじゃないかなと思います。

当店はバッグは主軸のセレクトショップですが、今後も新作のミニ財布は定期的に仕入れていく予定ですし、従来の長財布なんかも良い製品が見つかれば仕入れをしていく予定です。

本日ご紹介させて頂いた商品以外にもお財布は色々と取り揃えておりますので、当店のお財布コーナーをチェックして頂けると嬉しいです。

それではまた次回のブログでお会い致しましょう。

以上、おしまい！東京ヒマワリ トップページ