その背景には、多くの企業が服装の自由化を進めて、ノーネクタイやオフィスカジュアルのような装いが一般的になった事が大きな要因ですね。
しかし、そんな現代でも「一番格好良いビジネスバッグ」と言えば、間違い無く手持ちのブリーフケースだと当店は断言致します。
という事で本日は、かばん屋の私が手持ちのブリーフケースがお好きな硬派な男性に向けて、お勧めのメンズ向けビジネスバッグを色々と紹介していこうと思います。
- ・一番格好良くて美しいビジネスバッグ、それがブリーフケースです(断言)
- ・手持ちのブリーフケースには色々なメリットがあります
- ・手持ちのブリーフケースのデメリットについて
- ・【お勧め商品1】究極のブリーフケースはこれ!シルエットや素材の良さ、機能性に関しても完璧なバッグです!
- ・【お勧め商品2】ダレスバッグ等、クラシックなバッグの血統を受け継ぐ現代のオールレザーブリーフケース!
- ・当店のセレクトの方針について少し余談
- ・【お勧め商品3】高級なナイロンバッグの代名詞、バリスティックナイロンを使用した国産ブリーフケース!
- ・【お勧め商品4】高級感とスタイリッシュさ、そして愛嬌まで兼ね備えたロングセラーのブリーフケースはこれ!
- ・以上、硬派な男性にお勧めしたい手持ちのブリーフケース特集でした
一昔前までメンズ向けのビジネスバッグと言えば手持ちのブリーフケース一択という世の中だったかと思うのですが、最近はすっかり様変わりしてトートバッグやビジネスリュックを持つビジネスマンを多く見かけるようになりましたね。
それに伴い、バッグ屋さんに行っても並んでいる商品はトートバッグやビジネスリュックが中心で、昔あれだけ市場に並んでいたブリーフケースは物凄く数が減ったと思います。
特に新作のブリーフケースが本当に減りましたね、中でも本革のブリーフケースの新作は滅多に出てこないです。バッグの展示会を回っても新作はトートバッグやビジネスリュックばかりで、素材もナイロン等の化繊素材が主役です。
では、手持ちのブリーフケースは今後衰退の一途を辿り消えていく運命なのでしょうか?
否、、、!!私は全くそんな事は無いと考えております!
という事で本日は、手持ちのブリーフケースの魅力とデメリット、そしてお勧めの品番をご紹介させて頂きながら、これまでブリーフケースを使用した事が無い方も含め、その良さを皆様にお伝え出来ればと思います。
それではさっそく本編へどうぞ!
一番格好良くて美しいビジネスバッグ、それがブリーフケースです(断言)
フォーマルな場で着る服というのは数百年をかけて少しずつ変化し、現代ではスーツスタイルが主流となりました。その服装の変化に合わせてフォーマルな場で使用するバッグも少しずつ変化してきましたが、トートバッグやビジネスリュックが主流となるここ最近まで、数百年もの間ずっと変わらなかった事があります。
それが、フォーマルな場で使用するバッグは必ず手持ちだったという事です。
肩に掛けたり背負ったりするバッグは昔から国内外に存在しておりましたが、それらは機能性を重視する労働者階級の人間が使用するバッグでした。フォーマルな場で身に着ける衣服や鞄というのは、機能性よりもその場に相応しい美しさが求められますが、美しさを追及する場合に鞄という道具は手持ちが最も美しいのです。
鞄の歴史というのは馬車に積む木箱から始まり、それがトランクに変わった後、徐々にサイズが小さくなって人間が持ち運び出来るダレスバッグやアタッシュケースのような形となり、その後ファスナーなど特殊な金属パーツが開発される等して現代のようなブリーフケースへと進化してきました。
なので、現代のブリーフケースというのは人類が行ってきた美の追求の最先端にある形のバッグなのです。だからこそ冒頭でお伝えした通り、現代で一番格好良くて美しいビジネスバッグというのは、手持ちのブリーフケースなのです!
逆に肩掛けのトートバッグやリュックサックというのは、元を辿れば農民などが使用していた「袋」や「入れ物」が祖先だと思います。そこからミリタリーバッグといった格式と機能性を併せ持ったバッグへと変化し、それがフォーマルな場でも使用されるようになってきたものかと思われます。
ちなみにトートバッグに関しては、ヨーロッパでは女性が持つバッグというイメージが強く、今でも男性はあまり持ち歩かないそうです。海外のドラマや映画を見ていても、男性がバッグを肩掛けして持ち歩いているシーンってほとんど見た事無いですよね?男性がフォーマルな場で機能性を求めたバッグを選ぶ場合、海外ではビジネスリュックが主流のようですよ。
手持ちのブリーフケースには色々なメリットがあります
と、思っているそこのあなた!!実は、手持ちのブリーフケースにしか無い機能的なメリットも色々あるのです!
