高級ブランドのネクタイにも採用されている、京都の生地メーカーが手掛けたシルクを使用しており、独特の色気を纏った鮮やかな発色が魅力です。
シルクはデリケートな生地ですが、表面をPU加工している為に汚れ等にも強く、ラフに使いまわす事が可能です。
数々のドメスティックブランドに関わるバッグデザイナー「田山博章」監修の下に作られており、ネクタイメーカーではありますが本格的な仕上がりのバッグになっております。
ネクタイ同様、コーディネートを華やかにするワンポイントとして活躍してくれるファッションアイテムです。やや小ぶりなサイズ感も使い勝手が良く、お出かけ用のトートバッグをお探しの方にお勧めですよ。
チェック柄のバッグと言えばウール生地を使用した製品が多いですが、ちょっとカジュアルな印象になりすぎてしまって、大人っぽくキメたい時はいまいちかもしれません。
シルク生地は同じチェック柄でありながらも、艶や光沢がある為、非常に大人っぽく洗練された雰囲気を纏っており、シックなジャケット等と合わせても、ビシッと大人の色気を演出してくれます。
一見派手目な柄ですが、しっかりと品があり、この辺りのセンスが「さすが老舗の高級ネクタイメーカーだな!」と感じさせますね。
また意外なのが、エイジング(経年変化)も非常に良い生地なんですよね。バッグデザイナーの田山さんが2年程使用したエイジングサンプルを見せてもらったのですが、例えるならクロコ革のようにペッタリと味のある雰囲気になっていました。
ネクタイにしたら1本何万円という高級シルクを使用している上、特殊なPU加工も手間がかかり、素材としては非常に高価なのですが、汚れやシワに強く、エイジングも豊かで、おまけに非常に軽いという、バッグの素材としては三拍子揃った生地だと思います。