最終更新日:2025年04月11日

クロコ型押しレザーバッグの最高傑作!ボーデッサンの新作トートを紹介します

日本で創業40年を超える老舗のバッグ専門ブランド「BEAU DESSIN(ボーデッサン)」のクロコ型押しレザートートバッグです。

植物由来の成分だけで加工がされた繊細で味わい深い国産フルタンニン鞣し革に対して、本物のクロコダイルから精密に型取りした金型でプレス加工がされており、素晴らしい色気と高級感が感じられる仕上がりとなっております。

それでいて本クロコには無いコーディネートの馴染み易さがあり、オンオフ問わず日頃の服装に合わせやすい点も良いですね。

ボーデッサンのメインデザイナーと国内タンナーが数年がかりで開発した素材という事で、本場イタリアの革素材も凌駕する程の素材感となっております。

コーディネートを抜群に華やげるトートバッグをお探しの方に大変お勧めの商品ですので、お探しの方は是非チェックしてみて下さい。

東京ヒマワリスタッフ猪野

どうも、東ヒマのメガネっ子担当、猪野です。

いやはや、大変に素晴らしいレザートートバッグの新作が入荷して参りましたね!

私達は日頃からファッション関係の展示会を回ったり、色々な百貨店やショップ等を定期的にチェックしておりますが、ここまで素晴らしいと感じる出来のバッグは本当に久しぶりに見ました!

素材の質感や裁断縫製等の品質に加え、「現代市場に求められている感」や、スペックに対するコストパフォーマンス等、本当にあらゆる面に関して皆様に心からオススメ出来る傑作が誕生したと感じております。

そして本日のブログについてですが、ご紹介したい事が多すぎて信じられないくらい長文となっております(笑)

それではさっそく、その魅力を存分に紹介していきましょう!

クロコ型押し牛革を使用した傑作が完成しました!

クロコダイル 本クロコ 金型 型押し トートバッグ メンズ バッグ 鞄 レディース ユニセックス

こちらのバッグの特徴は、何と言ってもクロコ型押しレザーを使用している事ですね。

レディースのバッグ市場では大定番の素材なのですが、メンズ市場だと目にする事が少なく、恐らく探されていた方は多いのではないでしょうか?

きっとこのブログは「メンズ バッグ クロコ型押し」なんていうキーワードで辿り着いている方が多いんじゃないかなと思いますが、その方達には「ついに限りなく正解に近い製品が登場したぞ!」と、まずはお伝えしたいですね。

逆に、これまでクロコ型押しレザーに関心を持った事が無い方や、そもそもこんな素材がある事を知らなかった方もいらっしゃるかと思いますので、まずはこの手のバッグの魅力について基本的な事を解説していこうと思います。

高級品ではあるが万能ではない、本クロコを使用したバッグ

皆様は本物のクロコダイル(ワニ革)を使用したバッグを見た事はあるでしょうか?本クロコというのは牛革とは全く違う輝きを感じられる、圧倒的な高級感や存在感が魅力の素材です。

しかしその反面、特に男性が使うような大き目のバッグだと高級感が前面に出過ぎてしまい、コーディネートの馴染みという点においては非常に扱いが難しいアイテムとなっております。

また、使い方によっては「成金感」とか「反社感」が出てしまうので、あまり良い印象が無いといった方も少なくないのではないでしょうか?

そして最大のネックはその金額で、メンズ向けのトートバッグであれば100万円を超える事も珍しくありません。

このように、本クロコのトートバッグというのは扱いが非常に難しい製品ですので、「高いお金を出してでも満足のいくバッグを選びたい!」という方であっても、安易に選ばれる事はオススメ出来ません。

「高級なバッグを探している人」や「長年使えるバッグを探している人」ではなく、あくまでも「本クロコのバッグを探されている人」だけが、唯一本クロコのバッグを選ぶべき人間だと思います。

クロコ型押し牛革を選ぶ最大のメリット

本クロコのバッグがもつ「成金感」や「反社感」のイメージにより、クロコ型押しレザーに対しても同じような印象を感じられている方も少なくないかと思いますが、本クロコとクロコ型押しは素材が異なるだけでなく、バッグ全体のイメージやキャラクターも全く異なる素材となっております。

クロコ型押しレザーを使用したバッグ最大の長所は、コーディネートに対する馴染みの良さです。

本クロコは爬虫類特有のギラギラとした艶感がありますが、クロコ型押しは基本的には牛革の味わい深さが前面に出るので、いつものコーディネートにもすんなり合わせる事が可能です。