1つ目が、衣服を痛めないという点です。肩掛けのトートバッグやリュックというのは衣服に直接当たるため、歩く際に少しずつ擦れて生地を痛める危険性があります。また、バッグの重量が洋服に加わる為、型崩れやシワなどがつく事も避けられません。
しかし、手持ちであれば洋服は完璧にノーダメージなので、綺麗な洋服を綺麗なまま着続ける事が出来ます。
2つ目が、バッグ本体も痛めないという点です。擦れによって洋服の生地を痛めるという事は、即ちバッグの生地も同時に痛める事になります。また、体に密着しながら持ち歩く事により、鞄の型崩れが起こる危険性も高まります。
しかし、手持ちであればそういったダメージはありませんので、地面に置く際や持ち運びに注意する事で、長く綺麗なままバッグを使い続ける事が出来ます。
このように手持ちのブリーフケースというのは、スタイルの美しさに加えて、衣服もバッグも美しさを維持したまま使用出来るといった美のメリットに長けたバッグなのです!
手持ちのブリーフケースのデメリットについて
まずは何と言っても手持ちのバッグは持ち運びが大変という事ですね。バッグの重量を片腕で支える事になりますので、肩掛けや背負った場合と比べて疲れやすいです。
但し、最近のブリーフケースは様々な技術によって軽量化されておりますので、特に男性の方であれば意外と苦にならないのではと思います。
昔は2~3kg以上あるような重いダレスバッグに書類をたくさん入れたりしていたので大変だったと思いますが、最近のブリーフケースは1kgちょっとくらいに収まる物が多く、データ管理が主流の為に書類も少ないので慣れてしまえば何てこと無いんじゃないかなと思いますね。
デメリット紹介という見出しで文章を書き始めましたが、持ち運びの大変さ以外に関しては特別デメリットは無いかもしれません。ダレスバッグ等になると中の物を取り出し難い等もありますが、最近のブリーフケース、特にファスナー式のバッグはそんな事も無いので、実は思っているほど使い難さは無いんですよね。
いかがでしょうか?これまで手持ちのブリーフケースを避けて来た方も、ちょっと興味が湧いてきたのでは無いでしょうか?
そんな皆様にお勧めしたいブリーフケースを、次の章では具体的に紹介していこうと思います!
【お勧め商品1】究極のブリーフケースはこれ!シルエットや素材の良さ、機能性に関しても完璧なバッグです!
当店もこれまで様々なブリーフケースをセレクトして参りましたが、現在最も推している商品はこちらですね。日本の老舗バッグ専門ブランド「BEAU DESSIN(ボーデッサン)」のブリーフケースです。
当店の店内ランキングでも、全てのバッグの中で最も売れている品番です。
最大の特徴は革素材で、植物由来の成分だけで加工がされたフルタンニン鞣し革が使用されております。近代の革製品の大半は化学薬品で加工がされたクロム鞣し革で、そういった革の多くはコストパフォーマンスが優先されており、一見綺麗に見えるのですが革本来の繊細さに欠け、何と言っても経年変化が鈍いといったデメリットがあります。
クロム鞣し革は、まだ100年程度の歴史しかない新しい素材ですが、フルタンニン鞣し革というのは紀元前600年頃から使用されており、人類が長年愛してきた革素材といえばコレで、昔のビジネスバッグ等の多くはこのフルタンニン鞣し革が使用されてきました。
フルタンニン鞣し革は生産コストはかかるものの、クロム鞣し革では欠落してしまう革本来の繊細さや豊かな経年変化が楽しめる事が最大の特徴です。
従来のフルタンニン鞣し革は味わいが豊かな反面、エイジングが進むと清潔感に欠けてしまいフォーマルなシーンで少し使い難い一面があるのですが、こちらは金型押し加工がされている為にエイジングが緩やかで、傷がついても目立ち難いといったビジネスシーンで使いやすい特徴がございます。
また、このオーソドックスな2本ベルトデザインはミリタリーバッグのDNAも混じっていると思いますね。ミリタリーバッグは機能性と格式を磨き上げた洗練されたデザインの物が多く、現代バッグの多くが少なからずその影響を受けていると思います。
フォーマルな場で使用するバッグというのは、古くを辿ればヨーロッパ貴族が使用していたゴージャスな道具が祖先かと思いますが、その末裔がミリタリーバッグ等の機能性が優れたバッグと混じり合い、現代のビジネスバッグがあるという事ですね。
こちらのバッグは無装飾で機能的といった使い勝手の良さを兼ね備えつつも、フルタンニン鞣し革を使用したオールレザーの手持ちバッグといった、フォーマルな場で使用するバッグとして譲れないクラシカルな要素は残したハイブリットな設計となっております。
ボーデッサンの職人が手掛けたバッグは数ある国産品と比べても非常にクオリティーが高く、何から何まで本当に完璧なブリーフケースだなと思いますね。非常にお勧めの逸品です!!商品ページはこちら
【お勧め商品2】ダレスバッグ等、クラシックなバッグの血統を受け継ぐ現代のオールレザーブリーフケース!
