最終更新日:2020年10月30日

I MEDICI(イ メディチ)|野性的で色気に満ちたイタリアのバッグ専門ブランド

I MEDICI(イ メディチ)は、1952年から営業を続けるイタリア、フィレンツェの小さな革工房が立ち上げた、レザーバッグ専門ブランドです。

100%植物由来の成分だけで加工をしたフルタンニン鞣しのイタリアンレザーを使用し、全てイタリアの工房でハンドメイドにて生産がされております。

非常に味わい深い革の素材感が特徴で、使い込む程に豊かな経年変化をお楽しみ頂けます。

有名なスーパーブランドとは一味違う、イタリアの伝統的な革鞄のムードがお好きな方に、大変お勧めなブランドです。

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どうも、東ヒマのメガネっ子担当、猪野です。

当店では珍しく、イタリアのブランドを仕入れて参りました。品質とコスパを重要視すると、どうしても日本のブランドばかりにセレクトが偏ってしまうのですが、実は中にはあるんですよね、こういった穴場ブランドが。

という事で本日ご紹介させて頂くのは、イタリアで70年近い歴史がある小さな革工房が手掛けた「I MEDICI(イ メディチ)」というレザーバッグ専門ブランドです。

こちらのブランドを経営する工房は1952年から営業しているのですが、「I MEDICI(イ メディチ)」というブランド名が確立したのは1999年だそうです。

つまり、普段は他ブランドの受託製造などをメインの仕事としつつ、その合間で自分達で製品を企画したファクトリーブランドなので、商社など仲介業者に支払うマージンや広告料などが無い為、本格的なイタリア製レザーバッグなのに、物凄くコストパフォーマンスが良いのです!!

その辺りも踏まえて、詳しくブランド紹介をしていこうと思います。

I MEDICI(イ メディチ)の革素材と魅力について

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I MEDICI(イ メディチ)の魅力は、何と言ってもこの革素材です。

イタリアのタンナーが手掛けた生粋のイタリアンレザー、しかも化学薬品を使用せず、100%植物由来の成分だけで加工がされた伝統的なフルタンニン鞣しの本革を使用しております。

一般的に市場で見かける事の多い、化学薬品で加工がされたクロム鞣し革と比べて、非常に繊細な革の表情や肌触りをお楽しみ頂けます。

また、クロム鞣し革は使い込む程に劣化してしまう場合が多いですが、フルタンニン鞣し革は、使い込む程に風格と味わいが増して参ります。

そんな上質なイタリアンレザーを使用し、イタリアで歴史のある工房でハンドメイドで生産されたのがI MEDICI(イ メディチ)のバッグという事です。

小綺麗な高級ブランドとも、機能的な日本製品ともまた違う、もっと野性的で色気があるイタリア製レザーバッグの魅力を存分に感じて頂けると思います。

イタリア製バッグでは珍しい、原価ベースで値付けがされたブランド

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I MEDICI(イ メディチ) レザー ボディバッグ ラージ ブラック 20,350円(税込)

この手の伝統的なヨーロッパのレザーバッグというのは、少しずつ趣向を変えた様々なブランドがございますが、I MEDICI(イ メディチ)と比較して同等なスペックでありながら、倍くらい価格感が高いブランドもたくさんございます。

特に、様々なセレクトショップに並んだりした有名ブランドですと、ブランド税が販売価格にガッツリと乗ってくるので、消費者は品質とは関係の無い広告費等のコストを支払う事となります。

一方、I MEDICI(イ メディチ)はと言うと、ボディバッグなど小型のレザーバッグで税込み2万円アンダー、ショルダーバッグで税込み3万円アンダーとなっており、何となく、日本製のレザーバッグと価格帯が似ているなぁと思いませんか?

