一流のデザイナーや職人が手掛けたPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)のバッグは、数ある日本製バッグブランドの中でも頭一つ抜けた品質となっております。ご購入をご検討されている方やブランドの評判を調べられている方は、是非チェックしてみて下さい。
これまでマニアックなブランドばかりセレクトしてきた当店ですが、ここにきて日本バッグブランドの御三家と言えるブランド「PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)」を仕入れて参りました。
当店は40代男性がメインターゲットとなっており、日本で40代男性相手にバッグを売るならPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)はマスト中のマストブランドだと思うのですが、なぜ今まで仕入れをしなかったのかと言うと、有名で嫌だったからです!(本音)
高級百貨店のバッグコーナーには大体並んでいるので、天邪鬼な東京ヒマワリは今まで意図的に避け続けていたのですが、実は知り合いの営業の方が最近ペッレモルビダの担当になった事をきっかけに、ブランドの展示会にご招待頂いたんです。
それで、ラインナップを一通り見てきたのですが、やっぱり、どう考えても良い、、、正直ちょっと悔しかったです、、、
実は、今まで見て見ぬふりをしていただけで品質が良い事は知っていたんですよね。本日はその品質の秘密をご紹介していきます。
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)は、ブランド品の輸入卸業社が手掛けた渾身のプライベートブランド
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)の運営母体は、実はバッグメーカーではなく、ファッション系ブランド品の輸入卸業において、国内ナンバーワンのシェアを誇る日本の企業「ウエニ貿易グループ」です。
詳しくは会社のホームページを検索して頂ければと思いますが、街のファッション市場を賑やかす様々な海外ブランドを幅広く輸入しており、それを日本の各小売店に卸しているんですね。
そんな強力な資本を持った会社が、海外にも通用する超高品質なバッグを日本で作り、それを適正価格で販売したいという想いで着手したプライベートブランドが、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)だという事です。
海外のスーパーブランドのバッグは、デザインも洗練されていて格好いいのですが、はっきり言って原価など無視した超絶ブランド価格が設定されております。
ファッションアイテムというのは得てしてそういうものなので否定はしませんが、そんな業界に一石を投じようと立ち上がったのがウエニ貿易グループ、そしてPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)なのです。
海外のスーパーブランドにも引けをとらない、グローバルスタンダードなデザインが魅力
冒頭でPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)の事を「日本バッグブランドの御三家」と言いましたが、もしかしたらブランドを知っている人の中には「えっ!ペッレモルビダって日本のブランドなの?」と思った人も、少なくないかもしれません。
僕らのように日本のバッグブランドを広く扱っていると余計に感じるのですが、ペッレ モルビダのバッグは、実に日本っぽくないデザインなんです。
日本のバッグと言うのは、良く言えば味がある、悪く言えばちょっと野暮ったい、そんな親しみやすい雰囲気が特徴なのですが、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)のバッグは海外のスーパーブランドと並べても引けをとらない、都会的で洗練された高級感のあるデザインとなっております。
そんなバッグが、高級百貨店のバッグ売り場で、実際に海外のスーパーブランドと肩を並べているわけですから、海外ブランドだと思われる方が多いのも納得です。
一流のデザイナーや職人を集めて形にする、超一流の日本製バッグ
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)が品質が良いのは知っていたと最初に申し上げましたが、それはなぜかと言うと、ペッレモルビダの立ち上げ時にバッグの設計などデザインを担当した方が、僕が良く知っている方だったからなんです。
大人の事情で名前は伏せますが、その方は若くからバッグデザイナーとして活動し、その後、海外のスーパーブランドで修業をし、帰国してからは様々な有名ブランドに関わって仕事をしている、日本でも屈指の敏腕バッグデザイナーなんです。
一度、工房にお邪魔してお話を伺ったことがあるのですが、バッグ作りに対する考え方がとても洗練されており、生み出されたアイデアはどれも斬新で美しく機能的で、とにかく僕は感動しました。
こういった方が日本の物作りの裏側で活躍されているからこそ、皆が「日本製は品質が良い!」と思うんだなと感じました。
というように、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)のバッグに総じて言える事は、運営母体が大きな資本を持った会社なので、他のブランドに比べてメチャクチャお金が掛かっているんです。
一流のデザイナーや職人を集め、超一流の日本製バッグを作ろうというのが、ブランドのコンセプトなんです。
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)の品質の決め手となるものは?
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)の品質が良い理由ですが、高品質な革素材やパーツが使われており、裁断・縫製なども非常に丁寧、というのはもはや当たり前で、企画・生産に関わる全ての人がセンスが良い事が、クオリティーの決め手だなと僕は思っています。
運営母体のウエニ貿易グループは、前述致しました通り世界のあらゆるブランドを取り扱う輸入卸業者です。
なので、社員の皆様全員が世の中のファッションシーン等に対してアンテナが鋭く、そういった社員さん達が集まって企画されるバッグだからこそ、とてもセンスが良い仕上がりになるんだなと思いました。
海外のスーパーブランドのような高級感やラグジュアリー感はあるものの、全体的には素朴で上品な雰囲気にまとまっており、どこか日本らしい、主張し過ぎないハイセンスな出来となっております。
東京ヒマワリは、数人でブランドを切り盛りするような小ぢんまりしたブランドが大好きでして、なぜなら大手ブランドにはない独特の個性が存分に発揮されるからです。
しかし、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)を見て、大きな資本があるからこそ出来る事もあるんだなと思いました。商品の企画管理体制なども非常にしっかりとしており、高品質な日本製バッグをお探しの方に大変お勧めでございます。
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)は高い?安い?