そして、牛革には無い高級感や色気が程よくエッセンスとして加わるので、コーディネートのワンポイントとして非常に使い勝手が良いんですよね。

だからこそ、バッグをファッションアイテムとして捉える方が多いレディース市場では、使い勝手が良いという事でクロコ型押しレザーのバッグが昔から人気だという事です。

丁度今回のバッグは定番トートバッグの素材変えモデルなので、標準的な牛革のモデルと比較してみました。

▼標準的な牛革のモデル
牛革 レザー トートバッグ スムースレザー シンプル コーディネート メンズ 男性

▼クロコ型押し牛革モデル
クロコ ワニ革 クロコダイル トートバッグ メンズ コーディネート 男性 服装 合わせる ファッション

上記画像のように、従来の牛革バッグと同じようなコーディネートで使用出来るにも関わらず、高級感や色気がグッと感じられるような印象にまとまる、それがクロコ型押しレザーなのです。

素朴な印象のレザーバッグが好みであれば従来モデルがオススメですが、そこに高級感や色気を加えた華のあるバッグを求められる方にとっては、このクロコ型押しモデルが最適解である可能性が高いと思います。

クロコ型押し牛革は安物?

これまでクロコ型押しレザーに関心を持った事が無い方の中には、きっとこう思っている方も多い事でしょう。

「クロコ型押しレザーなんて、本物のクロコ(ワニ革)の下位互換で安物なんでしょ?」と・・

はっきり言いますが、その考えは完全に間違っています。

「いやいや、自分は実際にそういう物を見た事あるけど安っぽい以外の感想は無かったよ」という方もいらっしゃるかと思いますが、それは優れたクロコ型押しレザーを見た事が無いだけだと思います。

確かに、安っぽい印象のクロコ型押し素材は見かける事が多いです。というか、見かけるクロコ型押し製品の大半は私も正直安っぽいと感じます。

しかし安っぽい製品には理由があるんです。

安っぽいクロコ型押し素材の大きな理由が、クロム鞣しである事です。

革というのは動物の皮が原料となっております。「皮」は、そのまま使用すると腐ってしまうので、それを防ぐ加工をして「革」に変える事を「鞣し(なめし)」と言います。

この鞣しは大きく2つの方法があり、現代最も多く行われているのが化学薬品を使用したクロム鞣しです。

クロム鞣しは現代の革製品の大半で選ばれている加工方法なのですが、コストを抑える事が出来る反面、革本来の繊細さが欠落してしまい、これが安っぽさを助長する最大の理由となっております。

日本のベテランデザイナー&職人が手掛けた、圧倒的クオリティーのクロコ型押し牛革

今回仕入れて参りましたバッグの長所は、何と言っても素材そのものの出来です。

詳細は後述致しますが、実はこの素材はメーカーが数年がかりで開発した素材で、そのこだわりや完成度が素晴らしいというのが間違い無く本製品最大の長所ですね。

こちらの素材1つ目のポイントは、植物由来の成分だけで加工がされたフルタンニン鞣し革である事です。

フルタンニン鞣し革は、クロム鞣し革と比べて生産期間が長くコストがかかりますが、牛革本来の繊細さをしっかり残す事が出来るので、本革製品が好きな方に広く愛されている加工方法となります。

そして2つ目のポイントは、型押しをする金型の完成度が素晴らしく高いという点です。

以下写真が素材の拡大画像となりますが、本物のクロコダイルと見紛うほどの完成度となっております。

ワニ革 型押し 生地 レザー 本革 リアル クロコダイル バッグ

安物のクロコ型押し革に使用される金型は、うろこ模様を似せているだけで立体感が無く「型押し感」が強い仕上がりの物が多いと思います。

それに対してこちらのバッグの素材に使用されている金型は、本物のクロコダイル革を用いて開発されたそうで、特徴的なウロコ模様だけでなく、上記画像のように細かなシワの一つ一つまでこだわってデザインされております。

本クロコというのは品種だけでなく個体差によってもクオリティーが大きく左右される素材です。

だからこそ、理想的な金型を使用する事で、ある意味で本クロコを超える美しさを具現化出来るのがクロコ型押しレザーの良い所ですね。

牛革の繊細さや味わい深さを強く感じられるフルタンニン鞣し革に対して、精密にデザインされた金型で加工しているからこそ、本製品のような圧倒的なクオリティーを実現する事が可能となりました。

