日本のバッグ専門ブランド「fetia(フェティア)」、ティアレシリーズのビジネスバッグです。

メイン素材に使用されているナイロンは特殊な裏面加工がされており、美しいドレープが生まれると同時にシワになり難いといった特性が備わっております。

軽くて汚れにくく扱いやすいといったナイロン特有の機能性がありながら、高級品らしい雰囲気も持ち合わせており、コーディネートをさり気なく華やげるビジネスバッグとなっております。

ハンドルに使用されているレザーパーツも非常に味わいがあって良いですね。各種金属パーツは全てブラックで統一されており、モダンでスタイリッシュな印象に仕上がっております。

使い勝手の良い両あおりポケットの他、メイン収納部のレイアウトに関しても過不足なく機能性に関しても非常に完成度が高いと思います。

シルエットなども大変美しく、色気のあるビジネスバッグをお探しの方に大変オススメの製品となっております。

その他詳細は是非動画の方をご覧下さい。

どうも、東京ヒマワリの猪野です。

fetia(フェティア)が提案するドレス仕立てのバッグシリーズ「Tiare(ティアレ)」から、新作のビジネスバッグが登場しました。

設計などは前モデル(2018年発表)とほぼ一緒なので、新作と言うよりはマイナーチェンジと言った方が正しいかもしれませんね。

前モデルは当店でも長く販売しておりましたが安定した人気を維持しており、日本のバッグメーカーが手掛けるスタンダードなビジネスバッグの中でも、マスターピースの１つと呼ぶに相応しい品番だと個人的に思っています。

それではさっそく商品紹介をしていこうと思います！

こちらのバッグの魅力は、なんと言ってもこのナイロン素材です。

Dressy nylon(ドレッシーナイロン)と呼ばれる特殊な裏張り加工がされた素材でして、高級感のあるドレープが生まれる事が大きな特徴です。この素材感の良さが、バッグ全体の色気を演出しているように思います。

高級なナイロンバッグに使用されるバリスティックナイロンのような強度はありませんが、逆にそういった堅牢な生地には無い優雅さがあると思いますね。

ナイロンの基本性能である軽さや汚れにくさといった特性の他、シワがつき難いといった特徴もあり、ビジネスバッグに使用するナイロンの中でも非常に機能性が高い素材となっております。

今回のマイナーチェンジで最大の変化が、金具類が全てブラックに統一された事です。

前モデルが発表された2018年頃は、バッグに真鍮金具を使用してエレガントな雰囲気を演出するというのがちょっとした流行になっておりまして、そういった風潮もくみ取ってか前モデルの金具は真鍮メッキが施された金色の金具が使用されておりました。

しかし最近はもっとクールでモダンなデザインが好まれているという事で、オールブラックといった仕様になったようです。

エレガントさに長けた前モデルも良かったですが、今回のモデルは洗練された都会的でスタイリッシュなビジネスバッグといった印象で、現代の雰囲気にマッチしたデザインになっているかと思います。

fetia(フェティア)はファッション系セレクトショップの受託製造なども手掛けており、他のバッグメーカーと比べてトレンドに敏感なメーカーだと思います。

一見シンプルなビジネスバッグのようですが、細部までこだわって製品開発をされており、ぱっと見のシルエットの美しさ等は他メーカー製品には無い色気があると思いますね。

ハンドル等に使用されているレザーパーツも、非常に味わいがあります。

革に関しては初代モデルから少しずつマイナーチェンジされてきた歴史があるのですが、現行モデルに採用されているパーツは素材感等が向上し、とても趣のある仕上がりになっております。

メイン素材がナイロンのビジネスバッグではありますが、こういったレザーパーツのクオリティーが高いと全体的な風格がグッと増すので良いですね。

フェティアは２万円台といった中堅価格帯での物づくりをテーマにしているメーカーですので、高価なブランド生地などは予算的に中々選ぶ事が出来ないのですが、そういった制限の中でも優れた素材をセレクト出来る根気強さとセンスの良さがあると思います。

出来る限り低予算で、かつ品質にも妥協しないバッグをお探しの方に、フェティアの製品は大変オススメです。

こちらのバッグが長く人気を維持しているのはビジュアルの良さが最大の要因だと思いますが、内装レイアウト等の機能性が高い点も見逃してはいけません。

まずバッグ両サイドに配置されたあおりポケットの使い勝手が抜群ですね。スマホやパスケース等、素早い出し入れをしたい手荷物を管理するのに最適な構造となっております。マグネットボタン式となっており、素早いアクセスが可能です。

メイン収納部には２連オープンポケット、ファスナーポケット、ペン差し、PCポケットといったように過不足無い内装となっております。

これ以上にポケット類や仕切りが多いバッグは使用者のニーズを限定してしまいますので、このくらいのレイアウトに留めておいて、あとはバッグインバッグで各々調整してもらうというのが最近のビジネスバッグでは一般的かと思います。

裏地の素材は光沢のあるシャリシャリとした肌触りの良い生地で、バッグの高級感を演出してくれています。傷や汚れ等にも比較的強いと思います。

ショルダーベルトも付属しておりますので２WAYでご使用可能です。ベルトの金具はあおりポケットの内部に接続する設計となっており、スマートな印象でご使用頂けます。

但し、当店ではあまりビジネスバッグのショルダーベルトの使用を推奨しておりません。なぜかと言うと、型崩れや生地の劣化などバッグを消耗を早める可能性があるからです。

特にこちらのバッグに使用されているナイロンは擦れには強くありませんので、バッグを斜め掛けして持ち歩くと、衣服とバッグが擦れて徐々に生地が劣化してしまいます。

数日程度であれば全く問題無いと思いますが、これを１年２年と続けてしまいますと劣化が進んでしまう可能性が高いと思います。

ショルダーベルトを使用する場合は斜め掛けではなく、せめて肩掛けでご使用頂くことをオススメ致します。

写真とテキストだけではご紹介出来ない部分に関しましては、動画の方でご紹介しております。重い荷物を入れた際の型崩れの度合いや自立力など、是非参考にして頂ければと思います。

動画はこちら

２万円台のビジネスバッグは、日常使用に耐え得る高機能な製品というのはたくさんありますが、オシャレで色気がある製品というのは中々見つからないと思います。

高級ブランド品を買うには予算が足らず、オールレザー製品もあるにはありますが革素材のグレードは下がってしまう価格帯です。

それでも何とか２万円台で納得のいくビジネスバッグが欲しい！という方にとって、フェティア製品は最適解なんじゃないかと思いますね。

高級なナイロンバッグと言うと、バリスティックナイロンやリモンタナイロン等の高級生地を使用した製品が思い浮かびますが、予算２万円台でこの辺りの生地を選ぶ事は難しいと思います。

そういった予算的な制限の中でも、フェティアは非常に魅力的な素材をセレクトしており、さすがバッグ専門メーカーだなと思います。

デザインに関しても既存の型などをほとんど使用せず、基本的に０からデザインを立ち上げているので、市場で流通する他のバッグと並べて見てもシルエット等にはっきりと個性があり、こういった所もオシャレなビジネスバッグを探されている方に刺さっているポイントなんじゃないかなと思います。

中堅価格帯ではオススメのビジネスバッグ、というような言い方をしてしまいましたが、フェティア製品を気に入って頂けたのであれば予算に余裕があったとしても他に選択肢は無いんじゃないかなと思います。

日本のバッグ専門メーカーが手掛けたこだわりのビジネスバッグをお探しの方は、是非フェティアの製品をご検討頂ければと思います。

以上、おしまい！