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)の価格に関してですが、標準的な日本のバッグブランドに比べれば少し高めとなっております。
但しポイントは、あくまでも原価ベースでの値付けがされている事です。革素材の仕入れ価格や、裁断や縫製の工賃など、原価が高くなったから販売価格も高くなっているだけで、スーパーブランドのようにブランド料が乗っている為に高いのとは訳が違うという事です。
これはPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)に限らず、多くの日本メーカーに共通して言える事なのですが、日本人はブランド料で稼ぐという事に非常に疎く、ほとんどの値付けが原価ベースなんですよね。原価にそぐわないお金は受け取れないという、大変心優しい国民性だと思います。
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)のバッグと近いスペックの海外スーパーブランド製品を見てみて下さい。恐らく原価はそこまで大差ないはずなのに、平気で倍以上の値が付けられております。
まあ、関税やら何やら色々な理由があるとは思うのですが、それにしてもPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)のバッグは安くは無いにせよ、実に適正価格だと思います。
グローバルスタンダードなデザインのバッグをお探しなら、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)はかなりお勧めです
仕入れる前から本音では分かっていた事ですが、ある程度の予算を割いて、ビジネス用に高品質なバッグを買うなら、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)はかなり間違い無いセレクトだと思います。
予算が青天井で海外のスーパーブランドも視野に入れるなら話は変わってきますが、日本のバッグブランドにターゲットを絞るのであれば、こんなにグローバルなセンスで物作りをしているのは、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)以外には中々無いと思います。
当店ではそんなPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)のバッグの中でも、特に買い目の品番だけを厳選セレクトしておりますので、是非チェックしてみて下さい。
以上、おしまい!PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)商品一覧
PELLE MORBIDAのデザイン面については異論ないのですが、耐久性に問題ありです。
すぐ型崩れしてしまいます。せっかくの高級感がくたびれてしまうことで台無しです。
型崩れまでの期間としては、半年~もって1年程度、、、
型崩れのほか、キズも付きやすく、本当に買うときはいいのですが、買った後は最悪です。
かばん屋ではない私が選ぶバックとしては、CIMABUEという日本発ブランドの方が、耐久性があり、良いです。ただし、デザイン的にはPELLE MORBIDAのが良い、、
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
ペッレモルビダの耐久性に関してですが、選ばれたシリーズにもよりますが、確かに決して高いとは言えないと思います。但し、それが欠陥なのかと言うと、そういう事ではありません。
また、CIMABUEのようなベーシックな国産ブランド基準で作られたバッグの耐久性は、ペッレモルビダの他、海外のスーパーブランド等と見比べても大変耐久性が高いです。当店のラインナップで言うと、ファイブウッズ等がまさに日本製を象徴するような作りだと思います。よって、こういった耐久性の高い国産ブランドを基準としてしまうと、恐らく世界中のブランドの多くが「耐久性に難あり」という評価となってしまうと思います。
では、耐久性の高い国産ブランドだけが正義なのかと言うと、それもまたそうではありません。
なぜ、国産ブランドは耐久性が高いのかと言うと、裁断縫製などの品質もありますが、それよりも大きい要素が「耐久性の高い素材や設計を選択しているから」です。しかし、「耐久性が高い素材や設計=デザイン性が高い」というわけではなく、ある意味でデザインを犠牲にして耐久性を確保している一面があります。
耐久性を重視しようとすると選べる素材や設計が狭まってしまい、一概に悪いというわけではありませんが、どうしても地味目なデザインになってしまったり、どこか見たことがあるようなデザインになってしまいがちです。
逆に、耐久性を無視すればするほど選べる素材や設計に幅がでてきますので、パッと見でお洒落だな、高級感があるな、新しいなという印象のバッグを作りやすくなります。
但し、「デザイン性が悪い=耐久性が高い」や「デザイン性が良い=耐久性が低い」というわけではもちろんありません。上述したような条件を把握しながら、各ブランド毎の企画に合った素材や設計を選定する事が大事です。ここを失敗すると、デザイン性が悪い上に耐久性も低いという結果にもなります。
色々な制約や条件がある中で、出来る限り「デザイン性が良い上に耐久性も高い!」というバッグを作るのが各ブランドの腕の見せ所という事です。
もっと言うと「デザイン性が良い&耐久性が高い&世間から高級ブランドと認識されいてる&コストパフォーマンスが良い」というのが最高かもしれませんが、当然これは言うまでもなく難しいです。
とにかく耐久性が高いバッグを作る場合は、使い込んでも味わいが増すような革を選び、設計もシンプルにするべきですし、世間から高級ブランドと認知されるようなバッグを作るためには、デザイン性はもちろんですが、何より広告費に予算を割くべきです。
こういった視点でペッレモルビダの事を考えると、私の感想ではありますが「ある程度必要な耐久性を維持したまま、海外ブランドにも匹敵するような高いデザイン性を確保し、コストも限界まで抑えている反面、広告費をあまり割いていないので世界的な知名度は高くないかもしれないが、特に日本国内では高級な国産バッグブランドとして一定の層からは厚く支持されているブランド」だと考えています。