このレザーの発案者であるボーデッサンのメインデザイナーは、日本で革製品を開発するデザイナーとして非常に実績のある達人です。

そんな方が理想的だと感じるクロコ模様を型押しで表現したのがこちらの素材なので、そのクオリティーは非常に高いものとなっております。

また、そんなデザイナーから意向を聞いて実際に革の生産を行っているのは日本のベテランタンナー(革メーカー)です。

今回の企画の為に加工方法を調整したオリジナルレザーに型押し加工を行っているそうで、本革としての繊細さだけでなく、型押しをした際の仕上がりも考慮して微調整されたそうです。

クロム鞣しの場合は化学薬品を使用している分、革の質感を調整し易いのですが、フルタンニン鞣しはそういった調整が難しいそうで、ここまで綺麗な型押しを実現出来るのは実は凄い事なのです。

数ある日本製バッグの中でも高品質な、ボーデッサン専属職人の技術力

「日本製」と記されたバッグの大半は、日本のバッグ工場に外注して生産を行っているのに対して、ボーデッサン製品は専属の職人が生産を行っております。

なので、裁断縫製といった基本的なクオリティーがとても高い事も大きな魅力です。

外注が悪いというわけではございませんが、やはり専属職人の方が1つのブランド製品を長く生産し続けているので、基本的にクオリティーは高くなります。

それに加えて、ボーデッサンの職人が単純に腕が良いというのもありますね。デザイナーとも長い年月をかけてコミュニケーションを重ねているので、設計図では伝えきれない細かな所まで、意向を汲み取って生産がされていると感じます。

デザイナーも職人も、若い頃の作品もそれはそれで勢いがあったのかなと思いますが、今は共に年齢を重ねて技術もセンスも成熟してきているように思います。

ボーデッサンは創業40年を超える老舗ブランドですが、恐らく今が最もクオリティー的にピークを迎えているんじゃないかなと思いますね。

どちらも人間なので、いつかは年齢と共にクオリティーが発揮出来なくなり世代交代がされていく運命だからこそ、そういった成熟度が高まっている時に生産された個体を購入するというのが、良い買い物をする為の重要なコツだと思います。

本製品が誕生した理由と企画背景に関するお話

ボーデッサン BEAU DESSIN クロコ 型押し レザー トートバッグ メンズ レディース

上記写真は、ボーデッサンのメインデザイナーである生嶋さんがインスタで過去に投稿したものなのですが、実は今回のバッグの企画はこの投稿が発端となっております。

この写真は、今回入荷した商品と同じように見えるかもしれませんが、実は10年以上前にボーデッサンで生産されていたイタリア製のクロコ型押し牛革を使用したモデルです。

ボーデッサンは昔からクロコ型押し牛革のシリーズが人気で、当店でも2017年頃までは取り扱っていたのですが、イタリアでこの革を生産出来なくなってしまった事を理由に、ここ数年はラインナップから外れていたという事情があるのです。

革素材というのは、タンナーの廃業等によって再生産が不可能になる事が結構あるんですよね。

特にフルタンニン鞣し革は微妙な調整によって雰囲気が変わってくる為、他のタンナーに現物素材を持ち込んでも完全に再現する事は難しいらしいです。

元々のイタリア製クロコ型押し革が入手出来なくなった頃から、ボーデッサンでは国産によるクロコ型押し牛革素材の開発が企画としては上がっていたそうですが、やはり生嶋さんが納得出来るだけの素材は中々開発が難しく、実現出来ないまま数年が経過したそうです。

そんな折に、メーカーの倉庫から上記写真の過去個体が出土し、それをインスタにアップした所反響が大きかったそうで、それによって改めてクロコ型押し牛革の開発が再始動したそうです。

そしてそこからまた数年かけて完成したのが今回の素材だという事ですね。

ボーデッサン クロコ ワニ革 型押し レザー トートバッグ クロコダイル

上記写真が、2017年頃に当店で販売していた過去モデルです。これ凄く人気があったモデルなので懐かしいですね。

BEAU DESSIN クロコダイル 型押し レザー トートバッグ 本革 ワニ革

そして、上記写真が今回のモデルとなりますが、いかがでしょうか?当時はブラックというカラバリが無く過去作品はネイビーなのですが、撮影環境はほぼ同じなので比較し易いんじゃないかなと思います。

私の肌感としては、革の質感も型押しのクオリティーも、過去作品を上回るような仕上がりになっていると感じますね。

特徴的なうろこ模様だけでなく、細かなシワまで精密に型押しされているのが大きな違いです。

型押しの解像度が上がった事により、レザーバッグとしての繊細さや味わいが格段に良くなったように感じます。

革そのものの質感に関しても、フルタンニン鞣し革らしい味わいや深みがしっかり残されておりますね。

型押しというのはクロム鞣し革のように平坦で均一な質感の方が上手くいきやすいそうなのですが、こんな加工が難しそうな革に対してここまで綺麗な型押しが出来ているのは本当に見事だと思います。

