最終更新日:2019年12月13日

ブランド品は必要なし!予算1万円で買える最高品質のネクタイ

百貨店に行くと様々なブランドのネクタイが並んでいますが、高品質なネクタイが買いたいだけならばブランド品を選ぶ必要は全くありません。

本日はセレクトショップ運営者である私達が、ネクタイのクオリティーを左右するポイントを解説すると同時に、シーンや年代に応じたオススメのネクタイをご紹介していこうと思います。

安物買いの銭失い、じゃあ高級品は、、、?

 画像2

どうも、東ヒマのメガネっ子担当、猪野です。

「安物買いの銭失い」ということわざは、恐らく日本人の誰もがご存知でしょう。安い物には安いなりの訳があり、品質が良くないので逆に損をするという教えですね。

そういった教えが日本人に深く浸透しているからかもしれませんが、日本人は、高価な物にはそれなりの理由があって高いんだと思われている方が非常に多いと思います。

確かに、日本製品の多くはその通りだと思います。なぜなら、原価をベースに値段が決められた物が多いからです。

では、高級ブランド製品はどうでしょうか?例えばネクタイならば2~3万円が高級ブランドの相場かと思いますが、この価格は原価をベースに弾き出した価格なのでしょうか?

答えは、残念ながら「NO」です。原価ではなく、ブランドの世間的な価値や認知度によって販売価格が左右されます。

更には、セールで売る事を前提にワンマーク上の値段を意図的につけられる場合もあります。値段を高くつけておけば世間的なブランドの価値も上がり、そんなブランドの製品がセールで「〇%off!」となれば飛ぶように売れるというわけです。

セールを見越して定価を釣り上げるというのは、うまくコントロールすればブランド価値が上がり、更には大きな売上も確保出来る一石二鳥な販売戦略なのです。

品質が良いネクタイを買いたいだけならば、高級ブランド品を買う必要は全くありません

 画像3

そういったファッション業界の裏側を露知らず、「せっかくなら良い物を選びたいから」と、高級ブランドのネクタイに手を伸ばす方が多いわけですが、品質が良いネクタイを買いたいだけならば、高級ブランド品を買う必要は全くありません。

念の為に言っておきますが、高級ブランド品のネクタイが品質が悪いとは言っていません、むしろ基本的に良いと思います。そうではなく、原価に対して販売価格が見合っていないのです。

また、日本製品の原価と言えば、基本的に材料費や生産工賃を指しますが、高級ブランド品にガツンの乗ってくるのは広告費です。

材料費や工賃が高くなれば、自ずと品質が向上すると思いますが、広告費はいくら上がっても知名度が上がるだけで、品質は向上しないのです。

なので、単純に高品質なネクタイを選びたい方にとって、高級ブランドのネクタイはコスパが非常に悪いのです。

販売価格では無く、製品の原価を見抜きましょう

では最高品質のネクタイをコスパ重視で選ぶ場合、具体的にどういったブランドのネクタイを選べば良いのかと言うと、原価のほとんどが材料費や工賃というネクタイを選ぶべきです。

商社を通したブランドやライセンスブランド等は、品質に貢献しない仲介手数料やブランド使用料が原価に乗ってしまうので、当然ながらコスパが悪くなります。

また、何千円程度の廉価なネクタイは、材料費や工賃などを削ってこういった価格を出しているので、「最高品質のネクタイ」というテーマでネクタイを探されている方は避けた方が良いでしょう。

材料費や工賃を一切ケチらず、余すことなく最高品質のネクタイを作ろうと思った場合、限界ギリギリで設定できる販売価格は1万円前後だと思います。

最もコスパが優れているネクタイブランドとは?

