最終更新日:2017年08月23日

硬派な日本製バッグブランド、GNUOYP(ニュピ)を深掘り!

GNUOYP(ニュピ)は、日本のバッグ専門ブランドです。縫製はもちろん、革や金属パーツなどの多くに国内選りすぐりの素材を使用しており、数あるジャパンブランドの中でも純日本製と呼べる高いクオリティーが魅力です。

デザイナー小川陽生氏が提案するGNUOYP(ニュピ)の製品は、どこか昭和アンティークのような色気を纏っており、海外のブランドには無い、日本的で硬派な印象に仕上がっております。

長年使用出来る上等なバッグ、財布などをお探しでしたら、是非チェックして頂きたいブランドです。

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革やパーツなど、様々な素材の多くを国内で調達!古き良き日本の伝統が残る硬派なブランド「GNUOYP(ニュピ)」を紹介します!

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どうも、東ヒマのメガネっ子担当、猪野です。

相変わらずファッション業界で人気のキーワード、made in JAPAN。「日本製は品質が良い!」と言われておりますが、必ずしも品質が良いとは限らないというのが私の感想です。

そもそも日本製の定義とは一体何なのか!すごく大袈裟に言えば最後の一縫いを国内で行えば、日本製と名乗る事が出来るんです。

また、組み立て等は国内だったとしても、素材やパーツは海外生産だったり、そもそもその国内の組み立て工場が本当に品質が良いのかも分からないわけで、

つまり何が言いたいかと言いますと、日本製という表記だけを見て品質が良いと思い込む事は非常に危険だと言う事です。最も重要なのは、誰が企画・管理を行い、誰が作業をしたのかなのです。

そういった前置きを踏まえた上で、本日はこちらの「GNUOYP(ニュピ)」というブランドを紹介していきましょう!

純日本製と呼ぶに相応しい、GNUOYP(ニュピ)の製品ラインナップ

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表題にも使用しましたが、GNUOYP(ニュピ)はまさに「純日本製」と呼ぶに相応しいブランドです。

縫製が全て国内である事はもちろんなのですが、最も注目して頂きたい所は革素材や金属パーツなど、あらゆる素材の多くも日本製だという点です。

しかも、ただの日本製ではなく、数々の有名ブランドに製品を卸し、まさに現代の日本製ブームの土台を築いてきた企業が手掛けた素材を使用しております。

そして極めつけは、このGNUOYP(ニュピ)というブランドを立ち上げたデザイナーも、三代続く革鞄屋さんに生まれた方で、驚く事に初代の方は日本で初めて革のハンドバッグを作った方なのだそうです。

製造におけるノウハウが長けているだけでなく、様々なジャンルのメーカーや職人との繋がりも豊富で、だからこそ素晴らしい品質の製品を生み出す事が可能なのです。

それでは次章から、GNUOYP(ニュピ)の製品作りに関わる日本の企業をちょっとだけ紹介していきます!

日本の老舗革問屋、バッグ向けのクローム鞣しレザーを専門に取り扱う「株式会社ロジック」

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バッグ向けのレザーを専門に取り扱う「株式会社ロジック」は、日本で30年以上の歴史を誇る老舗の革問屋です。こちらの企業が手掛けた革素材最大の特徴は、クローム鞣しにも関わらず、エイジング(経年変化)が抜群に良いという所です。

革の加工方法には大きく2種類があり、風合いは良いけどデリケートなタンニン鞣しと、強度はあるけど風合いが乏しいクローム鞣しです。

ロジックでは後者のクローム鞣しの革を専門に取り扱っているのですが、クロームとは思えない程に味のある経年変化が楽しめるんですよね。

実際にGNUOYP(ニュピ)のエイジングサンプルを手に取らせて頂きましたが、コードバンやブライドルレザーのような艶があり、肌馴染みもソフトで、非常に良い革に育っていました。

クローム鞣しなので水等に対する強度も高く、実用的でありながら風合いも抜群という、まさに職人技と呼べる仕上がりの革です。

創業70年!日本の超老舗金具屋さん「千代田工業社」

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GNUOYP(ニュピ)の製品で使用されている金属パーツ類の多くは、こちらの「株式会社千代田工業社」の製品を採用しています。こちらの会社はもうすぐ創業70年を迎える、国内でも老舗中の老舗の金具屋です。

お財布のフタ部分などに使用されるホックやキーケースの金具などは、商品の寿命に直結する重要なパーツです。スライドファスナーで有名なYKKもそうですが、こういった正確さや強固さが求められる製品ほど、特に日本製品は品質が高いように感じますね。

他にも紹介したい企業や職人はたくさん存在するのですが、様々な事情で全てをwebに公開する事が出来ず、今回特別にこちらの2社だけ紹介させて頂きました。

例えば鞄の裏地ひとつとっても、日本にはそれを専門とするメーカーが存在しており、そういった人達が有名ブランドの裏側で様々な製品を製造しています。GNUOYP(ニュピ)の製品もまた同じように、そういった日本国内の様々な技術を持った職人さん達の手によって製作されています。

硬派な日本製バッグをお探しならGNUOYP(ニュピ)は必見!

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GNUOYP(ニュピ)の製品は、現代のファッションに馴染むシンプルなデザインでありながら、どこか昭和的と言うか、例えるならアンティーク製品のような色気を纏っている所が最大の魅力だと思います。

ヨーロッパの高級ブランドのようにエレガントな雰囲気では無く、「硬派」で「粋」で、「上等」な製品という印象ですね。

現代の鞄や財布というものは元々海外から入ってきた文化だと思うのですが、例えばイタリアの派手なデザインだったり、イギリスの豪華な感じと言うのは、実は日本人にとってはちょっと取っつき難い文化なんだと思います。

日本人は基本的に素朴で、質素で、落ち着いたムードの物を好む性質があるので、海外から何某かの文化が入ってきた場合、それをそのままコピーするのではなく日本独自のフィルターを通して製品化する場合が多いと思うんですよね。

例えば古い喫茶店のパスタやケーキがそうであるように、昔の日本ほど、そのフィルター効果が強い製品が多かったのかなと思います。

GNUOYP(ニュピ)の製品に関しても、昭和の当時から職人をしていた方が作業をする場合が多いので、自然とそういったフィルターが強くかかっているように感じます。

だからこそ、海外のマーケットに向けた、わざとらしい日本製品等とは違う、本当の意味での日本の文化がGNUOYP(ニュピ)の製品には詰まっているように感じます。

良血のジャパンブランドをお探しならGNUOYP(ニュピ)は要チェック!

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日本のブランドは数多く存在しますが、例えば商社に勤める会社員が企画した製品であったり、デザイン学校の卒業生が立ち上げたブランドというような場合が多いです。

その結果、海外ブランドの模造品のような物や、あまりにも無個性な物、またはその逆の物が多いように感じます。

GNUOYP(ニュピ)は、生まれてから今日までずっと鞄や革小物作りに徹してきたデザイナーが製品を企画しています。だからこそGNUOYP(ニュピ)の製品はクラシックでありながらも個性を感じさせ、それでいて日常に馴染む絶妙な塩梅に仕上がっているように思います。

長期熟成させたウイスキーのように、角が取れて旨味だけがギュッと濃縮されたイメージとでも言いましょうか、様々な仕事に関わる職人達の「年季」によって、GNUOYP(ニュピ)の製品は細かなディティールまでぬかりなく洗練されているように感じます。

上等な日本製の鞄や財布等をお探しでしたら、GNUOYP(ニュピ)は是非チェックして頂きたいブランドです。

という事で、おしまい!

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