過去作品を下回る様な出来なら製品化はしなかったはずなので、満足のいく仕上がりになったからこそ生嶋さんもGOサインを出したのでしょう。

ここまで来るのに目に見えないような所で色々な試行錯誤がされたんじゃないかなと思いますね。

ちなみにこの革の原皮自体は、ボーデッサンの現行品で使用されている皮がベースになっているようで、例えば以下製品に使用されている素材ですね。

▼ボーデッサン(BEAU DESSIN) ピケットレザー ショルダーバッグ ブラック(bde0053a01)
ボーデッサン BEAU DESSIN 本革 レザー ショルダーバッグ メンズ レディース ユニセックス

この革は、ボーデッサンが原点回帰のような意味合いを込めて比較的最近新開発した素材で、フルタンニン鞣し革本来の魅力を追求したような革となっております。

こちらに使用されている原皮に対して、型押しという工程を加味した調整を行ったそうです。

なので、今回のクロコ型押しレザーは突然ぽっと生まれたわけでなく、様々な研究の果てに実現できた素材だという事です。

当然ながらバッグ用の素材という前提で開発がされておりますので、見た目の良さだけでなく強度や機能性、そして使い込む事によって増してくる経年変化の豊かさ等に関しても素晴らしい仕上がりの素材となっております。

今回のクロコ型押しレザートートは2種類のデザイン

クロコ 型押し レザー トートバッグ サイズ 薄マチ 小型 メンズ

今回のトートバッグは2種類デザインがございまして、まずは先ほどもご紹介致しました、生嶋さんのインスタで反響があった三連ボタントートの復刻モデルですね。

大まかな構造としては、いわゆる「L.L.Bean系統」の設計になっていて、それを独自のアレンジでレザーバッグらしい風格のあるシルエットに調整したようなモデルとなっております。

レザーバッグではありますが、薄マチという事もあって気軽に持ち出しやすい、少しカジュアルな印象もあるような仕上がりとなっております。

レザーバッグというと少し大げさな印象になってしまう場合があり、特にクロコ型押しレザーを使用している場合はより顕著だと思いますが、それが上手く緩和されており、何にでも合わせやすいフレンドリーな雰囲気で使い易そうですね。

ワニ革 型押し 本革 素材感 高級感 リアル リアリティ

ハンドル部分は型押しがされていない同素材が使用されております。

この型押し有りと無しの素材を組み合わせる事によって、バッグ全体の立体感やコントラストが上手く調整されているように感じますね。

クロコ トートバッグ ハンドル 交換 し易い 設計 丈夫 耐久性

取っ手の部分はこのように革を折って縫製する事で両銀面となっており、革製品としての美しさを感じるポイントとなっております。

折り返す事で側面のコバ処理が片方だけとなり、傷みやすい外側面は完全に銀面になっていて、強度が高い設計になっている所もポイントです。

それでも痛みが進行してしまった場合は、ハンドルの手に触れる部分だけが別パーツになっている構造なので、ハンドル交換も行いやすい設計となっております。

トートバッグ クロコダイル 金型押し ボタン 開閉 ワンプッシュ 金具

当バッグの特徴であるスナップボタンです。これは開け閉めをする度に留めても良いですが、恐らく基本的には開けっ放しか、もしくは中央一カ所だけ留めるような使い方が多くなるかなと思いますね。

動画の方で実演していますが、ファスナータイプよりも気軽に中身を出し入れし易く、ボタンに関しても開閉にストレスを感じるような事はほとんど無さそうな印象でした。

車等でバッグが倒れる可能性がある場合には3カ所留めれば、サイズにもよりますが中の物が散乱するといった事態も防げるかと思います。

あと、この開閉部分に関して「ファスナーが良かった」というお声を頂く事があるのですが、ファスナーにしてしまうとどうしてもビジュアル的な美しさが色々な意味で犠牲になってしまうんですよね。

単純にファスナーそのものの見た目自体もそうですが、ファスナーだと端から端までキチっと固定されてしまう分、どうしても革全体のドレープ感が薄まってしまい、革製品としての美しさが半減してしまうんですよね。