 画像5

こういった条件で最高品質のネクタイを選ぶ場合、最もコスパが優れているのは製造元のプライベートブランドです。

有名ブランドの運営元というのは、ほとんどがブランド管理を行っているだけで製品の生産能力を持っておりません。実際に物を生産するのは製造元なのです。

この製造元が運営するプライベートブランドというのは、極限まで仲介手数料などの贅肉原価が削ぎ落されているので、大変コスパが良いのです。

そして、数あるネクタイの製造元の中でも品質に定評があるのが、日本のネクタイ専門メーカー「永島服飾株式会社」です。

永島服飾は、日本国内のファッションブランドはもちろん、海外のスーパーブランドのネクタイも受託製造を行う、高級ネクタイの専門メーカーです。

そんな永島服飾が運営するプライベートブランドが、本日紹介させて頂きます「フランコスパダ」というネクタイブランドです。フランコスパダ商品一覧ページ

ネクタイの品質を左右する最大のポイント

 画像6

ネクタイの品質を左右する最大のポイントは「素材」です。世の中の廉価なネクタイブランドは、大抵この素材のクオリティーを落として手に取りやすい価格を実現しております。

最も安いのはポリエステルやレーヨン等の化学繊維を使用したネクタイです。一見シルクのネクタイと変わらないように見えますが、経年変化や光沢などの高級感はまるで別物です。

次に安いのは、屑シルクなどランクの低いシルクを使用したネクタイです。シルクには幅広いランク分けがされており、その中でも最も低いのが、屑シルクと呼ばれるランク付けもされないシルクです。

そして、永島服飾が運営するフランコスパダのネクタイは、3A~4A以上という上級シルクが使用されております。

シルクのランクだけで見れば、フランコスパダのネクタイは高級ブランド製品と見比べても全く見劣りしないのです。

産地で見抜く高品質なネクタイブランド

 画像7

ネクタイの品質を左右するもう一つのポイントは、「産地」です。

ネクタイを生産する為には、「糸の染色」、「機織り」、「裁断・縫製」と言った工程が必要ですが、これらのクオリティーが最終的な品質を大きく左右します。

最も品質がいまいちなのは、アジア圏で生産された大量生産品です。誤解が無いように言っておきますが、アジア圏で生産されたネクタイの全てが品質が悪いわけではありません。大量生産品に限って品質が悪い場合が多いのです。

この辺りは色々な要因があるので全ては語り切れませんが、シルク製品は熟練の職人がどれだけ手間暇を掛けて作ったのかがクオリティーを大きく左右します。

ネクタイは作ろうと思えばすごく簡単に作れるのです。コンピューターで管理された染料で糸を染めて、機械でガーっと生地を織って、裁断縫製機でガシャガシャと切って縫えば完成します。

しかし、それではネクタイは作る事が出来ても、「最高品質のネクタイ」は作る事が出来ないのです。

日本の高級絹織物産地とは?

 画像8

フランコスパダの産地は、「西陣」や「京丹後」です。

実は日本は世界でも有数の絹織物が得意な国で、最盛期はシルクの輸出量が世界一になった事もありました。そんな日本の中でも高級絹織物産地として知られるのが、西陣や京丹後です。

この地域には、糸の染色屋や、織物の設計図を作る紋紙屋、生地を織る機屋など様々な業種の職人が集まっており、そんなスペシャルチームによって作られるのがフランコスパダのネクタイなのです。

高級ブランドのネクタイと言えばイタリア製やフランス製が有名ですが、品質だけを見れば日本製も全く劣っておりません。伝統的な絹織物の着物などを見れば明らかです。

上質な絹糸を使って熟練職人達が仕立てたフランコスパダのネクタイは、海外製品にも表現出来ない深い味わいや高級感を感じて頂けると思います。

ネクタイ業界の人間国宝級のデザイナーが手掛ける渾身のブランド

 画像9

ネクタイのクオリティーを左右するポイント、最後は「デザイン」です。

ネクタイのデザインというのは非常に難しく、ネクタイ単品の美しさだけでなく、現在のファッション業界のトレンド等によっても評価が変わってきます。

その為、様々なブランドが様々な切り口で、様々なネクタイを提案しているわけなのですが、そんな様々なブランドのネクタイをデザインしているのも、永島服飾のデザインチームなのです。

60年にもわたってネクタイ一筋で営業をしてきた会社が、様々な高級ブランドとの取引の中で培ってきたセンス、それがフランコスパダには備わっているのです。

尚、フランコスパダのメインデザイナーの方は、同業者の中でもここまで長い経歴や実績を持つ人は居ないというくらい、ベテラン中のベテランデザイナーです。

ネクタイ業界の人間国宝級のデザイナーが、様々なブランドの制約無しに腕を振るっているのが、フランコスパダのネクタイなのです!!

