カバン屋の俺が選ぶ、気の利いたオシャレなビジネスバッグ5選

カバン屋の俺が選ぶ、気の利いたオシャレなビジネスバッグ5選
ビジネスバッグの買い替えを検討しているけど、いまいち自分が思うオシャレなバッグが見つからずに困っていないでしょうか?

シンプルでスタンダードなバッグが良いと思っているし、実際それに近いバッグはたくさん市場に存在するものの、「これだ!」という決定打に欠ける物ばかり。

本日はそんな皆様の為に、カバン屋である私が「ビジネススタイルに合わせられる、絶妙に気が利いたメンズ向けのオシャレなバッグ」を5点、ご紹介させて頂きます。

東京ヒマワリ 猪野

どうも、東京ヒマワリの猪野です。

物が溢れる現代では、高価なものから廉価なものまで様々なメンズ向けのバッグが市場に並んでいます。

ですが、丁度良いと思えるバッグって中々見つからないですよね?

容量やポケットの数といったサイズ感に関しては、自分のニーズに合った丁度良いバッグっていくらでも見つかると思うのですが、デザインや雰囲気に関して、ビビッとくる丁度良いバッグって見つけるのがすごく難しいと思います。

このブログを見ている皆様も、決して派手なバッグを探しているわけでは無い、むしろ、ありふれているシンプルなバッグをイメージされているのではないかと思います。

だけど、どのバッグを手に取っても「なんか違うんだよな」という感覚が拭えず、結局使い古したバッグをそのまま使い続けている、そんな方も少なくないと思います。

という事で本日は、バッグのセレクトショップ経営者である私が、「何か違う」と感じるその違和感の正体を突き詰めると同時に、気の利いたオシャレなメンズ向けビジネスバッグを実際にご紹介させて頂きます。

吉田鞄では満足出来ない理由

PORTER/STYLE TOTE BAG(L) 262-27818

画像引用:株式会社吉田「PORTER/STYLE TOTE BAG(L) 262-27818」
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日本で知名度や信頼度が高いバッグのブランドと言えば、何と言っても吉田鞄ですよね。

吉田鞄の製品は非常に幅広いラインナップがあり、クラシカルなビジネスバッグからカジュアルなバッグまで揃っています。

だからこそ、多くの人が選ぶバッグブランドだと思うのですが、このブログを見に来られた方は、吉田鞄では答えを見つけられなかったから悩まれているんですよね?

恐らくここにいる皆様は、スタンダードが好きなんだけど、スタンダードは嫌で、それが吉田鞄では満足できない大きな理由なんだと思います。

これは、言葉にすると矛盾しているように思えますが、ファッションアイテムが好きな方には、少なからず共感して頂ける感覚だと思います。

吉田鞄には幅広い方から支持される、使い易くて安心感のある設計のバッグが数多くあります。

しかし皆様は、仮に安心感を多少犠牲にしてでも、まだ体験していない満足感を求めているのだと思います。

自分の生活のパートナーとなるビジネスバッグという道具に、何か自分らしさや、自分だけのストーリーを求めているからこそ、吉田鞄を答えとせず、旅を続ける事を選んだのではないでしょうか?

アメリカ発の定番バッグブランド、TUMIとサムソナイト

TUMI/ノース・サウス・トート

画像引用:トゥミジャパン合同会社「TUMI/ノース・サウス・トート」
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アメリカで知名度や信頼度が高いビジネスバッグのブランドと言えば、TUMI(トゥミ)とSamsonite(サムソナイト)でしょう。

日本でも定番ブランドとして広く流通しており、ヨーロッパでも非常に人気度の高いブランドです。

ちなみにこの2つのブランドは、現在は同じ会社が運営管理しております。

カバン屋としての目線で見ても、両ブランドはどちらも非常に品質が高く、価格相応のクオリティーがあると感じられます。

世界的に名の通った高品質なビジネスバッグが欲しいという方であれば、間違いなく第一候補となるブランドだと思います。

但し、このブログを見ている皆様は、こうした定番ブランドに何か物足りなさを感じているのではないでしょうか?

