最終更新日:2024年04月26日

極上のハンドメイドを堪能出来るブランド、URUKUST(ウルクスト)を紹介!

URUKUST(ウルクスト)は、レザークラフト講師としても活躍されている土平恭栄(つちひらやすえ)氏が2011年に立ち上げたブランドです。

デザイン設計はもちろん、製品の量産に関しても土平恭栄氏が中心となってハンドメイドで生産がされており、外部工場生産品には無い繊細さや作りの良さが大きな魅力となっております。

革素材に関しては、土平恭栄氏が国内タンナーと共同開発したオリジナルのフルタンニン鞣し革が使用されており、抜群の経年変化をお楽しみ頂けます。

国内屈指のデザイナーが設計から生産まで全てにこだわって企画しているという事で、数ある革製品の中でも間違いなく最高峰と呼べる品質に仕上がっております。

長年使い込める至極の国産レザーミニ財布!URUKUST(ウルクスト)の逸品をご紹介させて頂きます

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どうも、東京ヒマワリの猪野です。

2024年はミニ財布に注力してセレクトしていくとブログやYouTube等で宣言している東京ヒマワリですが、その第二弾として仕入れて参りましたのが、本日ご紹介させて頂きますURUKUST(ウルクスト)というブランドです。

当店が開業前からイメージしていた理想像にピッタリと重なるブランドで、「こんな製品を紹介したかったから自分達はセレクトショップを作ったんだ!」と、強く思えるブランドだと感じております。

純粋で熱心な職人によって生み出された、素朴で普遍的でありながらも高品質かつ適正価格な製品。

美しい日本製品として、様々な面において洗練された選りすぐりのアイテムだと思います。

長年大切に使い込みたいと思えるこだわりの革財布をお探しの方は、是非チェックしてみて下さい!

美大などでレザークラフト講師も勤めるデザイナー、土平恭栄さんを紹介します

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URUKUST(ウルクスト)の魅力をお伝えするには、何と言っても代表の土平恭栄(つちひらやすえ)さんのご紹介が必要不可欠です。

土平さんは13歳からレザークラフトを始め、その後デザイン学校を経てアパレルメーカーのバッグデザイナーとして勤務しておりました。

そして2011年に独立してURUKUST(ウルクスト)を設立し、製品を販売しながら美術大学や自身のワークショップで講師としてもご活躍されております。

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また、「手縫いで作る上質な革小物」や「ミニマルスタイルの革小物」など自身の著書も出版しており、日本の革業界を牽引するレザークラフターと言って過言ではない方です。

もちろん経歴だけでなく、実際の製品に関しても非常にクオリティーが高いです。

私達もセレクトショップ運営をしながら様々な高級ブランド製品を手に取ってきましたが、土平恭栄さんが手掛けた製品は数あるレザークラフト系のアイテムの中で間違いなく最上級と呼べる仕上がりだと感じます。

細部まで手が行き届いた丁寧な作りで、個体の1つ1つに愛情が感じられる程だと感じました。

デザイナー自身が中心となって量産も手掛けるURUKUST(ウルクスト)の革財布

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市場に並ぶ革製品は外部工場に生産を依頼しているパターンが大半ですが、URUKUST(ウルクスト)の革財布は、横浜市にある自身のアトリエで土平恭栄さんを中心とした少数精鋭のチームによって生産が行われております。

「デザイナー」という肩書で仕事をしている人はファッション業界に数多くおりますが、裁断縫製等の生産まで出来るという人はあまり多くおりません。

また、製品サンプル等を自分で作れるデザイナーであっても、量産に関しては外部工場に委託してしまうパターンがほとんどで、デザイナーの代表自らが量産現場の中心となって仕事をしているというのは、実はとても贅沢な事なのです。

ましてや土平恭栄さんのレザークラフトスキルは講師レベルですので、これ以上ない環境で生産がされているという事です。

「日本製」と記載された革製品はたくさんありますが、その中でもURUKUST(ウルクスト)の革財布は格段に作りが良いと思います。

外注では表現し難い細かな所まで丁寧に仕立てられており、他製品には無い繊細さや品の良さを感じて頂ける仕上がりとなっております。

フルタンニン鞣し革を使用した、経年変化豊かな革

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今回当店が仕入れて参りましたお財布には、3種類のフルタンニン鞣し革が使用されております。

世の中に流通する革製品の大半はクロム鞣しといって化学薬品で加工がされた革が使用されておりますが、クロム鞣し革はコストを抑えられる反面、経年変化の豊かさなど本革本来の性質を失ってしまっている素材が少なくありません。

長年使い込んで味わいを楽しめる革財布をお探しの方は、当製品に限らずフルタンニン鞣し革を使用した製品をお選び頂くことをオススメしております。

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まず蓋部分についてですが、イタリア製のバケッタレザーが使用されております。