特にこの革はドレープ感が美しさの決め手なので、ボタン式が採用されたのだと思います。

革製品の美しさを追求していくと、いかに余計なパーツを使わずにシンプルな構造に出来るかという所がポイントになってくるんですよね。

ボーデッサン製品全体に言える事ですが、必要以上に機能性は追わず、何よりビジュアルの美しさを重視して設計企画されているように思います。

トートバッグ 内装 シンプル クロコ ワニ革 型押し クロコダイル

内装はこのように2連のオープンポケットがあります。

ここに携帯と財布を入れるなんていう使い方が標準かなと思います。

クロコダイル ワニ革 トートバッグ 内装 ポケット ファスナー

反対側はファスナー付きポケットです。

キーケースや名刺入れなど細かな手荷物はこちらで管理するのが良いですね。

あとは別途バッグインバッグ等で荷物を整理すると良いと思います。

最近は安価で様々なバッグインバッグが揃っているので、それぞれのライフスタイルに合わせ必要に応じてそういったアイテムもご検討頂けると良いと思います。

アマゾン等で「バッグインバッグ」と検索頂くか、100均にも侮れないような製品が色々あると思いますよ。

当店別注!ボーデッサン定番トートをクロコ型押しレザーで素材替えモデル

クロコダイル 型押し 形 綺麗 ふっくら 質感 良い トートバッグ メンズ レディース ユニセックス

こちらが2種類目ですが、実はこちらは当店の別注モデルとなります。

先ほどの三連ボタントートバッグ完成と同時に、メーカー担当者が「こんなのどうでしょう?」と当店の為にサンプルを用意して下さって、間違いない仕上がりなので即決で別注する事にしました。

この型はボーデッサン現行品の中で最も定番と呼べるロングセラー型番でして、ボーデッサン製品らしさがあらゆる所に感じられる名作です。

いわゆる英国式のクラシカルなバッグには無いリラックス感があり、それでいてルーズになり過ぎない風格も備えており、フォーマルにもカジュアルにも使い易い絶妙な仕上がりとなっております。

本当にオシャレだなぁ~と毎回この製品の実物を見る度に思いますね。

バッファローカーフ トートバッグ 日本製 水牛革 質感 繊細 高級感 味わい メンズ

この型は当店で過去にも素材替えで別注させて頂いて、それが上記写真のバッファローカーフモデルですね。

このバッグは当店の売り上げ1位を何度も獲得しているくらい人気なので、クロコ型押しレザーの素材替えモデルはメーカー担当者も間違い無いだろうと自信を持ってご提案頂きました。

はい、仰る通り間違い無いと思います(笑)

メーカーとも付き合いが長いので、私達の趣味をしっかり把握してくれていて有難い限りです。

メンズ トートバッグ 高級 レザー 日本製 クロコ 型押し ワニ革 クロコダイル バッグ かばん

さてクロコの方に戻りますが、先ほどの三連ボタンモデルと比べると、ややマチがあってふっくらとしたシルエットが特徴です。

新品時の写真を見ると「大きいかも?」と思われるかもしれませんが、これは使い込む事で徐々にバッグ全体が良い感じに潰れてくるので、きっとその心配はご無用かと思います。

いわゆる標準的なデイリーサイズのトートバッグだと思って頂ければ間違いありません。

この手のふっくら系革製品全体に言える事ですが、こういうバッグは潰れてきてからが本領発揮ですよね。

革の風合いに関する経年変化だけでなく、形の経年変化も楽しみながらご使用頂ければと思います。

尚、内容量に関してはこちらの方がやや大きいと思うので、先ほどの三連ボタンモデルだと薄過ぎて荷物が入りきるか心配な方は、こちらを検討してみても良いかと思います。

荷物の収納に関しては動画の方で実演しておりますので、是非そちらもチェックしてみて下さい。

ワニ革 トートバッグ 国産 ハンドル 耐久性 デザイン オリジナル 個性的

ハンドルの素材、これは先程と違って全く別のフルタンニン鞣し革です。

同じ型の過去品番に使用されている革と同じハンドルですね。

見ての通り特殊な構造ですので、変に素材を変えない方が良いというのは私も同じ判断です。

それにこのハンドルは過去品番で品質が十分検証されているので安心感もあります。

フルタンニン鞣し革というのは、特にヨーロッパで生産されている革は色移り等が起こりやすいんですよね。

植物由来の成分だけで加工しているので、どうしても安定させるのが難しいんです。

三連ボタン式の方で使用している革も、ボーデッサンと長く付き合いがあるタンナーで開発がされておりますし、かつてボーデッサンが企画した革で色移り等のトラブルが起こった実績は当店では無いので大きな問題は無いかと思いますが、たくさん実売を経ているこちらのハンドルの方が安心感は上かなと思います。