つまりこれは、日本製のバッグと同じように、原価ベースでの値付けを行っているという事なのです。

アンカーポイントが高い、イタリアのバッグブランド

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I MEDICI(イ メディチ) レザー ミニ ショルダーバッグ ブラウン 14,300円(税込)

「イタリアのバッグブランドなら、まあザックリ5~10万円くらいは覚悟かな?」と考える人が多いと思いますが、だからこそ日本では5~10万円くらいのイタリア製バッグが売れるのです。

こういう世間の相場感を「アンカーポイント」と言うらしいですが、商売というのは、どれだけこのアンカーポイントを高く設定出来るかが勝負の分かれ目なんですね。

身の回りで言えば、居酒屋で飲むお酒なんかは、アンカーポイントが滅茶苦茶高いですよね!例えば一杯300円のウーロンハイとか、原価感が分かっていても何か安いような気がしますよね。

ちなみに、ウーロンハイの原価は20~30円らしいので、300円で販売しても9割近く粗利がとれるんですね。だから街には居酒屋が溢れるほど存在するという事です。

逆に、スーパーで一本300円の大根を見たら、何か割高な気がしますよね?

確かに一般的に大根の値段と言えば150円前後かと思いますが、大根一本300円って、本当にそんなに高いのでしょうか?

調べてみたら、大根農家の平均年収は100~200万円だそうです、、!仮に大根農家が同じ仕事量で平均的なサラリーマンと同等に稼ごうと思ったら、もっともっと末端価格を上げないと達成出来ないという事ですね。

段々話が逸れてきましたが、何を言いたいのかというと、ヨーロッパのバッグブランドというのは、特に日本人からすると、非常~~にアンカーポイントが高い商材なのです!

安いと逆に売れないイタリア製バッグの話

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例えばウーロンハイが一杯400円というのが世間のアンカーポイントだとしたら、一杯300円は安いと感じるわけです。

では、一杯150円だったらどう思うでしょか?「安い!最高!言う事無し!」と、素直に思えますか?

正直、安いよりも「これ、、品質大丈夫なんか、、?」と思いませんか?

つまり、商売と言うのは、安易にアンカーポイントを大きく下回る値付けをしても、反射的に品質を疑われてしまうのです。

なので、例えば高品質なイタリア製トートバッグのアンカーポイントを8万円とした場合、5~6万円くらいなら「お買い得!」と思えるかもしれませんが、3~4万円まで価格を落としてしまうと品質を疑われてしまう場合があるという事です。

つまり何が言いたいのかと言うと、I MEDICI(イ メディチ)のように原価ベースで値付けをしているヨーロッパのバッグブランドは、品質が良い場合であっても日本ではいまいち人気が出ないのです!

だからこそ、原価とは別に広告費をガッツリと割いて、雑誌に掲載したり、化粧箱を豪華にしたりしてブランドイメージを上げて、本来の原価から換算される売値よりも、ワンマーク・ツーマーク上の値段をつけて販売棚に並べる、というのが、イタリアブランドのベーシックな扱い方なんですね。

一般消費者からすると、何となくイタリア製は色々手間暇が日本製よりも掛かっているんだろうなー、だから高いんだろうなー、と思われがちですが、カバン屋の私達からすれば、実際に製品を見て裁断縫製の工数と素材の仕入れ値などを想像すれば、大体の原価が見えてくるわけです。

品質とコストのバランスを見た場合、I MEDICI(イ メディチ)のバッグは、生産元の工房が企画したファクトリーブランド(中間マージンがとられない)である事を考慮しても、適正価格か、それよりちょっと良心的な値段設定となっており、非常に買い目なブランドだと思います。

なので、ただ単に高品質で伝統的なイタリア製のレザーバッグを手に入れたい人にとって、I MEDICI(イ メディチ)のバッグはベストバイなのです!