これらのブランド製品は「きちんとした高品質なビジネスバッグ」という印象が強い一方で、「色気のあるオシャレなビジネスバッグ」というイメージは薄めだと思うからです。

欧州の老舗高級鞄ブランドでも満足出来ない理由

HERMES/ネオ・ドゥブル・サンス 35 バイカラー

画像引用:エルメスジャポン株式会社「HERMES/ネオ・ドゥブル・サンス 35 バイカラー」
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欧州には、エルメスやヴィトン、グッチにプラダなど様々な高級ブランドがあります。

ファッションにこだわりのある皆様ならブランド自体はご存じでしょうし、嫌いどころか、むしろ好感を持っている方のが多いと思います。ただ、それが今回探しているバッグの答えかというと、少し違う気がするんです。

少なくとも、「本当は高級ブランド品がベストだけど、予算が足りないから他で我慢しよう」という、単なる妥協の話ではないと思うんです。

高級ブランド品の中には上記画像のように主張を控えめにしたシンプルなモデルもあり、デザイン的には悪くないなと思えるバッグがあるかもしれませんが、そのブランドに特別な愛着があるわけではないからこそ、今度は価格が引っかかるはずです。

デザインは悪くないけど、ちょっとこの値段は出せないな、、つまり、コストパフォーマンスにも丁度良さを求めたいところでしょう。

また、スウェインやタナークロール、現代の知名度で言えばエッティンガーのような英国伝統のブランドも、非常に魅力的ではありますが、今回求めているものとは少し方向性が違うかもしれません。

優れたビジネスバッグを求めてはいても、必ずしも伝統的なクラシック鞄が欲しいわけではないと思うんです。

求めているのは、老舗高級鞄の品格を感じさせながらも、クラシカルに寄りすぎないシンプルなデザイン。そして、価格まで含めて「丁度良い」と思える、そんな気の利いたビジネスバッグなのではないでしょうか?

丁度良いビジネスバッグの立役者「Felisi(フェリージ)」

Felisi/26/31/DS

画像引用:株式会社ユニオンゲートグループ「Felisi/26/31/DS」
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紳士が使用するビジネス向けに気の利いた丁度良いバッグ、そういった概念を日本に定着させたブランドがFelisi(フェリージ)だと私は思っています。

特に日本市場で脚光を浴び始めた当時は、多くの紳士達に「俺が探していたバッグはこれだ!」と思わせたブランドだったのではないでしょうか。

知る人ぞ知るブランドといった立ち位置で、高級ブランドのようなムードもあり、それでいて過剰な装飾やブランドネームのアピールも無く、シンプルなデザインに上質な素材、そして何と言っても当時の価格は5万円前後だったと思うので、あらゆる要素が丁度良かったのだと思います。

丁度良いナイロンバッグの代名詞「BRIEFING(ブリーフィング)」

BRIEFING/FUSION BS TOTE HD

画像引用:株式会社ユニオンゲートグループ「BRIEFING/FUSION BS TOTE HD」
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仕事用に使える丁度良いバッグと言えば、日本企業が1998年に立ち上げたBRIEFING(ブリーフィング)も絶妙なブランドですよね。

一時はユナイテッドアローズをはじめ、大手セレクトショップのどこに行ってもバッグコーナーがブリーフィングだらけになった時代がありました。

米軍の軍需製品に使用されるタフなバリスティックナイロンを使用したバッグは、堅牢で男らしい事に加えて、どこか都会的なエッセンスをも兼ね備えており、そのバランス感が丁度良さの核だと思います。

値段に関しても、当時から既に人気ブランドとして確立されていたTUMI(トゥミ)と比べ、同じバリスティックナイロンを使用したバッグとして値頃感があったのも人気獲得のポイントだったと思います。