それでも革製品ですので色移りする可能性はございますのでご注意下さい。但し、少なくとも数あるフルタンニン鞣し革の中では非常に色落ち耐久性は高い素材だと思います。

ダブルハンドル 個性派 バッグ トート かばん 取っ手 丈夫 頑丈 耐久性

このハンドルの特徴は、2枚の革をあえて縫製せず、根元をボタンで留める事で両銀面にしている所ですね。

ハンドルのステッチが無いので見た目的な美しさがある事に加え、革を重ね合わせる際のコバ処理も無いので強度的なメリットがあります。

パーツ毎のコバの磨き上げは行われているので、切りっぱなしレザーパーツのような嫌な粗さは無く、高級品として相応しい洗練された雰囲気を感じて頂けると思います。

個性的過ぎる印象になってしまいそうな設計ですが、ボディ本体のシルエットと見事に調和しており、これが長年名作と呼ばれているポイントの1つですね。

トートバッグ マグネット ボタン クロコダイル 型押し 本革 かばん

開閉部はマグネットボタン付きベルトとなっております。

マグネットボタンはスマホ等の電子機器等に影響を与える場合があるので嫌う方もおりますが、こちらはバッグ内側ではなく外面に配置されている上、金属パーツの凹凸にプラス磁力で固定しており、磁力自体はそこまで強くないので何か悪影響を起こす心配はほぼ無いと思います。少なくとも過去に問題になった実績はありません。

これも先ほどの三連ボタン式の時と同様に、あえてファスナーは採用していない設計となります。

ボタンを留めても革全体が自由に動くので、革の自然なドレープが存分に感じられる設計となっております。

トートバッグ 底鋲 地面 置く 金具 耐久性 寿命 伸びる バッグ メンズ レディース

こちらは底鋲がありますので、地面に置く時は鋲で着地するように心掛けると、底角を傷めずに使用可能です。

自立力に関しては、新品時はある程度自立しますが、使い込む事でバッグ全体が潰れてきて、革も柔らかくなってきたらピシっと立つ事は難しいですね。

とは言え、上手く物を入れればクニャっとそれとなく地面に置ける感じになると思います。

私は個人的にこのバッグの普通の牛革モデルを使用しておりますが、まさにそのような変化をしております。

ノートパソコンなど背が高くて重い物を入れてしまうと自立は難しいので、その点はご理解頂ければ幸いです。

トートバッグ 内装 日本製 クロコダイル 型押し レザー バッグ メンズ

内装は先程のバッグとほぼ同じで、二連のオープンポケットとファスナーポケットという設計です。

但しマチがあるのに加えて構造的に収納力はこちらのが少し勝りますね。

ベルトボタン式なのでバッグの高さをフルで収納に使えるので、見た目以上に収納力があるバッグだと思います。

カラーバリエーションの紹介

今回のトートバッグは、どちらの方もブラックとブラウンの2色展開となっております。

ブラッククロコ 型押し トートバッグ 黒 クロコダイル 鞄 メンズ レディース

まずブラックに関してですが、やはり間違い無いカラーですね。迷ったら基本的にブラックがオススメかなと思います。

今回のクロコ型押しレザーに関して、ブラックは本当に一瞬本物のクロコと見紛うような完成度の高さがありますね。

けど、艶感等を見ると落ち着いた印象でコーデに馴染みやすく、「ああ、これ牛革の型押しか!」と気づくような質感です。

ブラックのレザートートというと地味な印象があるかもしれませんが、こちらは全然そんな事なく、高級感をバッグ全体から感じるような迫力があります。

本当に素晴らしい出来だと改めて感じますね。

ダークブラウン ワニ革 トートバッグ 茶色 ブラウン 型押し クロコダイル メンズ バッグ

対してブラウンに関してですが、これ実は大きな特徴がございまして、型押しした所を黒系の染料で更に染めているんです。

なので、ブラウンの所とキリっと明暗が分かれていて、エッジの効いた仕上がりになっているんですよね。

実はブラックにも全く同じ加工がされているのですが、同色の為に効果が柔らかい印象になっております。

そういった加工がされているので、ある意味でブラウンの方は本クロコっぽくなく、一見してクロコ型押しだなと分かる様な素材感となっております。

ただそれが絶妙に良い塩梅なんですよね。

エッジが効いている分、コーディネートに合わせた時も表情がキリっとしていて、コーデ全体を締めてくれる効果があります。

クロコダイル ブラウン トートバッグ コーディネート ファッション メンズ おしゃれ カバン

上記コーディネート画像のように、馴染みながらも存在感と華があって、特別なバッグを持ち歩いているのが一目で感じられるようなインパクトがありますね。

モダンで前衛的な印象がありながらも、素材自体は古き良きフルタンニン鞣し革の味わいが印象の全体像を作っているので、どこかアンティーク感やビンテージ感もあって、何にでも合い、いつでも活躍する万能トートといった印象です。