なので、使用者のニーズに合うのであれば間違い無く素晴らしいブランドだと思いますが、「長年使い込んでも丈夫で味わいが増してくる頑丈なバッグ」をお探しであれば、やはりベーシックな国産バッグブランド基準の製品をお選び頂いた方が良いと思います。
ペッレモルビダのバッグも、正しく丁寧にご使用頂ければ問題無く長年使って頂けるかと思いますが、いわゆるガシガシと使い込むような形でご使用されますと、ジワジワと悪い意味での劣化が進んでしまうと思います。
耐久性の高い国産バッグを使用していると、ペッレモルビダだけでなく、海外のスーパーブランドの製品なども含め、耐久性に関して「あれ?」と思う事も少なくありません。
私は丈夫な国産ブランドだけでなく、いわゆるスーパーブランドの製品も好きなのでいくつか所持しておりますが、やはり気を抜くと傷だらけになってしまったりするので、丁寧に使うと同時に定期的なメンテナンスもしながら付き合っています。
耐久性が高くないのは事実ですが、それを差し引いても手元に置いておきたいデザイン性の高さがあるので、大切に使用しています。
また、こういった事はバッグに限らず、車などでも共通だと思います。日本人は一般的に「品質=耐久性」と考えている方が多いので、様々な分野で耐久性や安全性が高い製品が作られている傾向にあると思います。しかしその反面、「日本製品はデザインがいまいち」というのも、恐らく多くの方の共通認識なのではないかなと私は考えております。
日本のバッグ業界でも同様の状態となっており、シンプルなデザインのバッグであれば、耐久性や使い勝手も良く素晴らしい出来の製品が多いのですが、世界を舞台にしたようなフィールドにおいて、日本製のバッグはほとんど太刀打ちできないような状態なので、国内のバッグ市場においても海外ブランドに多くのシェアをとられてしまっているのが現状です。
そこで、運営元であるウエニ貿易が、海外ブランドにも負けないようなデザイン性の高いバッグを国内で作ろうというテーマでペッレモルビダを立ち上げました。
ブランドのモチーフにもなっている白い船は、かつて海外の文化を日本国内に持ち込んだ「黒船」の反対という意味で、日本から海外へと広がっていくようなバッグを作りたいというブランドのメッセージが込められています。
長くなってしまいましたが、こういった事情を説明しようとすると多角度でお話をする必要があり、またこちらのコメントは様々な方が観覧可能となっている性質もありますので、出来る限りしっかりとご説明させて頂きました。
最後に余談となりますが、現在ペッレモルビダの新商品を出品予定となっており、こちらは革ではなくナイロンを使用したモデルなのですが、高級感やデザイン性を維持したまま、耐久性や機能性も充実したハイブリッドな仕上がりとなっております。恐らく8月上旬までには出品出来る予定となっておりますので、ご興味がございましたら是非チェックして頂ければ幸いでございます。
GJさんの言う通り、モルビダは価格とデザインのバランスが良く、買いやすいことがメリットで購入しましたが、耐久性に難があり一年程度で型がガタガタになり、残念な気持ちになります。私は二つモルビダのバッグをもっていますが二つとも一年程度で型崩れが酷い状況です。デザインも良いし、立派で素敵なコンセプトがあるので、今後の改善を期待しています。
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
GJ様にご返信させて頂きました内容と同様のご返答となりますが、ペッレモルビダのバッグはシリーズによって大きく差はございますが、少なくとも堅牢なバッグとは言えないと思います。仰る通り、使用方法によっては1年程度で型崩れがしてしまうというケースもあると思います。
しかし、ペッレモルビダのバッグをお買い上げ頂いたお客様全員の個体が、全て1年程度で型崩れをしてしまっているのかというと当然そんな事はございません。仮にそのような状況であれば、悪評がすぐにレビュー等で書き込まれる現代において、このような高価格帯のバッグブランドとして経営を維持する事は大変困難であり、現在のような地位を確立する事は不可能だったと思います。
ペッレモルビダの他スーパーブランドのバッグというのは、一般的に「道具」として認知されているバッグとは扱い方が異なります。端的に言いますと、こういったブランドのバッグというのはアクセサリーやファッションアイテムといった要素を大きく含むのです。
恐らく、こういったトラブルで最も多い意見としては「これだけ高価なバッグであるにも関わらず、数千円のバッグよりも耐久性が低いのはおかしい!」というようなものかと思います。
また、「全く乱暴な扱いはしておらず、普通に荷物を運んだだけなのに形が悪くなってしまった」というような意見も多いかと思います。
これは、分かりやすい例えを挙げますと、数千円の廉価なスニーカーと、数十万円の高級な革靴を比較するようなものなのです。
「数千円の廉価なスニーカーですら数ヵ月ジョギングをしても壊れなかったのに、数十万の高級な革靴は数日ジョギングしたら形が悪くなって傷もついてしまった!」
または、「革靴とは言っても、紛れもなく靴という道具なので、多少走ったりする程度の日常使用には当然耐え得る堅牢度を持ち合わせるべき」というような意見に近いと思います。
このような例えを挙げますと分かりやすいかと思いますが、これは製品に欠陥があるのではなく、用途が異なるため製品を設計するコンセプトも異なるのです。
数千円の廉価なスニーカー程度の耐久性がある、数十万円クラスの美しい高級革靴というのは、理想ではありますが現実には様々な点で矛盾があり中々実現する事が困難なのです。
また別の視点で言うと、特に革製のバッグの場合ですが、数年使ってもまだまだ使えると思っていても、実は既に型崩れ等が起こっている事が多いと思います。
それでもなぜ「まだまだ使える」と感じて頂けるのかと言うと、型崩れをする前提でそのバッグが作られているからです。