実は現在、先ほどご紹介したフェリージも、このブリーフィングを経営するユニオンゲートグループが日本国内での展開を担っております。

2021年にフェリージの日本正規代理店だった株式会社フィーゴを買収し、2023年に吸収合併したんですね。

そういった成長の経緯を経て、現代のバッグ市場ではフェリージとブリーフィングが、丁度良いオシャレバッグとして名を馳せるようになりました。

今では定番の高級ブランドとなったフェリージとブリーフィング

Felisi/1861/2/LD+DS+A009

画像引用:株式会社ユニオンゲートグループ「Felisi/1861/2/LD+DS+A009」
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ヨーロッパの伝統的な鞄文化に軽快さを加えたフェリージと、無骨なUSAバッグに都会的なムードを加えたブリーフィング。

この2つは丁度良いバッグブランドというジャンルにおいて、間違い無く日本バッグ市場の二大巨頭だと思います。

但しその一方で、有名になりすぎてしまった為に、知る人ぞ知るブランドとは言えなくなりました。

また、販売価格に関しても物によっては当時の2倍以上となり、今はもう丁度良いブランドというよりも、人気の高級ブランドという立ち位置だと思います。

だからこそ、丁度良いバッグを探されている方にとっては、どちらも決め手を感じられず、別の選択肢を探しているのではないでしょうか?

という事で前置きが長くなりましたが次章からは、老舗ブランド品のような伝統を感じさせつつもクラシカルに寄りすぎず、シンプルでありながらも色気やお洒落さが際立っていて、値段にも納得感が感じられる知る人ぞ知るブランド、そんな、絶妙に気が利いたメンズ向けのオシャレなバッグを5点、ご紹介させて頂きます。

オススメ商品① BEAU DESSIN(ボーデッサン) バッファローカーフ トートバッグ

BEAU DESSIN(ボーデッサン) バッファローカーフ トートバッグ

ボーデッサン(BEAU DESSIN) バッファローカーフ トートバッグ ブラック 49,500円(税込)

今回のテーマで私が強くお勧めしたいブランド、それが「BEAU DESSIN(ボーデッサン)」の製品です。

吉田鞄ほどの知名度はありませんが、日本で50年近く、実直に仕事をしてきたバッグ専門ブランドです。

数ある日本製バッグと比べても、裁断縫製といった土台となる品質がとても高いと思います。

更に、値段に関しても非常に良心的で、素材や縫製のクオリティーを考えると、かなりコストパフォーマンスに優れたブランドだと思います。

お金をかけた広告宣伝をほとんど行っていないブランドだからこそ、知名度は高くない反面、販売価格が抑えられているのだと思います。

そして、ボーデッサンの製品は品質や値段が良いだけでなく、コーディネートに色気を加えるオシャレさが最大の魅力です。

「オシャレなバッグ」と聞くと優れた「デザイン」を想像するかもしれませんが、バッグを身に着ける事でオシャレ感をアップさせる最大の要因は「素材のクオリティー」です。

例えば、フェリージのナイロンバッグはイタリアの生地メーカーであるリモンタ社の高級ナイロンを使用しており、その素材感の良さがあるからこそ、オシャレな印象があるのだと思います。

BEAU DESSIN(ボーデッサン) バッファローカーフ トートバッグ コーディネート画像

ボーデッサン(BEAU DESSIN) バッファローカーフ トートバッグ ブラック 49,500円(税込)

こちらのバッグには、近年では使用するブランドが少なくなった「フルタンニン鞣し革」という素材を使用しています。

バッグ市場には本革製品が色々と並んでいますが、その大半はクロム鞣し革という、化学薬品で加工を行った革が使用されています。

クロム鞣し革は、パッと見の高級感に関しては非常に優れた素材ですが、革本来の自然な表情や、使用を重ねる事で起こる経年変化を楽しむという点では、フルタンニン鞣し革に及ばない製品が多いのも事実です。

