生産は全て日本国内で行われており、更に裁断や縫製は工場の流れ作業では無く、専門の職人による手作業で行われている為、大変クオリティーが高い事が特徴です。
アウトドアブランドにも引けを取らない機能性に加え、普段着やスーツにも合わせやすいシンプルでスタイリッシュなデザインも大きな魅力となっております。
内装のレイアウトやポケットの配置など、日常使用においても便利な機能が揃ったバッグですので、自転車に乗らない方でも、高機能なバッグをお探しの方には是非チェックして頂きたいブランドです。
東ヒマ初!ゴリゴリの高機能バッグブランドを仕入れてきました
当店では今まで、いわゆる高機能系バッグはあまり仕入れをしてきませんでした。なぜならそういった類のバッグは、機能的である反面、普段着に合わせ難く、デザインが洗練されていないものが多かったからです。
そして今回セレクトして参りました、こちらの「beruf baggage(ベルーフバゲージ)」というブランドですが、一見、当店が好きそうなスタイリッシュで都会的なムードのバッグでありながら、実はありとあらゆるシーンを想定して作られた、ゴリゴリの高機能バッグブランドなんです。
今回はそんなberuf baggage(ベルーフバゲージ)の魅力を、とことんご紹介させて頂きます!
beruf baggage(ベルーフバゲージ)とは?
それから10年以上の月日が経ち、現在ブランドのフラッグシップシリーズとなっている「S Collection」には、佐野氏のこれまでの経験や知識が惜しみなく注ぎ込まれております。
実はこういった高機能系バッグのブランドは、展示会などに行くと本当にたくさんあるんです。有名ブランドに新参ブランド、国内ブランドも海外ブランドも色々ありますが、beruf baggage(ベルーフバゲージ)の製品のクオリティーは、他のブランドとは格が違うと思います。
独創的に見える内装のレイアウトは、サイクリスト(自転車乗り)以外の方の使い勝手も考慮して設計されており、無駄が無く、隙が無い、それでいて多様性があり、大変に美しいバッグなんですよね。
また、beruf baggage(ベルーフバゲージ)のバッグは、あくまでも街で自転車に乗る事を前提に開発がされておりますので、PCやスマホの収納、充電器やケーブル類の収納、そしてそれらの取り出し易さや管理のし易さまでもが深く考慮されており、都市生活者が求めるバッグとして、最高レベルの機能性が盛り込まれております。
当店のセレクトする「S Collection」のHeavy Dutyモデルについて
そしてこの「S Collection」には色々な素材を使用したモデルがあるのですが、その中でも最も耐久性・耐水性にすぐれた「Heavy Duty」という生地を使用したモデルをセレクトしております。
こちらの生地は、強度に定評のあるナイロンブランド「CORDURA(コーデュラ)」の中でも、極厚の1680デニールの生地を使用しております。
デニールというのは繊維の太さを表す単位なのですが、一般的なナイロンバッグですと300デニール前後、有名なアウトドア系ブランドでも大体は500デニール、あっても1000デニールぐらいなので、いかに強度のある生地かお分かりいただけるかと思います。
そんな極厚ナイロンを、ミルスペック(米国軍用規格)として防弾チョッキなどにも採用されている、バリスティックナイロンと同じ手法で織った生地がHeavy Dutyです。
バリスティックという名称は、耐久性に長けた生地の織り方であると同時に商標でもあるので説明がややこしいのですが、要はバリスティックナイロンなんだと思って頂ければ概ね間違いでは無いと思います(正確にはバリスティックコーデュラという生地です)。
また、Heavy Dutyは表面にPVC加工を行っているので、強力な撥水&防汚機能もございます。
Heavy Dutyモデルは、他のモデルに比べ少し高価なのですが、強度だけでなく肌触りや素材感も抜群に良く、beruf baggage(ベルーフバゲージ)のクオリティーを存分に楽しみたい方は、間違い無くHeavy Dutyモデルがお勧めです。
新シリーズ「GEARED(ギヤード)」について
こちらのシリーズは、都会での使用はもちろん、本格的なアウトドアシーンでも使って頂ける、よりアクティビティーに長けたモデルです。
バックパックやサコッシュなど様々なアイテムがございますが、共通して言える事は、水や汚れに強く、とても軽量だという点です。
様々なコーデに合わせやすいS Collection(エスコレクション)と、より機能面に特化したGEARED(ギヤード)、是非お好みのモデルをお選び頂ければと思います。