伝統的な製法で作られたフルタンニン鞣し革で、経年変化などの味わいに優れている他、繊維の密度が高い為に比較的強度も高い素材となっております。

お財布の蓋部分は傷みやすいパーツとなりますので、こういった強度のある素材が採用されております。

そしてメイン素材には、土平恭栄さんが国内タンナーと共同開発したオリジナルレザーが使用されております。

様々なフルタンニン鞣し革の中で比較しても抜群の経年変化が楽しめる素材となっております。

URUKUST(ウルクスト)製品のエイジングサンプルをご紹介

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こちらが、約3年程使い込んだ個体の経年変化ですが、革財布好きなら誰もが憧れる飴色の経年変化をしております。

他のエイジングサンプルも確認しましたが、概ね写真のような経年変化をしておりました。

革製品の中には、念入りなメンテナンスをしないと中々思うような表情にならないような製品もございますが、こちらのお財布はほぼノーメンテナンスであっても良い経年変化をしますので、初めて革財布を選ばれる方にも大変オススメです。

URUKUST(ウルクスト)が国内タンナーと共同開発した抜群の調整がされた革

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また、内装にも贅沢にフルタンニン鞣し革が使用されており、こちらもメイン素材同様オリジナルレザーとなっております。

着色などをせずオイルだけで仕上げた素材となっており、メイン素材の色味をより引き立てる素朴な仕上がりとなっております。

革製品を作る場合、基本的には革屋さんが所持している既製品の中から素材を選んでくる事になるのですが、その場合自分のイメージに完璧にマッチした素材というのは中々見つかりません。

妥協せずに素材を選ぶ場合は、URUKUST(ウルクスト)のようにオーダーメイド素材を注文する事となりますが、そうなると当然ロット等の予算的な問題が出てきます。

また、革素材というのは「あちら立てればこちらが立たぬ」というように、オーダーメイドをすれば必ずクオリティーがアップするわけではありませんので、オリジナルレザーという選択肢はそれなりにハードルが高いものとなっております。

URUKUST(ウルクスト)のお財布は、パーツの性質毎に使用する革を変え、更にはオーダーメイドによって微調整もしており、革素材に関して限界までこだわった仕上がりとなっております。

革財布の魅力は革素材によって大きく左右されますので、品質にこだわったアイテムをお探しの方に大変オススメとなっております。

URUKUST(ウルクスト)製品をお買い上げ頂く際の注意点

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URUKUST(ウルクスト)製品をご購入頂く上で、お客様にとって1つだけデメリットと呼べる事があります。

それが、ブランドの方針で、楽天市場やアマゾンなどショッピングモールでの販売が禁止されているという点です

色々と理由はあるのですが、ショッピングモールはページレイアウトがモール側に依存してしまう為、デザイン的なコントロールが出来ないというのが1つ大きな理由だそうです。

各モールは、どうしても雰囲気的に「大安売り!」というようなムードがあるので、そういった所がブランドイメージにそぐわないのかなと思います。

土平恭栄さんは、私がこれまで出会ってきたデザイナーの中でも突出して、自身が手掛けた個体1つ1つを大切に販売したいという気持ちが強い方だと思います。

私達はセレクトショップとして、お客様に快適なお買い物を楽しんで頂けるよう努力したいのと同時に、こういったクリエイターの意図は最大限尊重したいという気持ちでおりますので、何卒ご理解頂ければ幸いでございます。

その他詳細は動画でご紹介しております!

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実際にお金やカードを入れている所など、商品の詳細は動画でご紹介しております。写真よりもきっと動画の方が色々と雰囲気を掴んで頂けるかなと思います。

他にもブランド紹介など、こちらのブログではご紹介出来なかったお話などもございますので、是非動画の方もチェックして頂ければと思います!

ウルクスト動画はこちら

東京ヒマワリ太鼓判のお勧めブランド、URUKUST(ウルクスト)のご紹介でした

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以上、URUKUST(ウルクスト)のブランド紹介でした。

ファッション業界は、知名度だけで商売をしているようなブランドや、お金儲けしか考えていないような胡散臭い大人など、色々な人がウロウロしている世界です。

そんな混沌とした業界の中で、ひときわ強い輝きを放っているのがURUKUST(ウルクスト)の土平恭栄さんだと思います。

ハンドメイドで生産するアイテムというのは、全く同じ型紙、全く同じ工程で生産をしたとしても、いいかげんな気持ちで手掛けた個体と、情熱をもって手掛けた個体では、細部の繊細さ等に大きく差が出ると思います。

美術品などと同じように、結局最後は作り手の心が作品に反映されるという事です。

URUKUST(ウルクスト)の品質が良いのは、土平恭栄さんが長年積み重ねてきた経験や技術だけでなく、真っすぐに純粋な物作りにかける情熱があるからこそだと感じます。

単に道具としての機能性だけを考えれば、細部の作り等はあまり重要では無いのかもしれませんが、「お気に入りの道具で生活をする喜び」という観点で考えれば、やはり気持ちのこもった丁寧な作りの方が圧倒的に満足度を感じて頂けると思います。

だからこそ当店は、URUKUST(ウルクスト)のように純粋さと情熱を持ち合わせたブランドを強く支持しております!

長年大切に使い込みたいと思えるような素晴らしい出来の製品となっておりますので、お財布をお探しの方は是非チェックして頂ければと思います。

以上、おしまい!ウルクスト商品一覧ページ

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