I MEDICI(イ メディチ)のバッグに使用される革の匂いについて

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I MEDICI(イ メディチ) レザー ミニ ショルダーバッグ レッド 14,300円(税込)

I MEDICI(イ メディチ)の製品を選ぼうとされている方に注意があります。それは、革の匂いです。

I MEDICI(イ メディチ)のバッグは、日本の企業が管理するイタリア製品と違い、現地の工房が企画している製品を輸入しているだけなので、色々と日本向けには開発されていません。

その大きな特徴として、革に結構な匂いがあるのです。生産からある程度時間が経った個体を手にした場合はそこまで問題に感じないと思うのですが、仮に生産直後にすぐ手元に届いた場合、1~2ヵ月くらいは匂いが残る場合があると思います。

丁度当店の出品が遅い事が功を奏して検証出来たのですが、今回私達がI MEDICI(イ メディチ)を仕入れて手元に届いたのが約半年くらい前だったのですが、これがまさに生産直後の個体でして、結構な匂いがありました。

しかし、1~2ヵ月くらい放置すると自然と匂いが抜けていき、現状ではほとんど気にならないレベルに落ち着きました。(個人的には、ほのかに良い香りと感じる程です)

しかし嗅覚の感度は人によってかなり異なりますので、特に匂いに敏感な人ですと、1~2ヵ月経過したものであっても気になり続けるかもしれません。

I MEDICI(イ メディチ)は特別に、仕入れ直後にすぐ販売するのではなく、私達が「匂いが抜けた」と判断した段階で納品とする予定ですが、それでも到着後に匂いが気になってしまったという方は、無理せずお気軽に当店まで返品申請を行って頂ければと思います。

当店では未使用品に限り、往復送料も込みで500円ポッキリで返品を受け付けしておりますが、当ブランドに限り、匂いによる返品は無料で返品受付させて頂きます。

I MEDICI(イ メディチ)のバッグに使用される革のシミ等について

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I MEDICI(イ メディチ)の注意点その2ですが、革にうっすらとシミ等がある場合がございます。

まあ、こういった事は全ての本革製品に言える事であり、特にフルタンニン鞣し革だと特に顕著な現象なのですが、生粋のイタリア製バッグであるI MEDICI(イ メディチ)の製品は、特に顕著だと思います。

ちなみに僕の場合は全く気になりません。むしろ、味があって良いねぇとしか感じない症状です。

しかし、仕方の無い事ですが、やっぱり気になる人は気になるんですよね。特に日本人は世界的に見ても、物凄く気にする人種なのだと思います。

日本企画のレザーバッグというのは、こういった日本人の気質を物凄く考慮して企画がされております。本革なのにほとんど匂いがせず、色むらも少なく、個体差も少なく、出来る限り綺麗にきっちり間違いが無いように製品が生産されるのです。

だからこそ日本製品は品質が良いと言われるのですが、その反面、レザーバッグ本来の魅力や色気までもが大幅にカットされてしまう場合があるのです。

なので、日本企画のイタリア製バッグの中には、確かに「MADE IN ITALY」と刻印はされているものの、イタリアンレザー本来の良さ味がほとんど消えてしまっているような製品も珍しくありません。

けれど、本来のイタリア製バッグというのは、I MEDICI(イ メディチ)のように、もっと野性的で色気に満ちた、味わい深い製品だと思うんですよね。

日本向けに加工されたものではなく、現地の空気感までも感じられるようなイタリア製バッグが欲しいという方にこそ、I MEDICI(イ メディチ)は選んで頂きたいブランドです。

I MEDICI(イ メディチ)は、本革製バッグの魅力がたっぷり詰まっています

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何だか色々と注意文が多くなり、玄人向けブランドのようなイメージを抱かれた方も居るかと思いますが、個人的には、むしろ本革バッグ初挑戦の方にこそ持って頂きたいブランドだと思っています!

なぜなら、「おお!これが本革製品かぁ!すごいなぁ!」という魅力が存分に詰まっているからです。

逆に、あまりにも管理が行き届き過ぎた革製品ですと、「なんだか、ゴム?みたい」というような感想になってしまい、せっかくの素晴らしい機会が台無しになってしまう可能性があると思います。

また、これだけ本格的なイタリア製バッグにも関わらず、値段も素晴らしくお手頃な価格となっております!その辺りも含め、本当に間違い無いセレクトだと思います!

本革バッグを身に着ける喜びを存分に堪能したいという方に大変お勧めのブランドですので、是非ご検討頂ければ幸いです。

以上、おしまい!I MEDICI(イ メディチ)商品一覧ページ

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