ある程度乱暴に扱われる事までを想定して素材や設計を選んでおり、基本的にバッグというのはそういった観点で設計された製品が多いです。
しかし、そういった観点でバッグを設計するとなると、どうしても選べる素材や設計が限られてきてしまい、最終的には既視感のある無難な印象のバッグに仕上がる事が多いのです。
長年使っても「まだまだ使える」と感じて頂けるバッグというのは、特に日本製品には数多く存在しますが、ペッレモルビダのような特別な高級感や美しさを感じるバッグというのは、スーパーブランドを除くと中々見つける事は困難だと思います。
このようにペッレモルビダは、特に日本国内で今まで存在していなかったレベルの、高級感や特別感を最重要視したドレス仕立てをテーマとしたバッグブランドなのです。
そういった製品を作り上げる為に、ある意味で耐久性を犠牲にして、素材や設計が選択されているのです。
長くなってしまい申し訳ございませんが、こういった話題はデリケートな為、不用意にブランドのイメージを下げてしまう事にも繋がりかねませんので、出来る限り分かりやすくご説明させて頂いたつもりです。
どうしても日本ですと「高価=丈夫」というイメージがあり、例えば商品紹介の冒頭で「耐久性はありません」と言ってしまうと、それだけで他の情報も見ずにブランドのイメージを下げてしまう事もあり、中々紹介する事が難しい部分となっております。
こちらのコメント欄はアクセスした全てのお客様が観覧出来る為、私も紹介出来る話題に限度がございますが、個別にメール等でご相談頂けましたら、より詳しいお話も可能でございます。
とは言え、当店のセレクトしている商品は全て、持つべき人が持てばきっとご満足頂けると判断したものだけを厳選しておりますので、当店のラインナップに限り、これは当たりでこれはハズレ、というような事は一切ありません。
重要な事は、購入者のニーズと製品のキャラクターがマッチしているかどうかです。毎日ガシガシ使えるビジネスバッグをお探しという方には、多くのケースでペッレモルビダの製品は紹介しないでしょう。当店のラインナップであれば、ファイブウッズなど堅牢度の高いブランドを紹介すると思います。
また、ペッレモルビダの製品の中にも堅牢度が高いシリーズもございますので、そういった製品を選んでご紹介させて頂くと思います。
こちらに関してはお客様によりますので、ご相談頂けましたら個別にご案内させて頂いております。
以上、何卒ご確認下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
確かにペッレモルビダは耐久性ないですね。私もトート二種使って、両方1年持たず型崩れして残念に思ってました。デザイン優先とはいえ5-6万するから、ちょっと今後買う気はしないですね
節約するといったがアレは嘘だ 様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
他の方へのコメントへご返信した内容と同一となりますが、ペッレモルビダは耐久性が低いというよりも型崩れしてしまうと高級感が欠けてしまうバッグです。
ペッレモルビダの製品に限らず、バッグは少なからず型崩れが起こる可能性がある道具です。それは、丈夫とされている他の国産バッグについても同様です。
それでもなぜ他の国産バッグは耐久性が高いと言われているのかと言うと、型崩れをしても格好がつくような設計だから、長年使用してクタクタになったとしても、むしろそれが味わいと感じられる為に高級感が損なわれ難いのです。
そういう意味で言うと、ペッレモルビダのバッグはある意味で型崩れし難いバッグです。
型崩れする事が前提で企画されたバッグは、ほとんどの製品がどれだけ大切に使用しても型崩れは防ぐ事は出来ませんが、ペッレモルビダのバッグ、とくに固い革を使用し、上述したような「型崩れすると高級感が欠けてしまうバッグ」に関しては、大切に使用すれば長年型崩れせずに使用する事が可能です。
型崩れすると高級感が欠けてしまうバッグであるからこそ、型崩れの耐久性は高めに設計されているのです。
それでも、やはり使い方によっては型崩れは起こってしまいます。だからこそ、ペッレモルビダの他、いわゆる高額なブランド物バッグは丁寧にご使用頂く必要があると思います。
そういった扱いが大変だという方は、やはり型崩れが前提で設計された国産バッグを選ばれるべきだと思います。
もしくは、ペッレモルビダの中でも型崩れを気にしないで使用できるハイドロフォイルシリーズ等を選択されると良いと思います。
ペッレモルビダよりも、ある意味で「丈夫」なバッグはたくさんあると思いますが、少なくとも国産ブランドの中で、ペッレモルビダよりも高級感や上品な雰囲気のあるバッグは他に中々見当たらないと思います。
ファッションの一部としてコーディネートを華やがせるバッグをお探しの方にとって、ペッレモルビダは非常に良い選択だと思います。
安価なスニーカーと高級な革靴の耐久性を比べた場合、基本的にはスニーカーの方が耐久性が高いというような事と似ていると思います。
安価だから壊れやすい、高級だから丈夫、というような考え方ではなく、ご自分のニーズと照らし合わせて、マッチした製品を選ばれると良いと思います。
フラっと百貨店に立ち寄った時に、このペッレモルビダを見かけ、デザインに一目惚れしました。惹かれたものの、お高いんでしょ?と思いきや、良心的な価格で驚きました。
(自分が無知で)ブランド名が聞き慣れないものだったため、評判を見てみようと思い、ネットで検索したところ、こちらの記事に辿り着きました。そして翌日、トートバッグを購入しました。笑
耐久性に関してマイナスなコメントが多いようですが、正直、個人的にはこれから使い込めば使い込むほど良い意味で味が出るんじゃないかな?と思い、楽しみにしております。
普通に使用して、たまにメンテナンスすれば型も崩れないように見受けられますし、よほど乱暴に扱わなければ同価格帯の製品よりも良さそうな気もします。(耐久性を売りにしているバッグにはさすがに敵いませんが、そのような製品と比較することが間違ってると思います)
次回、バッグを買うときは猪野様の他の記事を読み、オススメされているものを購入しようと思います! とても参考になる記事ありがとうございました!!