徹底して品質主義で生産されるフランコスパダのネクタイ

 画像10

そんな様々な最強スペックを纏ったフランコスパダのネクタイですが、お値段は1万円前後となっております。まさに原価通りの値付けだと思います。

海外のスーパーブランドのネクタイは相場2~3万円と言いましたが、果たしてフランコスパダよりも品質が2~3倍も良いのでしょうか?僕も各ブランドの製造の裏側までは分かりませんが、はっきり言って、絶対そんな事無いと思います。

僕は実際にフランコスパダの工場に行って様々な職人さんとお話をしてきましたが、これ以上高品質なネクタイを作る事は、物理的に出来ないとすら思えます。

原価ベースで値付けをしている限り、日本製で1万円以上の値を付ける事は、宝石でも縫い付けない限り無理ではないでしょうか?そのくらい、フランコスパダのネクタイは徹底して品質主義で生産がされています。

ビジネスシーンで最も使いやすい、無地ネイビーネクタイ

 画像11

フランコ スパダ(Franco Spada) ネクタイ 無地 ブルー 9,900円(税込)

それではお勧めの商品を紹介していきましょう!まずはビジネスシーンで最も使いやすい、無地ネイビーネクタイです。

様々な量販店にも並ぶようなシンプルなネクタイですが、圧倒的に違いを感じるのはシルクのコシです。もっちりと弾力のある生地感は、手に取った瞬間に高級品である事を感じて頂けると思います。

コシのあるシルクだからこそ生地のドレープが非常に美しいのです。上の画像はほぼカメラで撮ったままの写真なのですが、まるでCGかと思える程に美しい生地感が表現されております。

当然、実物のネクタイも大変美しく、シンプルな無地ネクタイにも関わらず圧倒的な高級感を演出してくれます。

また、そんなコシのあるネクタイだからこそ、廉価品に比べてシワがつき難いという特徴があります。大切に使って頂ければ、長年ご愛用頂ける大変上質なネクタイに仕上がっております。商品詳細ページはこちら

結婚式に最適な、華やかなシルバー×ホワイトのストライプ柄ネクタイ

 画像12

フランコ スパダ(Franco Spada) ネクタイ ストライプ グレー/ホワイトストライプ 9,900円(税込)

次に結婚式などパーティーシーンにお勧めのネクタイを紹介します。

クラシックな20mmピッチの英国式ストライプ柄ネクタイ、カラーは華やかなシルバー×ホワイトです。ホワイトのネクタイも定番で良いですが、こういったストライプ柄もパーティーシーンには最適だと思います。

こちらも無地ネクタイに次ぐスタンダードなデザインですが、フランコスパダのネクタイは高級感の格が違います。華やかさの中にもどこか落ち着いた大人のムードがありますね。

こちらのネクタイは実は当店の別注モデルでして、永島服飾の企画担当の方にコーディネートして頂いた配色です。

ネクタイに使用される生糸は、単にシルバーやホワイトと言ってもたくさんの種類の色味があり、中々素人が選ぶ事は難しいんですよね。

ホワイトの生糸も若干シルバーっぽい要素が入った生糸を使用しており、パーティーシーンにピッタリな高級感のある仕上がりとなっております。商品詳細ページはこちら

20代にお勧め、爽やかなネイビーベースのレジメンタル柄ネクタイ

 画像13

フランコ スパダ(Franco Spada) ネクタイ ブラウン 9,900円(税込)

最後に年代別でお勧めのネクタイをご紹介します。まずは20代にお勧めのネクタイです。

若い方は、基本的には守りのセレクトの方が無難かと思いますので、こういったネイビーベースのレジメンタル柄など使いやすいのではないでしょうか?