とは言え、洋服の色によって使い難いケースがあるのは有色バッグの宿命なので、本当にどんな時も必ず使えるバッグを求めている方はブラックが無難ですね。

パッと華やかなコーディネートを楽しみたいという方には、是非ブラウンにチャレンジして欲しいなと思います。

2種類のトートバッグ、どちらがオススメ?

恐らく今後何度もご質問頂くだろう内容ですが、この2つのトートバッグ、どちらがオススメかという話ですね。

うーん、、難しい!!

収納力に関しては定番型の方が上ですが、基本的にはデザインの好みで選ばれる事になりますね。

ボーデッサンというブランドを全力で楽しみたい方は、ベルトボタンの定番トートがオススメですね。

ブランドの集大成と言うに相応しい設計が随所に散りばめられたベストセラー型なので、手に入れた時の満足度が高いんじゃないかなと思います。

対して、日常的に持ち歩きやすくて無難にコーディネートに馴染むのは三連ボタントートかなと思います。

比較的スタンダードな設計である事に加えて薄マチなので、特にブラックなんかはクロコ型押しとは思えないくらい、様々なコーディネートとの馴染みが良いと思います。

私個人的には、やっぱりベルトボタンの定番トートがオススメですかね。

ボーデッサンというブランド自体、日本のバッグブランドの中では異色だと思います。

大半のブランドが英国製品の模造に近いような設計を採用しているのに対して、ボーデッサンは40年以上我が道を貫いて製品企画をしてきたので、バッグ全体の雰囲気が他社製品と全然違うんですよね。

一見スタンダードのような印象でありながら溢れんばかりの個性があって、特別な製品を手にしたという満足度を存分に感じて頂けると思います。

だからこそ、そんな我が道の最先端モデルであるベルトボタントートは、「ああ、これがボーデッサンの製品か、、すごいな!」と思って頂きやすいんじゃないかなと思うんですよね。

但し、シルエット的にそれなりにクセはあるので、特にビジネスシーンなどで無難に使える事を重視するなら、三連ボタンの方が良いかなと思います。

まあ、三連ボタンに関しても珍しい設計なのでクセはありますがね(笑)

商品ページにていくつかモデル(当店社長)のコーディネート写真を掲載しておりますので、それをじっくり見ながら自身で使用した際のイメージをして頂けると結論が出しやすいんじゃないかなと思います。

その他、何か気になる事がございましたら是非お気軽にご相談下さいね。

他の別素材モデルと、どちらがオススメ?

今回の新作は過去の型の素材替えなので、それら過去作との比較に関してもご紹介させて頂きます。

▼ボーデッサン(BEAU DESSIN) レザー トートバッグ ブラウン(bde0001b01)
トートバッグ ブラウン レザー 本革 メンズ 鞄 茶 カバン 味わい レディース ユニセックス

まずはこちらの元祖モデルですね。私が知る限り、この型はこの素材から始まったはずです。

ウォッシュガーメントという、原皮の個性を出来る限り残して加工された牛革素材が使用されております。

印象としては、レザーバッグとして混じりっ気無しのスタンダードといった感じで、TEHレザーバッグという製品を探されている方はこちらがオススメですね。

特にブラックは新品時はマットな印象がありますが、使い込んだり磨いたりする事でどんどん艶が出てくる素材です。

経年変化に関しては最も顕著に感じられる革だと思うので、伝統的な革製品を大事に使い込んでいきたいという方にオススメです。

▼ボーデッサン(BEAU DESSIN) バッファローカーフ トートバッグ ブラウン(bde0041b01)
トートバッグ ダークブラウン おしゃれ カラー 本革 経年変化 エイジング 豊か 日本製