縫製クオリティーについて
なぜberuf baggage(ベルーフバゲージ)は1680デニールの生地を選べるのかと言うと、日本の専門の職人が、一人で最初から最後まで縫製作業を行っているからというのが大きいと思います。
一般的に大量生産品のバッグは、工場のラインで縫製工程を細かく分けて、流れ作業で生産を行っております。逆にヨーロッパのスーパーブランド等になると、選りすぐりの職人が一人で作業を行う場合が多いです。
流れ作業での生産はコストが抑えられるものの、作業スタッフは基本的にバッグ丸ごと一つを作れるような職人ではありませんので、作業指示の内容にもよりますが、やはりクオリティーは落ちがちだと思います。
逆に職人が一人で縫製をする場合は、生産効率は落ちますが、職人が生地の状態や縫製具合を見ながら作業をするので、仕上がりがとても綺麗になります。
beruf baggage(ベルーフバゲージ)のバッグは、手に取って見て頂けると分かるのですが、細かな所まで縫製が非常に丁寧です。はっきり言って安くは無いバッグではございますが、それはブランドバリューによるものでは無く、こういった生地や縫製のクオリティーに大きな予算を割いているからです。
独創的でありながら、合理的で使い勝手の良い設計
既に人気の商品の設計というのは、ある程度の使い勝手や需要が保証されている上、使用テストなどもあまりしなくて済むので時間やコストも抑えられ、一石三鳥だという事です。
しかしそれは、言わずもがな真の使い勝手を考えて作られた設計ではありません。
beruf baggage(ベルーフバゲージ)の製品は、工場に仕様やデザインを委託するのではなく、デザイナーの佐野賢太氏が自ら設計図を描いて製品を作っております。
※上の写真が設計図の実物です
そして、出来上がった製品サンプルも佐野賢太氏が使用テストを繰り返し、納得のいく仕上がりになるまで微調整を行い、そういった一連の作業を10年以上繰り返しているからこそ、現在のクオリティーがあるという事なんですね。
beruf baggage(ベルーフバゲージ)の独創的な設計は、奇をてらったわけでも、ビジュアルのインパクトを重視したわけでもなく、使い勝手の良い合理的な設計を目指した結果なのです。
機能性でバッグを選ぶなら、beruf baggage(ベルーフバゲージ)は鉄板ブランドです!
機能よりも、知名度や広告の打ち方、物の見せ方やロゴのデザインなどの印象によって消費欲が生まれる事の方が、正直圧倒的に多いと思います。
だからこそメーカーや商社は人気ブランドのライセンスを買ったり、人気商品のデザインを真似たり、素敵なモデルさんを招いて雰囲気のある写真を撮って、たくさんの広告を打ったりするわけです。
そういったファッション市場の中で、beruf baggage(ベルーフバゲージ)はしっかりと自分たちのポリシーを守りながら、どこのブランドにも負けない独自の機能性を追求する、非常に真面目なバッグブランドです。
特にサイクリスト(自転車乗り)の方で、最高クオリティーのバッグをお探しの方は、是非、beruf baggage(ベルーフバゲージ)のバッグを持って頂きたいです!
当店のブログでは紹介しきれなかった使い勝手の良さや、レイアウトの気の利きようを、使い込む程に感じて頂ける事でしょう。
当店では様々なバッグブランドを取り扱っておりますが、機能性に関して言えば、beruf baggage(ベルーフバゲージ)のバッグは群を抜いて良いとお勧め致します!
高機能にこだわってバッグをお探しの方は是非チェックしてみて下さい。
という事で、おしまい!ベルーフバッゲージ商品一覧ページはこちら
止水ジッパーなどがあると思うのですが、経年による加水分解などしますか?
使用していて劣化するのは仕方ないと思うのですが、置いているだけでも時間がたてば剥がれたりするような素材を使用していますか?
お問い合わせ、誠にありがとうございます。
東京ヒマワリ担当、猪野でございます。
止水ジッパーの経年による加水分解についてですが、こちらはほぼそういったリスクは無いと思います。
こちらはYKKの止水ジッパーを使用しておりますので、少なくとも存在するパーツの中では最上位と呼べる品質かと思います。
使用を重ねていくうちに劣化は起こりますが、使用せずに劣化が進むような事は、もちろん湿度などの環境にもよるかもしれませんが、ほぼ心配は無いと思います。
海外製の廉価なラバーなどですと、加水分解など起こってしまう事がありますが、そのような劣化の仕方はしないものだと思って頂ければと思います。
以上、何卒ご検討下さいますよう宜しくお願い申し上げます。