フルタンニン鞣し革を使用した本製品は、革本来の表情がコーディネートに繊細さを加え、使い込んでいく事で更に味わいや馴染みの良さが増してくるのが大きな魅力です。

BEAU DESSIN(ボーデッサン) バッファローカーフ トートバッグ コーディネート画像

ボーデッサン(BEAU DESSIN) バッファローカーフ トートバッグ ブラック 49,500円(税込)

フルタンニン鞣し革を使用した日本製のメンズ向けトートバッグというのは、土屋鞄、HERZ(ヘルツ)、GANZO(ガンゾ)、万双なども手掛けておりますが、それらとボーデッサン製品の大きな違いだと私が感じているのは、日本のレザーバッグブランドの多くがアメリカやイギリス製品の影響を強く受けているのに対し、ボーデッサンはイタリアやフランス製品の影響が強いという事です。

アメリカやイギリス由来のメンズ向けトートバッグというのは、実用的なワークバッグに原点があると思います。

それに対して、イタリアやフランス由来のメンズ向けトートバッグというのは、女性が使用してファッションを華やげる肩掛けバッグが源流だと思います。

肩に掛けて持ち歩くファッション性の高いバッグというのは、ヨーロッパでは女性向けのバッグというイメージが強く、現代的なファッションアイテムとしてのメンズトートバッグが広く普及したのは比較的近年のことです。

イタリアやフランス製のバッグから強い影響を受けたボーデッサン製品は、どこかレディースバッグのような繊細さがあり、ファッションを華やげる優雅さや、ファッションへの馴染みの良さが感じられる所が大きな魅力だと思います。商品ページはこちら

BEAU DESSIN(ボーデッサン)のブランド解説

BEAU DESSIN(ボーデッサン)のブランド解説

BEAU DESSIN(ボーデッサン)は、メインデザイナーである生嶋時彦氏を中心に、東京の革製品製造の中心地である台東区で1979年に創業しました。

ヨーロッパのレザーバッグメーカーを訪問した際に感銘を受け、もっと素材の良さや作り手の個性を生かしたバッグを作りたいという想いから会社を設立されたそうです。

ヨーロッパ製のバッグを模倣するのではなく、ヨーロッパのバッグ作りにおける自由な発想や開発力の根源を取り入れようとしたのです。

ボーデッサンは自社工場や専属職人を抱えており、そういったチームで物作りをしているからこそ、他ブランドにはない個性や品質の良さが詰まっていると思います。

修理などの対応も、早い&安い&高品質となっており、オシャレなバッグを求める全ての日本人に自信をもってオススメ出来るブランドです。ボーデッサン商品一覧

オススメ商品② BEAU DESSIN(ボーデッサン) バッファローカーフ ワンショルダー トートバッグ

BEAU DESSIN(ボーデッサン) バッファローカーフ ワンショルダー トートバッグ

ボーデッサン(BEAU DESSIN) バッファローカーフ ワンショルダー トートバッグ ブラック 50,600円(税込)

先程と同じ素材を使用したボーデッサンのバッグですが、よりシンプルでスタイリッシュなコーディネートを好む方は、こちらの方がマッチすると思います。

本製品に使用されているフルタンニン鞣し革は、一般的な牛革ではなく、水牛革です。

牛革と比べて革表面のシボ感が強く、より本革としての味わいを強く感じて頂けます。

また、こちらはただの水牛革ではなく、生後半年以内の仔水牛革を使用しております。

だからこそ傷が少ない事に加えて生地感に繊細さがあり、上品なコーディネートにも馴染みやすいバッグとなっております。

BEAU DESSIN(ボーデッサン) バッファローカーフ ワンショルダー トートバッグ コーディネート画像

ボーデッサン(BEAU DESSIN) バッファローカーフ ワンショルダー トートバッグ ブラック 50,600円(税込)

日本のバッグブランドの多くが、アメリカやイギリスの影響を強く受けていると言いましたが、そういった革製品は、良くも悪くも男性的なワイルドさや、強い味わいが重視されている事が多いと私は思います。