次にお勧めなのがこちら、日本で1890年に創業したバッグブランド「FIVE WOODS(ファイブウッズ)」のブリーフケースです。特に昔はダレスバッグ等のクラシカルなビジネスバッグを多く手掛けてきたブランドで、だからこそこういったブリーフケースにも、その血統が感じられる仕上りとなっております。
革素材にはタンニンとクロムを掛け合わせた混合鞣し革が使用されております。
先程クロム鞣し革はコスパ重視の素材というような言い方をしてしまいましたが実はメリットもございまして、雨などによる素材感の変化が少ないという事です。だからこそ経年変化も乏しくなってしまうのですが、こちらの革はタンニンとクロムを掛け合わせることにより、雨をも弾く撥水性がありながら、豊かな経年変化も楽しめてしまう良い所取りの革素材となっております。
オールレザーのブリーフケースといったクラシカルなスペックでありながら、バッグ正面と背面にはそれぞれシークレットのサイド収納部を配置。スマートな見た目を維持したまま、スマホやお財布といった手荷物を整理整頓&素早く出し入れできるので、とても実用的な設計となっております。
こちらは二気室モデルとなっております。PC等の仕事道具に加えて、シャツケースや下着類などを別室で管理出来るので、ちょっとした出張でしたらこちらのバッグ1つで完結出来る内容量となっております。
ファイブウッズは国内でもかなり歴史のあるバッグブランドなので、古き良きを守るタイプのブランドだと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は現代の生活にマッチした使い勝手の良さを追求した製品ラインナップとなっております。
それに加えて従来の味わい深い革製品の良さも維持しており、レザーバッグの最適解に限りなく近い設計のバッグが多いように感じますね。
こちらのプラトウシリーズはブランド最大のヒットシリーズとなっており、数ある国産バッグの中でも名作と呼べる品番だと思います。当店も長年このシリーズ製品を取扱っておりますが、特に気になるトラブルも無く、高品質な国産バッグとして非常に優れた仕上りだと思います。商品ページはこちら
当店のセレクトの方針について少し余談
正しくは、非常に格好良くて美しく、尚且つ使い勝手もコストパフォーマンスも丁度良いビジネスバッグですね。
当店のセレクトは色々な面において「高級品でありながら丁度良いバランス感」というのをすごく重要視していて、「いきすぎていない感じのファッションアイテム」を好んでおります。
例えば、高級ブランドのオーダーメイドスーツに身を包み、足元はジョンロブの革靴、胸元にはイタリア製の手縫いのネクタイを巻いて、ヘアースタイルもしっかり美容院で常時整え、運動や筋トレで体そのものの美しさもキープ、、そんな方が当店のラインナップを見たら、「悪くないし十分使える!」とは思ってもらえるかもしれませんが、少なくとも「一番格好良いビジネスバッグ」ではないと思います。
そういった方が特別なビジネスバッグを選ぶ場合は、エルメスのような最高級ブランド品か、もしくは予算20~30万円くらいのヨーロッパブランド製品、またはダレスバッグやアタッシュケースなど本当にクラシックな鞄に目を付けるんじゃないかなと思います。
そういった鞄は素晴らしい製品ではありますが、平均的な日本男性にはちょっとオススメ出来ないんですよね。値段が高すぎるというのも理由の1つですが、錠前がついたような本格的にクラシックなバッグは、格好は良いですが現代の生活には正直マッチしていない設計だと思いますし、格好良過ぎるバッグは並みのコーディネートには合わせ難いと思います。
普通のスーツや革靴と合わせてもコーディネートに馴染み、それでいてワンランク上の品質や満足感をしっかり体感出来る、そういった丁度良いビジネスバッグをお探しの方は、きっと当店のセレクトにご満足頂けるんじゃないかなと思いますね。
当店がセレクトしているアイテムは「超最高級品」ではありませんが、「超最高級品の下位互換品」でもありません。この価格帯でありながら妥協の無い品質で、しっかりと意義とこだわりがあり、バランスの良いファッションアイテムを中心にセレクトしております。
【お勧め商品3】高級なナイロンバッグの代名詞、バリスティックナイロンを使用した国産ブリーフケース!