メジロスイフト様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
ペッレモルビダの耐久性に関してですが、選ばれたシリーズによって大きく変わってくる部分ではございますが、総体的に見れば耐久性が高いとは言えないと思います。
とは言え、コメント頂きました通り丁寧にご使用頂ければ十分長年ご使用頂けますし、味わい深い経年変化をお楽しみ頂く事も可能かと思います。
特に日本製のバッグは海外のブランド製品等と比べても極端に耐久性が高い製品が多く、そういった製品を使い慣れている方ですと不満を感じられる事があるかと思います。
ブログ記事の方でも紹介させて頂きました通り、特に国産バッグに限れば、こんなグローバルなセンスに満ちたデザインをしているブランドはペッレモルビダの他に見当たらないと思います。
デザインを気に入って頂けた上で丁寧にご使用頂ければ非常に満足度の高いバッグかと思います。
当店では他にも様々なバッグをセレクトしておりますので、是非必要な時に当店をご利用頂ければと思います。
今後とも東京ヒマワリを何卒宜しくお願い申し上げます。
デザインは良いのですが、皆さん書かれているように耐久性に難ありです。
手元にある縦型トートはどんどん横に広がり購入時のスタイリッシュな面影は今は昔、ぼってりした楕円形になりました。購入時が結婚前で現在が産後のイメージです。
柔らかいシュリンクレザーの性質上、水や温度でも変形します。
両サイドが凸凹に変形してしまうので補強のしようがなく、雨の日用のどうでも良い鞄になっています。
縦型と横型2種類持っていて大事に扱っていましたがどちらも同じ状態なので、シュリンクレザーの宿命なのでしょうか。
購入される方は、重いものを入れず水と高温に注意してください。
ほんとデザインは良いのですけどね・・・
やっぱ鞄はブライドルレザー 様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
ここまで頂きました他の質問にて同様の返答をしておりますので詳細は割愛させて頂きますが、
耐久性に重きを置いてバッグを選ばれるのであれば、やはり他に選択肢はあったのかと思います。
また、シュリンクレザーが水と温度に弱いと記載がございましたが、
シュリンクレザーに特別そのような特徴があるとは言えないでしょう。
シュリンクレザーだから弱い、スムースレザーの方が強い、という事では無く、
どういった加工がされた革で、どういった設計の鞄なのかによってキャラクターは変わってくるかと思います。
同じ牛革であっても、フルタンニン鞣しなのか、クロム鞣しなのか、混合鞣しなのか、
こういったスペックによって全く性質は異なって参ります。
他の方への返答でも記載させて頂いておりますが、
こいった書き込みを見られた方の中には「ペッレモルビダは全面的に品質が悪い」と印象をもってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、そういった事はございません。
逆に、〇〇のブランドだから品質が良いor悪い、であったり、
どこどこの国で生産されたから品質が良いor悪い、といった類の話も、全て正しいとは言えません。
ペッレモルビダは耐久性が低い傾向にあると私もどなたかのご質問に返答した場面があったかもしれませんが、
同ブランドでもシリーズによって全くその辺りの特徴は変わって参ります。
まず最初に、お客様のニーズがどういった所にあるのか、
そして、選ばれようとしているバッグが、どういった素材で作られており、
どういった内容で生産がされているのかという事を検討して、
初めてご満足頂けるバッグに出会って頂けると考えております。
同じブランド名であっても、企画された方や、実際に生産をする工場が違うという事は多数ございますので、
ブランド名や生産国といった情報は、あくまでも目安に過ぎません。
当店では、そういった商品選びのお手伝いもさせて頂いておりますので、
もしバッグが必要で、どういった製品を選べば良いか分からないといった場合は、
是非お気軽にご相談頂ければと思います。
ペッレモルヒダを愛用して3年目の女性です。バックパックの品の良さに惹かれて購入しました。型崩れについては、それが、逆に味があって使いやすいと感じております。3年目に入り、購入当初よりだいぶ雑に扱っていますが、目立った傷は無いです。そして、未だにペッレモルヒダの品質を超えて欲しくなるバックパックが見つかっていません。最ジッパー部分の引っ掛かりが最近起きるようになりましたが、まだ暫く使えそうですので愛用していきたいと思います。
然后 様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
ペッレモルビダのバックパックをご愛用頂けているという事で、大変嬉しく感じております。
ペッレモルビダは他の国産バッグブランドに比べて価格が高い為、強度に関しても値段に比例して高いと期待される場合もあるかと思いますが、
こちらのブランドはデザインの美しさ等にスペックが振られた製品が多い為、そのイメージ違いによるご不満の声が少なくないのかなと感じております。
使い方等を気をつけて頂ければ、当然バッグとしての機能を十分に果たせる強度はございますが、
特に日本製のバッグは安価な価格帯であっても非常に堅牢である事が多く、
そういったバッグを使い慣れている方ほど、ギャップを感じられてしまう可能性が高いのかなと思います。
日本製品はバッグに限らず、極限まで強度を高める事に注力した製品が多いと思うのですが、
その反面、デザイン的には物足らない出来になってしまう事も少なくないと感じております。
ペッレモルビダは、そういった日本製バッグの在り方を根底から覆し、
海外のスーパーブランド等と同じ土俵で勝負出来るバッグを目指して企画された製品が多いと思います。
ニーズがマッチするのであれば素晴らしいバッグでございますので、
今後も大切にご使用頂ければ幸いでございます。
このブランドについては、知りませんでした。
めちゃく、ちゃかっこいいですね。
コメント読んでいて、日本の方は価格が高い=品質が高い=耐久性も高い。と、勘違いされてる方が多いなと感じました。
デザインを重視するのであれば、耐久性は犠牲になるのはある意味、必然だと思っています。
個人的には耐久性よりデザイン命なので、今度買ってみたいです。
追伸
日本人はもっとデザインにお金を払うと言うことを学ぶべきだと思います。
優れたデザインのバッグは工芸品であり、芸術品です。
高級ワイン、最高峰の日本酒、そういったものが繊細なのと同じで、実際は高ければ高いほど繊細なものとして扱うべきだと思います。
※中にはハイブランドで高くても、子育て中の方向けのコンセプトで、耐久性を追求した製品もありますが…。
とんぷぅ 様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
日本のバッグブランドは耐久性に重きを置いている所が多い反面、ペッレモルビダのようにデザインに特化したような製品は非常に少ないです。
また、ペッレモルビダが並ぶようなバッグコーナーには、前述しました耐久性の高い他ブランドの製品が並ぶ事が多いですから、そういった環境もありイメージ違いが起こりやすいのかもしれません。
デザインの件は私も同じ日本人として痛感致しますが、どうしても原材料費にばかり目がいってしまって、デザインに対して中々財布の紐が固い事は否めないと思います。
また、企業側もデザインなどに中々投資がし難い一面があるように感じており、特に会社組織に属している人間であれば、デザインの仕事はサービス残業でやるべき、といった風潮すらあると思います。
実際かつては私がその一人でしたが、デザイン等を考えるとなると、一日中モニターと睨めっこをして、あまり目に見える進捗が上司に報告出来ないような日もあるのですが、そういった考案する時間が無駄だと思われているのを感じておりました。
また、デザインなんて今ではパソコンでボタン一つですぐできるんでしょ?といったようなイメージがあるとも感じます。
とは言え、最近では優秀なクリエイターは様々な業界で重宝されるようになり、高額な報酬がもらえる環境が増えてきているとも耳にしておりますので、徐々に改善はされているようにも感じます。
これからの時代は様々な価値観が変わってくると思うので、きっとそういったクリエイティブな仕事も見直されてくるのではないかなと期待しております。
はじめまして。PELLE MORBIDAのバックパックのデザインに惚れこんで購入を検討しており、評判を調べていてこちらのサイトに辿り着きました。
自分へのプレゼントとして一緒に歳を取っていけるようなレザーのバックパックを探していたのですが、PELLE MORBIDAは10年単位で使えるような耐久性はないのでしょうか?