オシャレなバッグが見つからずに困っている人が求めているもの、それはイタリアやフランスの伝統的なセンスなのではないかなと私は思います。

だからこそ、特に日本製バッグを色々見てみてもシックリくるものが見つけられないんじゃないかなと思います。

ボーデッサン製品は、メインデザイナーである生嶋時彦氏がイタリアやフランスの文化から多くのインスピレーションを得ている事もあり、他の国産ブランドとは違った色気が感じられる製品が多いと思います。商品ページはこちら

オススメ商品③ fetia(フェティア) ライロアシリーズ シュリンクレザー トートバッグ

fetia(フェティア) ライロアシリーズ シュリンクレザー トートバッグ

fetia(フェティア) ライロアシリーズ シュリンクレザー トートバッグ 縦型 ブラック 30,800円(税込)

次にオススメしたい商品が、fetia(フェティア)のトートバッグです。

シンプルでありながら色気や優雅さがあり、本日のテーマでバッグ探しをされている方なら、一旦は足を止めるバッグなんじゃないかなと思います。

こちらのバッグもイタリアやフランスといったヨーロッパ製品のエッセンスが随所に感じられるバッグですね。

素材にはイタリア最大手のレザーメーカー「マストロット社」のシュリンクレザーを使用しており、素材そのものの高級感も抜群です。

fetia(フェティア) ライロアシリーズ シュリンクレザー トートバッグ コーディネート画像

fetia(フェティア) ライロアシリーズ シュリンクレザー トートバッグ 縦型 ブラック 30,800円(税込)

fetia(フェティア)は日本のバッグ専門メーカーで、大手セレクトショップのオリジナル商品も数多く手掛けております。

第一線のファッションシーンで製品企画をしているからこそ、現代のファッション感覚にマッチするデザイン性の高さが大きな魅力となっております。

また、現代のファッションというのはメンズとレディースの境が曖昧になってきており、ユニセックスなデザインが主流となってきました。

フェティアの企画するバッグは、そういったファッションとの相性が良いように設計がされており、その馴染みの良さが「自分が求めていたバッグはこれだ!」と思わせる大きなポイントだと思います。

販売価格もかなり抑えられており、今回のテーマ通り「気が利いた丁度良いバッグ」だと思いますね。

fetia(フェティア) ライロアシリーズ シュリンクレザー トートバッグ コーディネート画像

fetia(フェティア) ライロアシリーズ シュリンクレザー トートバッグ 横型 ブラック 30,800円(税込)

本製品はアジア圏で生産が行われています。だからこそ、品質を心配される方もいらっしゃるかと思いますが、TUMIやサムソナイトを含む有名ブランドの多くも、アジア圏での生産が中心です。

品質を左右するのは生産国ではなく、企画管理のクオリティーです。フェティアはバッグ専門メーカーとしてアジア圏の工場を使い慣れているからこそ、高品質なバッグを作る事が可能なのです。

特に、フェティア製品のように精度の高さがクオリティーに直結するようなバッグの場合、アジア圏の大規模な工場で生産する事は、日本の小規模な工場で生産するよりも、品質を安定させる上でメリットがあると思います。

世界中のブランド製品を手掛ける工場であれば、様々なブランドが求める品質に対応してきた技術やノウハウがあり、更に人員や機材も充実している為、個体差や歪みを抑えながら量産し易い環境が整っていると思います。商品ページはこちら

実は日本人にマッチし難い?ヨーロッパ現地で流通する欧州ブランド

オシャレなメンズ向けバッグを探されている方が求めているのは、イタリアやフランスの伝統的なセンスではないかと言いましたが、それならイタリアやフランスのブランド製品はどうなのでしょうか?