こちらはバッファローカーフ(仔水牛革)を使用したモデルです。オイル仕上げがされているので新品時から艶と色気がある事がポイントです。

カーフ(仔牛革)なので素材がとても繊細でキメ細かく、それでいて水牛なのでシボが深く味わい深さもあり、素材の魅力を強く感じて頂けるバッグですね。

艶があるのでビジネスシーンでも使い易く、高級感をコーディネートに加えたい方にオススメです。

ウォッシュガーメントほど顕著ではありませんが、使い込む事でより艶感が増してくる経年変化が特徴です。

オイル仕上げなので水等に対する変化も少なく、フルタンニン鞣し革でありながらとても使い易い所もポイントです。

▼ボーデッサン(BEAU DESSIN) フルタンニン鞣し シュリンクレザー トートバッグ ブラック(bde0057a01)
ビジネス トートバッグ 高級感 清潔感 おしゃれ フォーマル スーツ オフィスカジュアル メンズ バッグ

三連トートに関してはシュリンクレザーモデルがございます。

この手の革は大半がクロム鞣しですが、こちらはフルタンニン鞣しとなっており、新品時の清潔感がありながら豊かな経年変化も楽しめる素材となっております。

とは言え、シュリンク型押しがされている分、経年変化は最も緩やかな素材だと思います。

ビジネスシーンで最も使い易いのはこちらの素材だと思います。

▼ボーデッサン(BEAU DESSIN) クロコアンティーク レザー トートバッグ ブラック(bde0062a01)
クロコ トートバッグ ビジネス フォーマル スーツ 使って良い 持てる 型押し ワニ革 本革 バッグ

そして、本日ご紹介させて頂きましたクロコ型押しモデルですね。

立ち位置としては、バッファローカーフより更に色気と高級感を追求したようなモデルだと思います。

革の味わい深さがあるのでコーデには馴染みやすいですが、繊細な型押しによって抜群の華やかさがあり、ドーンとオシャレなコーディネートでキメたいという方に大変お勧めです。

その反面、華がある分「少しでも生意気な雰囲気を出すと問題があるシーン」では使い難さがありますね。

銀行など固い印象が必須の仕事をされている方などは、先ほどのようなシュリンクレザー等の方が無難である事は間違いありません。

そういった縛りが無ければ多くの方にお使い頂けると思います。

ジャケパン系統のコーデであれば抜群に合わせやすいので、職場のファッションリーダーになれそうなくらい、本当にオシャレなバッグだと思います。

普段着のキレイ目コーデにも大変合わせやすいので、カジュアルに使えて高級感のあるバッグを探されている方にも大変お勧めですね。

他にもアメカジ系統のファッションにも合わせやすい場合が多々あると思います。高級感はありますがフォーマルに振り切ったようなバッグではありませんので、カジュアルなファッションにも非常に馴染みやすいです。

高級ブランド製品にもクロコ型押しレザーを使用したモデルが結構ありますが、ここまで高級感が感じられる製品は中々見つからないと思いますよ。

その他詳細は動画でご紹介しております

ボーデッサン クロコ 型押し トートバッグ 動画 映像 youtube

ここまで色々とご紹介して参りましたが、その他詳細は以下の動画で映像を用いてご紹介しております。

特に荷物を入れた感じやコーディネートに合わせた感じなどは、テキストより動画の方がイメージして頂きやすいと思いますので、是非こちらもチェックしてみて下さい。

ボーデッサンクロコトート、動画はこちら

以上、新作のクロコ型押しトートバッグのご紹介でした

東京ヒマワリスタッフ猪野

本日のブログも長文になってしまいましたが、これにて一通りご紹介したかった事はお話出来たかなと思います。

途中でも少しお話しましたが、動画の方ではまた少し違った視点で商品をご紹介しておりますので、興味がある方は是非そちらもチェックして頂ければ幸いでございます。

私達は様々な展示会の他、高級ブランド製品等も定期的にチェックしておりますが、ここまで本気の製品というのは中々お目にかかれない、そのくらい素晴らしいクオリティーのトートバッグだと思います。

最近は革製品は売れないと言われており、だからこそ各社とも無難な製品が多く並んでいる印象です。

そんな中、こんなにもスペック的に振り切ってガツンと来る新作が上がってきたのは大変喜ばしい事です。

特にクロコ型押し系は中々品質に満足出来るバッグが無かったので、ついに「コレだ!!」と思える製品が完成したなと嬉しく思っております。

イタリア製レザー素材は突然廃番になってしまう事が珍しくありませんが、今回は国産という事で本モデルは末永く販売できる見通しとなっております。

多分この商品が当店の売り上げ1位の座につくのも時間の問題なんじゃないかなと思いますね。

その他、気になる事がございましたら何でもお気軽にご相談頂ければと思いますので、是非ご検討宜しくお願いいたします。

以上、おしまい!

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