ホワイトも入っていますので、とても爽やかな印象を与える事が出来ると思います。

マットな肌触りのシルク生地を使用しており、こちらが控えめながら高級感があって上品な仕上がりとなっております。

いかなるビジネスシーンにも使えますので、使いまわしの良い1本だと思います。商品詳細ページはこちら

30代にお勧め、都会的なホワイトベースのレジメンタルネクタイ

 画像14

フランコ スパダ(Franco Spada) ネクタイ レジメンタル ストライプ ホワイト/ストライプ 9,900円(税込)

次は30代の男性にお勧めのネクタイです。

20代程守らなくても良いけど、渋めの柄に手を出すのはちょっと早いと思いますので、こんな明るい色味の都会的なレジメンタル柄はいかがでしょうか?

ふくよかな生地感が伝わる独特な織りのシルク生地を使用しており、控えめながらとても上品な印象のネクタイです。

中々他のブランドでは見ない個性的な柄ですので、さり気なくこだわりを感じさせる1本となっております。商品詳細ページはこちら

40代にお勧め、高級感のある光沢が魅力のレッドネクタイ

 画像15

フランコ スパダ(Franco Spada) ネクタイ レッドA 11,000円(税込)

次は40代の男性にお勧めのネクタイです。

ビジネスマンとして脂の乗った年代ですから、攻めの赤系をピックしてみました。こちらはフランコスパダのロッソシリーズで、美しい光沢が魅力のネクタイとなっております。

派手になってしまいそうな赤系のネクタイですが、格子柄に折り込まれたデザインが高級感と落ち着きを感じさせ、様々なシーンやコーディネートに合わせやすい1本となっております。商品詳細ページはこちら

50代にお勧め、上品な黄金色の無地ネクタイ

 画像16

フランコ スパダ(Franco Spada) ネクタイ 無地 イエロー 9,900円(税込)

次は50代にお勧めのネクタイです。

男性は歳をとる程に明るい色味のネクタイが似合うようになります。今回は、とても華やかで品のある無地のイエローネクタイを選んでみました。

イエローよりも落ち着きのある黄金色といった印象の色味となっており、特に50代の男性が身に着けると非常に上品にお使い頂けると思います。商品詳細ページはこちら

60代にお勧め、華やかな小花モチーフのピンクネクタイ

 画像17

フランコ スパダ(Franco Spada) ネクタイ ピンク 9,900円(税込)

最後は60代の男性にお勧めのネクタイです。

先程も申し上げましたが、男性は年を重ねる程に明るいネクタイをお選び頂くのがお勧めです。色気づくのも恥ずかしいからと、ついつい無難な色を選択してしまいがちですが、このようなピンクの小花モチーフネクタイ等、若者では似合わないようなデザインに是非挑戦して頂きたいですね。

若い方が巻かれると変に陽気な雰囲気になってしまうかもしれませんが、貫禄のある60代のビジネスマンの方でしたら、とても上品で華やかな印象でお使い頂けるでしょう。

明るくて人柄の良い雰囲気を演出出来ますので、大変お勧めの1本でございます。商品詳細ページはこちら

以上、ネクタイブランドに纏わる様々なお話でした!

 画像18

という事で、ネクタイとそのブランドについて様々なお話をさせて頂きましたが、お買い物の参考になりましたでしょうか?

文章を読み返してみると、まるで高級ブランドのネクタイは買ってはいけないというような話に聞こえなくも無いですが、全くそんな事はありません!

海外のスーパーブランドのネクタイは僕もすごく格好良いと思いますし、デザインやブランドの雰囲気が気に入ったなら是非そちらを選ぶべきだと思います。

とにかく僕が言いたい事は、販売価格と品質の良さは比例しないという事、ただそれだけです。品質が良いのだろうと高級ブランド品を買おうとしている方は、今一度現実を見直してほしいというお話です。

とは言え、やっぱりフランコスパダのネクタイは非常に品質が良いですし、デザインも優れており間違い無くお勧めです。正直、3万円の高級ブランドのネクタイを1本買うくらいなら、フランコスパダのネクタイを色とりどり3本買った方が、お洒落レベルはググっとアップすると思います。

プレゼントをするにしても、3万円のネクタイは中々使うのに勇気がいりますし、日々日頃使って欲しいという気持ちでネクタイを贈られるのだとしても、やっぱりフランコスパダは大変お勧めです。

と言う事で、ネクタイをお探しの方は是非フランコスパダをチェックしてみて下さいね!

以上、おしまい!フランコスパダ商品一覧ページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です