結論から言うと、「なんか違うなぁ」と感じられる方が多いと思います。

イタリアやフランスには、グッチにプラダ、エルメスやヴィトンといった高級ブランド以外にも、いわゆる普通のブランドはたくさんあります。

日本市場にはほとんど並んでいないので聞いたことが無い人が多いと思いますが、イタリアならThe Bridge(ザ・ブリッジ)やPIQUADRO(ピクアドロ)、フランスならLe Tanneur(ル・タヌア)やLancel(ランセル)等ですね。

これらのブランド製品はヨーロッパで評価される一方、特に日本人男性の感性とは少しズレがあるように私は思います。

「ヨーロッパのバッグ」より、「ヨーロッパっぽいバッグ」が好きな日本人

オシャレなメンズ向けバッグを探されている方が求めているのは、イタリアやフランスのバッグではなく、「イタリアっぽさ」や「フランスっぽさ」を纏ったバッグなんじゃないかなと私は思います。

つまり、イタリアやフランスのムードを日本向けに丁度良く改編した製品というのが、オシャレな日本人が求めるバッグなんじゃないかというのが私の仮説です。

日本には「イタリア製」と掲げられたメンズ向けバッグブランドが色々ありますが、その設計には日本人デザイナーが関わっている事が少なくありません。

象徴的なのは、日本で大人気のイタリア製ブランド「Felisi(フェリージ)」です。代表的なブリーフケースは日本市場への導入時に仕様変更が行われており、近年では日本人ファッションディレクターがデザイン監修を務めるシリーズまで登場しています。

ビジネスバッグではありませんが、日本で大人気のイタリア製ブランド「IL BISONTE(イルビゾンテ)」も、日本デザイナーが関わっているどころか、現在はもう日本企業がブランドを保有して製品企画に関わっているほどです。

Longchamp(ロンシャン)のようにレディースバッグが主体のブランドというのは、本国でデザインされたバッグがそのまま世界で通用している事も多いのですが、特に日本人男性向けのバッグに関しては、日本人に選ばれやすいように改変された製品の方が支持される傾向にあると思います。

だからこそ、日本人バッグデザイナーが、イタリアやフランスのバッグ文化の影響を強く受けて開発しているボーデッサン製品などが、絶妙に丁度良いんじゃないかなと私は考えているのです。

オススメ商品④ WONDER BAGGAGE(ワンダーバゲージ) グッドマンズシリーズ アーバンツールバッグ

WONDER BAGGAGE(ワンダーバゲージ) グッドマンズシリーズ アーバンツールバッグ

ワンダーバゲージ(WONDER BAGGAGE) グッドマンズシリーズ アーバンツールバッグ ネイビー 33,000円(税込)

先程まではフェリージの対抗馬というようなニュアンスでボーデッサンやフェティアの製品を紹介させて頂きましたが、こちらはブリーフィングの対抗馬としてどうでしょうかというご提案となります。

日本のバッグ専門ブランドWONDER BAGGAGE(ワンダーバゲージ)のトートバッグです。

素材はブリーフィング同様にバリスティックナイロンを使用しております。ちなみにバリスティックナイロンというのは、特定のメーカーが製造する単一の生地ではなく、高強度なナイロン織物を指す呼び名です。

一般的なナイロンバッグは420デニール程度の生地が使用されている事が多いですが、ブリーフィングでは軍需用の1050デニールのバリスティックナイロン等が使用されており、ワンダーバゲージでは更に太い、2520デニールの日本製バリスティックナイロンが使用されております。

どちらの方が強度があるか等は数値だけで比べられませんが、少なくとも製品価格についてはワンダーバゲージの方がリーズナブルです。

丁度良い価格というよりも、スペックに対してかなり値頃感のある価格だと思いますね。

WONDER BAGGAGE(ワンダーバゲージ) グッドマンズシリーズ アーバンツールバッグ コーディネート画像

ワンダーバゲージ(WONDER BAGGAGE) グッドマンズシリーズ アーバンツールバッグ ネイビー 33,000円(税込)