可能であればPELLE MORBIDAの中でも耐久性の高いシリーズや、他のブランドで永く使えるおすすめのものがあれば教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
ペッレモルビダのレザーバックパックの耐久性に関してですが、当店ではナイロンモデルしか取り扱いがありませんので実際に検討されている製品をしっかりと調査した事は無いのですが、少なくとも10年20年と「間違い無く」使い込んでいけるかどうかという点に関しては、そうとは言えないと思います。
もちろん、使い方次第では何十年と使い続けることは可能かと思いますが、特別に強度が高いバッグではないという事です。
ペッレモルビダのレザーリュックは5~6万円程度のお値段になるかと思いますが、3万円程度のナイロン製リュック等と比べれば、恐らく後者の方が遥かに丈夫かと思います。
もちろん比較するブランドにもよりますが、例えばミステリーランチなどUSA系の丈夫なリュック等を想像しております。こういったブランドに対して10年間使用出来るかと聞かれたならば、ナイロンに痛みは感じられるでしょうが普通に使っていれば十分使用出来ると私であれば回答します。
レザーの国産リュックは2~3万円程度でも市場にございますが、ペッレモルビダの製品がそれらと比べて遥かに強度があるかと言うと、恐らくそこまで大きくは変わらないと思います。
ペッレモルビダの魅力は、何と言ってもそのデザインや素材感の良さ(新品時)です。そういった点に関しては、特に国産バッグブランドの中では群を抜いて魅力を感じて頂けるのではないかなと思います。
また、長年ご使用頂く上で良い所もございまして、ペッレモルビダは国内に専用の修理工場を構えておりますので、何かトラブルがあった時も基本的には修理が可能であり、修理期間もある程度早く出来ると思います。(古い製品で生地やパーツが無い場合は対応できない事がございます)
海外生産品の場合は修理に時間が掛かったり、そもそも修理が出来ないような場合も少なくありませんので、そういった点では国産品をお選び頂く事は長年ご使用される上で大きな安心になるかと思います。
当店でご購入頂けた場合は修理時の往復送料なども当店が負担致しますし、修理費用に関しても実費請求※となりますので、取り寄せ注文で宜しければご連絡頂き次第対応させて頂きます。革目のイメージ違い等が起こってしまった場合も往復送料無料で交換可能です。
※通常のショップは、修理実費にショップ側の利益分を乗せた請求をされる事が大半となります
また、レザー製品の場合は使い込んで素材の味わいを出すといった楽しみ方がございますが、ペッレモルビダの製品は総じてそこまで経年変化が豊かではないと思います。
ペッレモルビダの魅力は前述しました通り、新品時のピカピカな状態が最も魅力がありますので、そこからなるべく傷まないようにご使用頂く事が基本です。
革素材には化学薬品で加工したクロム鞣しと、自然由来の成分で加工したフルタンニン鞣しといった大きく二つの加工方法がございます。
ペッレモルビダでは主に前者のクロム鞣し革を採用しており、こちらは新品時の高級感などはあるものの、経年変化に関しては乏しい一面がございます(製品にもよります)
対してフルタンニン鞣し革は、使い込む程に豊かな経年変化を楽しめる一方で、スーパーブランド製品のような明確な高級感に関しては欠ける事が基本です。
詳細を話し始めると長くなってしまいますが、とにかく、堅牢度や経年変化を目的としてペッレモルビダをお選び頂く事はあまりお勧めとは言えないでしょう。
それよりもデザインなど新品時のビジュアルに魅力を感じられたのであれば、特に国産バッグブランドの中では唯一と言っても良いくらいのデザイン製やブランド力があると思います。
対抗馬としては国産バッグブランドよりも、海外のスーパーブランド製品かと思います。ペッレモルビダの製品は、海外ブランド製品のような美しさがありながら、お手頃価格(スーパーブランドと比較すれば)となっております。
ブランド設立のそもそものテーマとしても、海外ブランド製品のような卓越したデザイン製のバッグを企画し、それを国内生産してコストパフォーマンスも重視する、といったものとなりますので、そういった企画にご賛同頂けるかどうかが同ブランド製品を選ばれる上で重要なポイントかと思います。
諸々ご検討頂きペッレモルビダ製品を選ばれた場合は、とにかく大切にご使用下さい。国産バッグブランドの多くは非常に耐久性に優れており、そういった製品と比較した場合は「ペッレモルビダは耐久性が低い」と感じられてしまうかもしれません。
スーパーブランド製品も同様に、そこまで耐久性に長けていない製品が多いと思います。そういったデザイン性を重視したバッグである事を念頭に置きながら、荷物の入れ過ぎや型崩れなど注意し、大切にご使用頂ければと思います。
本ブログのコメントはブランドのイメージを左右する可能性があり、私も慎重に回答させて頂きました。当コメントを読まれている他のお客様も是非参考にして頂ければと思います。
ペッレモルビダに耐久性がないとおっしゃる方々は
恐らく革製品を含め物を大切に出来ない方か同業他社なのではないでしょうか。
耐久性がないと言う方は、例えば革靴のメンテナンスどのくらいしてますか。
履き終えたらシューキーパーを入れていますか。
ブラシで埃をおとしてますか。
コパの汚れをリムーブしてますか。
クリームでケアしてますか。
革底に革底クリームを塗っていますか。