という事で引き続きオススメの手持ちブリーフケースを紹介していきます。こちらは日本のバッグ専門ブランド「WONDER BAGGAGE(ワンダーバゲージ)」の製品です。先程ご紹介した当店のセレクトテーマの通り、バランスが良く丁度良いビジネスバッグとはまさにコレの事ですね。
現代のビジネスバッグ市場はナイロン製品が圧倒的に主流となりました。それは、フォーマルなバッグであっても美しさより機能性が世間的に重視されるようになった為だと思います。
ナイロン製のビジネスバッグはメンテナンスがほぼ不要で、雨に濡れても品質が変わらず傷もつき難く軽量で、使い勝手という点ではほぼ全面的に革製品に勝ると思います。
そんなナイロン製ビジネスバッグの中にも高級品と括られるアイテムがございますが、そういった高級品に使用されるナイロン素材の代名詞とも呼べるのが、こちらのバッグにも使用されているバリスティックナイロンです。
この素材は防弾チョッキにも使用される強靭ナイロンで、極めて高い引き裂き強度に加え、シワや色落ちにも強く、手触りや素材感から高級感も感じられる素材となっております。
前面・背面にそれぞれサブ収納部が配置されており、スマホやパスケース等をサッと出し入れ可能です。背面ポケットに関しては靴を入れても形が崩れない特殊な構造となっており、仕事帰りにジムに通うような現代的な生活にもバッチリフィットしています。
メイン収納部は2箇所のポケットがあるだけのシンプルな構造なので、衣類やお弁当箱を入れたり、バッグインバッグで綺麗に整頓出来たりと様々な使い方が可能です。
最高品質の素材を使用し、安心の国内生産、必要十分の機能を兼ね備えておきながら抜群のコストパフォーマンスも魅力となっており、まさに「こういうのでええんよ」を体現したようなビジネスバッグだと思いますね。
ナイロン製ですが素材の高級感に加え、シンプルでスタイリッシュなデザイン、手持ちなので持ち運ぶシルエットとしても美しく、現代人が選ぶ手持ちのブリーフケースとして非常にバランスの良い逸品だと思います。商品ページはこちら
【お勧め商品4】高級感とスタイリッシュさ、そして愛嬌まで兼ね備えたロングセラーのブリーフケースはこれ!
ワンダーバゲージのビジネスバッグをもう一つご紹介させて頂きます。こちらもメイン素材にはバリスティックナイロンを使用しておりますが、本革ハンドルを採用している所が大きな違いですね。
フォーマルな場に最も相応しいバッグの素材と言えば今も変わらず本革製ですが、ハンドルを本革にするだけでも、かなりフォーマルな雰囲気や高級感が増しますね。
また、オールレザーのビジネスバッグは風格があって格好良い反面、おじさん臭いといった古さを感じさせる一面もあるので、フレッシュでスタイリッシュな雰囲気を求められる方にとってはナイロン製の方が調子が良い場合もあると思います。
非常に愛嬌のある可愛らしいフォルムで、パッと人目を引くオシャレさがあるブリーフケースに仕上がっております。ブランドでも長年販売を続けている大定番モデルです。
こちらが色違いのネイビー×キャメルです。ワンダーバゲージと言えばこの配色が昔から大定番で、ブランドが持つ愛嬌を一番感じて頂けると思います。明るい色の革は経年変化も豊かですので、堅牢なバリスティックナイロンと味わい深い本革ハンドルの美しいコントラストをより感じて頂きやすいと思います。
こちらのバッグは素材の良さに加えて、シルエットの良さが大きな魅力となっております。一般的なブリーフケースと比べてやや小振りな設計となっており、スマートな雰囲気で持ち歩いて頂けます。
昔の設計のブリーフケースは書類を入れる事が大前提だったのでサイズが大きかったのですが、最近はモバイルPC一台あれば事足りる方も増えたので、このぐらいのサイズ感のバッグを求められる方も増えました。
また、バッグが小さいと重量も軽くなり、実測値は1044gとなっております。手持ちバッグに関して私の感覚では、500g前後であれば一切重さを感じないレベル、1000g前後は「軽いバッグだな」と感じるレベルで、1500g前後になると「ちょっと疲れるけど標準的な範囲かな?」というレベル、2000gを超えるとある程度頑張って持ち歩く必要が出てきて、3000gを超えるともはや我慢比べの領域ですね。