無骨なミリタリーテイストが背景にあるブリーフィングに対して、ワンダーバゲージの製品はコーディネートにクリエイティブなエッセンスを加えてくれます。

強靭なバリスティックナイロンを使用していながら、男臭さや、ミリタリー系バッグ特有のおじさんっぽさも無く、サイズが合うならば女性でも使い易い中性的なデザインです。

それに加えてオイルドレザーハンドルを使用している事によって、バッグ全体の愛嬌の良さを高めていますね。

現代的なナイロン設計のバッグでありながら、どこか伝統的なバッグのような味わい深さも感じられて、絶妙なバランス感に仕上がっている気の利いたバッグだと思います。商品ページはこちら

オススメ商品⑤ WONDER BAGGAGE(ワンダーバゲージ) グッドマンズシリーズ MG ビジネスバッグ

WONDER BAGGAGE(ワンダーバゲージ) グッドマンズシリーズ MG ビジネスバッグ

ワンダーバゲージ(WONDER BAGGAGE) グッドマンズシリーズ MG ビジネスバッグ ネイビー 34,500円(税込)

続いて、同じくワンダーバゲージから、小振りなブリーフケースタイプのビジネスバッグをご紹介します。

アメリカやイギリスの伝統的なブリーフケースを思わせるデザインですが、薄マチでスリムなシルエットによって、非常に軽快な印象に仕上がっています。

標準的なブリーフケースで感じやすい堅苦しさが無く、特にビジネスカジュアルのようなコーデとの相性は抜群ですね。

ナイロン製のブリーフケースはどうしても地味になりやすいですが、本製品はしっかりとコーディネートを華やがせてくれるオシャレさがあります。

ブランドが旗艦店を構えている事に加えて、全国のバッグ屋さんでも点々とセレクトされているのですが、その知名度は限定的で、まさに知る人ぞ知るブランドといった絶妙な立ち位置だと思います。

気が利いた丁度良いビジネスバッグを探されている方に、是非見て頂きたい逸品です。商品ページはこちら

以上、カバン屋の俺が選ぶ、気の利いたオシャレなビジネスバッグ5選でした

東京ヒマワリ 猪野

という事で、本日も長文を読んで頂きありがとうございました。

オススメのバッグ紹介というより、バッグブランド勢力図の解説みたいな内容になりました(笑)

今回は5つのオススメ商品をご紹介させて頂きましたが、その道中でご紹介した様々なブランド、それらの中から「あれ?これイイじゃん」というバッグを見つけて頂いた方もいらっしゃるかもしれませんね。

これまで当ブログでは、主に当店の取り扱いブランドについて解説してきましたが、今回は少し趣向を変え、バッグ業界全体の話をしてみました。

各ブランドの背景や立ち位置を知ることで、これまで気づかなかった自分の好みが見えてきたり、理想のバッグと出会いやすくなるんじゃないかと思ったからです。

それともう一つ、カバン屋として常々感じている事があります。

家や車、腕時計やスニーカーには惜しみなくお金を使うのに、バッグにはほとんど関心が無いという方が、結構いらっしゃるんじゃないかなという事です。

私はそれが、バッグの良さが十分に伝わっていないからなんじゃないかと思っているのです。

百貨店のバッグコーナーとか、一見するとどれも同じように見えますよね(笑)しかも、ネットで探せば高級ブランド品そっくりの廉価なバッグまで見つかります。

だから、漠然とバッグに予算を割こうという気持ちが湧いてこないんじゃないかなと思っています。

東京ヒマワリでは今後も、当店の取り扱いブランドだけでなく、様々なバッグブランドを積極的に紹介していきたいと思っています。

「あれもいいな!これもいいな!」と、バッグ業界全体に関心を持って頂けるようなお話をドンドンしていきたいなと思っております。

また何かバッグの事で悩まれた場合は、是非当店のブログやYouTubeチャンネルにアクセスしてみて下さい。

それではまた次回のブログでお会い致しましょう。

以上、おしまい!東京ヒマワリ トップページ

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