ローテーションを組んで履いてますか。
ある程度値段のする革靴をメンテナンスしながら、私はもう13年履いており今だにいい状態を保っています。
カバンについても同様です。
私もペッレモルビダ2つ保有しておりますが、メンテナンスにより型崩れは一切していません。
ペッレモルビダには、専用のクリームも売っています。
これも使用しています。
型崩れするとおっしゃる方は、装身具に対する愛情が足りないのだと思います。
愛情があればきちんとメンテナンスしますし、私はペッレモルビダに愛情がありますのて無理な使い方はしませんしメンテナンスも行います、というより行いたいと思ってしまいます。
まずは落合正勝さんの本を読んで下さい。
クリス 様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
身の回りの道具を大切にする事はとても良い事だと思います。優れたバッグや靴というのは、丁寧に手入れをする事で益々魅力を引き出す事が出来ますよね。
とは言え、メンテナンスが苦手という方もしらっしゃると思いますので、そういった方はやはり耐久性の高い製品をお選び頂くべきかと思います。
特に日本製品は耐久性に大変優れた製品が多く、バッグに関してはノーメンテナンスで長年使用し続けることを大前提に設計など企画されている製品が少なくありません。
それに対してヨーロッパ製等の高額な装身具というのは、耐久性よりもデザイン性等に特化した道具が多いので、少なからずメンテナンスは必須だと思います。
何十万円もする高価な革靴であっても、砂利道を全力疾走すればあっという間にみすぼらしくなってしまうように、「高価=丈夫」ではないという事です。
メンテナンスと同時に、日頃の使い方に関しても気を配る必要があると思います。
ペッレモルビダのバッグも、一般的な日本製品等と比べると耐久性に劣る部分があるかもしれませんが、丁寧にご使用頂ければ長年綺麗なままでお使い頂けると思います。
ペッレモルビダは日本製ではありますが、ブランドのコンセプトがかなりヨーロッパブランド寄りなので、その点に関して良くご検討頂いた上でご購入された方が良いと思います。
それぞれの価値観やライフスタイルに合った製品をご提案出来るよう、当店としては様々な角度で製品をセレクトすると同時に、それらの特徴を分かりやすくご紹介出来るよう、今後も努めていきたいです。
伊勢丹メンズ館でペッレモルビダを買ったので、ネットサーフィンしてたらここに辿り着き、色んな方のコメント見てたら「耐久性が悪い」、「1年でクタクタ」など見たので一つ教えていただきたいです
ペッレモルビダMh001 のトートバッグを本日買ったのですが、お奨めのメンテナンス方法ありますか?
個人的にセットアップやカジュアル私服で使う予定なので、クタクタになってもそれはそれで味が出て面白いと思ってます!
宜しくお願いします
天然水 様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
お勧めのメンテナンス方法を知りたいとの事で、色々な考え方はあるかと思いますが私なりに回答させて頂きます。
まず、クタクタになっても味が出て面白いかもとの事ですが、ペッレモルビダの製品は基本的に新品時が最も高級感が感じられベストな状態だと思います。
いわゆる味が出る革というのは、植物由来の成分だけで加工がされたフルタンニン鞣し革が代表となりますが、ペッレモルビダは恐らく全ての製品において化学薬品で加工を行ったクロム鞣し革が採用されているかと思います。
これはペッレモルビダに限らず、海外のスーパーブランド製品の大半にも同じことが言えます。
フルタンニン鞣し革は使い込んで味わいが出るといった点については魅力的な一方で、どうしても革の野暮ったさや泥臭さが少なからず表に出てしまい、高級なスーパーブランドに並べる製品の素材としてはあまり相応しいとは言えないでしょう。
クロム鞣し革は、経年変化は乏しい物の新品時にはギラっとした高級感があり、そういった観点から高級ブランドに多く採用されていると思います。
メンテナンスの話に戻りますと、基本的に今の新品時の状態をキープする方針でケアする事がお勧めです。
まずは何と言っても型崩れですね。荷物の入れ過ぎ、押しつぶし等によって形は悪くなってしまいますので、出来るだけ優しく使用してあげてください。
次にクリームによるケアです。フルタンニン鞣しの革ですと、磨き込んで味わいを加速させるようなメンテナンスもありますが、ペッレモルビダの製品では保湿がメインです。
革が乾いたまま使用を続けていると、紫外線等によって段々と色が褪せてしまったりしますので、常にオイルが適量革に浸透している状態で使用を続けると良いと思います。
とは言えクロム鞣し革はそういった点に関してはある程度堅牢度がありますので、年に2~3回程度クリームを塗っておけば十分ではないでしょうか?
逆に塗り過ぎてしまうと生地を傷めてしまう可能性がありますのでご注意下さい。
総括致しますと、とにかく大切に使用する事が最も大事だと思います。
フルタンニン鞣し革のバッグであれば、あえて乱暴に使用するというのも一興ですが、ペッレモルビダ製品に関しては丁寧に使用する事が基本かと思います。
以上、少しでも参考になれば幸いでございます。
3年程、Capitanoのブリーフバッグを使用しておりますが、型崩れはそこまで気になりません。本当にいい鞄だと思います。
質問したいのですが、多少なりとも傷が目立ってきており、自分で補修したいのですが、いい方法はありますか??