最近のビジネスバッグは1000g~1500gが多いですが、昔のダレスバッグ等は3000g超えも珍しくなかったと思うので大変だったと思いますね、、ただ、あの重量でないと表現できない風格もあるので、美に全振りしたい方はそういうバッグを選ぶのも一興だとは思います。
手持ちのバッグは大変というイメージがあるかもしれませんが、男性の場合は1000g前後の重量であれば、恐らくほとんどストレス無くご使用頂けると思います。当店では全ての商品に関して重量の実測値を掲載しておりますので、お買い物の参考にして頂ければと思います。商品ページはこちら
以上、硬派な男性にお勧めしたい手持ちのブリーフケース特集でした
しかし、日本製で妥協無く高品質に設計されたバッグというのは、このくらいの価格が相場だと思います。アジア圏で生産された本革バッグ等は、安い物であれば1~2万円くらいでも手に入ると思いますが、はっきりと品質の差があるものだと思って頂いて間違い無いです。裁断縫製のクオリティーに加え、何と言っても素材のクオリティーが全く異なります。
安い買い物では無いと思いますが、このくらいの価格のバッグを選ぶというのは、ある意味で非常にコストパフォーマンスが良いと私は思っております。これは使用出来る年数の話だけでなく、値段以上に満足感が得られ、生活が豊かになると考えているからです。
例えば安い本革のバッグを選ばれた場合、豊かな経年変化を期待して2年3年と大事に使い続けた結果、思うような変化が起こらずにガッカリ、、、という事もあるかもしれません。お金だけでなく、時間までも失ってしまう可能性があるという事です。
特に本革製品は長年大事に使い続ける物だからこそ、ある程度しっかり予算を割いて満足のいく道具を手に入れた方が、後々振り返った時に「あの時妥協しなくて良かったな」と感じて頂けると思います。
あと、バッグというのは通年使用出来る物というのもポイントです。例えば10万円でアウターを購入したとしても使用出来るのは冬の期間だけなので、10万円の対価が少し得難いと思うんですよね。
また、衣類というのはどうしても使用を重ねる程に傷む道具ですので、本革バッグと比べると使用出来る総日数には大きな差があります。
スーツやシャツ等は、ある程度消耗品だと割り切って並みの製品を選ぶというのは悪くない選択だと思うのですが、バッグに関しては安い道具を選ぶのはもったいないんじゃないかなと思います。
仮に衣服はユニクロ等で揃えたとしても、バッグが高品質であればコーディネート全体がオシャレに見えるものです。その効果を3~7万円で数年、大事にメンテナンスすれば十数年と得られ、しかもその効果は季節に左右されず毎日発揮されるわけですから、妥協せず高品質なバッグを選ぶという選択は非常にコスパが良いと思います。
※ちなみにユニクロは衣類の品質としては相当クオリティー高いです、ブランド物も敵わない事が多いと思います。超大量生産によって信じられないコスパを発揮しています、、
ファッション用品に限らずとも、3~7万円でここまで満足感を得られる投資先というのは中々無いのではないでしょうか?家具や家電なんかは近いような気がしますが、バッグは毎日人の目に触れる物である事も考えると、やはり最高にコスパが良いと思えますね。
ちなみに、何十万円もする高級ブランド品を選べば、もっと満足出来るのかと言うとそうとも限りません。そのブランドを所有している事に満足感が得られるのであれば話は別ですが、本革バッグ本来の魅力に関しては、本日ご紹介させて頂いた製品以上に満足感が得られる物は中々見つからないと思います。だからこそ、このくらいの国産品が当店は大好きなのです!
という事で、本格的な国産バッグ、その中でも手持ちのブリーフケースに関して興味を持って頂ける方が増えたら私は大満足です!最近はSHEIN(シーイン)等の格安バッグが多く流通する時代ですが、何とか予算が用意出来る方は是非本格的なバッグの導入をご検討頂ければ幸いです。
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