a708061 様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
3年程ご使用頂いて型崩れが気にならないという事で、丁寧にご使用頂けている証拠かと思います。
傷の補修に関してですが、キャピターノシリーズには色々なモデルがあり絶対とは言い切れませんが、恐らくクロム鞣し牛革かと思います。
それでしたら、補修クリームの使用が有効かと思います。
当店では現状取り扱いがありませんが、私が個人的に使用しているのはサフィールというメーカーの色付き補修クリームです。
特に黒系の革製品であればブラックという一色だけで補修が出来るのでお勧めです。
明るいブラウン系ですとクリームを混ぜて色を似せる必要があり、それであればやはり専門店に持ち込んで修理された方が良いかと思います。
以上、少しでも参考になれば幸いでございます。
PELLE MORBIDAで検索したらこのページ出てきたけど、そんなすぐ型崩れするんやね、、、買う前に知って良かった、、、
まろん 様
コメントありがとうございます。
型崩れに関してですが、他の国産ブランド製品と比較して、総合的な耐久性が高くない事は事実でございますが、正しくご使用頂ければ十分長くご使用頂ける事も事実でございます。
他のコメントで回答した通りとなりますので割愛させて頂きますが、「ペッレモルビダのバッグは耐久性が低く作りが悪いブランド」という事ではございませんので、その点は誤解なさらぬようお願い致します。
他の国産バッグでは、ペッレモルビダと同等にフォーマルなスタイルを華やがせるデザインのバッグは中々見つからないと思います。
但し、総合的な堅牢度を重視してバッグをお探しの方であれば、他のブランド製品をご検討頂いた方が良いかもしれません。
堅牢度が高いバッグというのは、基本的には「型崩れしても様になりやすいバッグ」だという事です。
フルタンニン鞣し革のオールレザーバッグ等は、経年変化が進んである程度型崩れが起こり始めてからが最も味わいを感じやすくなりますので、こういったバッグは型崩れはし易いものの長く使いやすいバッグだと言えるでしょう。
対してペッレモルビダのバッグは、クロム鞣し革を使用しており型崩れは総合的にし難いものの、型崩れをしてしまうと経年変化というより劣化と感じられるような状態になる事が多いので、丁寧にご使用頂いた方が良いと思います。
バッグには適材適所があり、ご自分のご要望にマッチした製品を選ぶ事が重要です。
商品選びに悩まれているようでしたら、当店にご相談頂ければ適切なバッグをこちらでご提案する事も可能でございますので、是非お気軽にご連絡頂ければと思います。
今後とも東京ヒマワリを何卒宜しくお願い申し上げます。
初めまして。本日ペッレモルビダのCA301というナイロン素材のブリーフバッグを新品にて購入いたしました。
日常のお手入れに関しては、ものを入れすぎない、雑に扱わない等の注意が必要と思いますが、使用しない時の具体的な保管方法についてお教え願えませんか?
型崩れしにくいように、バッグの底面がギリギリ置き場所に着くぐらいの高さで、取手部分を軽く釣るようにしてクローゼット内で保管するのが良いように思うのですが、お店の展示状態ですと平置きですよね。
バッグの内部に、革靴でいうシューキーパー的な物を入れて保管するのも良いのかもしれませんが、適切な方法がありましたらぜひお教え願えれば幸いです。
PKZ 様
コメントありがとうございます。
東京ヒマワリの猪野でございます。
ご相談頂きました件につきまして回答させて頂きます。
当店では取り扱いが無いモデルの為、もしかしたら一部認識違いがあるかもしれませんので、予めご容赦頂ければと思います。
ご購入された製品の保管方法についてですが、平置きか吊るしであれば、吊るしの方が良いと思います。
既に似たような物をお持ちでしたらそちらをご利用されて良いかと思いますが、店頭でも見かける事のあるバッグスタンド(バッグホルダー)をご使用されるのが良いと思います。
ハンドルの重みが不均等にバッグ本体に長期間掛かる事で、型崩れが起こる可能性は僅かながら高まると思います。
長期保管される場合に限らず、普段からバッグスタンドを使用して保管された方が痛みは少なくなると思います。スタンドを使用した方が見た目にも美しく保管出来るのでお勧めです。
また、型崩れ対策として中に軽く物を詰めておく事も、長期保管の場合は有効かと思います。但し、例えば毛布のような重量がある詰め物ですと、その重みで型崩れが起こる可能性もございますので、紙製の梱包用緩衝材などが最適な選択かと思います。
長期保管する場合ですが、緩衝材を入れたとしても寝かせて保管する事はお勧め致しません。吊るしておかなくとも、せめて平置きの状態で保管された方が良いと思います。
日常的に使用する場合に関しては、特にバッグホルダーを利用する場合であれば、軽めの荷物くらいなら入れたままで良いかと思います。
厳密に言えば中身を空にして緩衝材を入れて保管した方が良いとは思いますが、かなり手間になりますのでそこまで慎重にならなくとも良いかなと自分の場合は考えます。
また、長期保管される場合はブラッシングや拭き掃除をしてから保管される事をオススメ致します。
メイン素材はリモンタナイロンで、革パーツはクロム鞣し革かと思いますので、カビ等に関するリスクは比較的低めではあるかと思いますが、やはり劣化を進める原因になりますので、全体のブラッシングをして乾拭きくらいはした方が良いかと思います。
ブラッシングに関しては保管時に限らず日常的に行うと生地が傷みにくくなりますので、お勧めです。
ナイロン部分に関してはアルコールペーパーなどでザっと拭いても良いと思います。革部分に関しては、恐らく影響は少ないかと思いますがアルコールの使用は推奨は出来ませんので避けた方が良いと思います。
革パーツに関してはご用意があるようでしたらレザー用のクリームで保湿をしてから保管されると良いと思います。
日常的に使用されている期間は、そこまでクリームのケアを必須とする素材では無いかと思いますが、長期保管前はやはり手を入れてあげた方が良いかなと思います。
どこまで丁寧に扱えるかは使用者様による所ではございますが、特にペッレモルビダの製品はデリケートな一面も少なくありませんので、今回ご紹介した程度の対策であればやりすぎという事は無いと思います。
丁寧に扱えば扱う程、綺麗なまま使用できる期間は比例して伸びるタイプの製品となりますので、是非丁寧にお取り扱い頂けると良いと思います。
以上、少しでも参考にして頂ければ幸いでございます。