クロダ社の手袋は、作業工程のほぼ全てが熟練職人による手作業で行われております。クロダ社製品を既にご愛用の皆様にも、是非そんな製造現場を知って頂きたいなと思い、今回の記事を書かせて頂きました。クロダ手袋、製品一覧ページはこちら
今年もクロダ手袋入荷の季節が近づいて参りましたが、実は3ヵ月前くらいに仕入れの為、クロダ本社がある香川県に出張に行ってきたんですよ。
その時に工場にもお邪魔させて頂き色々お話を聞いて参りましたので、本日は、クロダ手袋の製造過程について紹介させて頂こうと思います。
工場と聞くと、全ての過程が全自動で動いて製品が出来上がるイメージを抱かれている方も居るかもしれませんが、クロダ製品の製造は、基本的に全過程が手作業で行われております。
クロダ社製品最大の魅力である、ぴったりと手にフィットする感触や、ふんわりと上質な生地の表情を生み出す為には、熟練職人による技術が必要不可欠なのです。
1、型紙製作
型紙は、こちらの写真のように革細工用の包丁でカットします。包丁一本で、どれだけの精度や個性が出せるのかは、その職人の経験値がモノを言う世界です。
マニュアルがあるような作業では無いので、熟練の職人の勘や経験がクオリティーを大きく左右するんですね。
2、金型製作
3、裁断
革は厚みやシワなどの個体差がある素材ですので、丁度良いバランスで生地を伸ばして裁断する事がポイントとなります。
生地の個性を見誤ると、縫製後に形が悪くなってしまったり、フィット感に影響が出たりするので、ここでの作業も職人の経験や勘が重要となります。
4、縫製
手袋のデザインを考える時も、「ここは〇〇さんに縫製をお願いしよう」というように、職人さんの得意分野を意識しながら計画するそうです。
5、仕上げ
ここまでの作業を経て、やっと皆様が手にする手袋の形になります。
まとめ
今回のブログでは割愛致しましたが、手袋を作る為には製造過程に進む前に、手袋のデザインや、生地の生産等の作業工程もございます。
クロダでは、優れたデザイナーが製品を企画し、優れたタンナーが生地を用意し、そして今回ご紹介させて頂きました職人達が製品化をしております。
ここまで手の込んだ製品でありながら、販売価格で1万円前後という価格設定は大変にお手頃で、まさに企業努力の賜物でございます。
「優れた製品を、お手頃な価格で」という、日本の企業らしい真摯な物作りの姿勢こそ、当店がクロダ製品をお勧めしている最大のポイントです。
上質な手袋の品質を楽しんで頂く事ももちろんですが、その背景に、クロダ社内の様々な人達の努力がある事も知って頂けると、ますます製品に愛着をもって頂けるのでは無いかなと思い、今回は物作りの現場を紹介させて頂きました。
これから手袋を探そうという方も、是非クロダ社製品をご検討下さい!品質重視で手袋をお探しでしたら、クロダ社製品は絶対にご満足頂ける自信があります!
通販で手袋を購入する事に不安がある方も居るかと思いますが、当店ではサイズやカラー交換は、往復送料無料で承っております!
何度も言いますが、クロダ社の手袋は、クオリティーでガッカリするような事は、まず無いと思います!形もカラーもたくさん取り揃えておりますので、是非皆様チェックしてみて下さい。
以上、おしまい!クロダ手袋、製品一覧ページはこちら
作業用の革手袋を検討しています、革は鹿皮をなめしたものです、これで手袋を製作して頂けますでしょうか?
鹿皮をなめしたものを提供します、捕獲した鹿皮を何とか利用したく考えてます。ご協力いただけるとありがたいのでご相談お願いします。
北澤 様
コメントありがとうございます、東京ヒマワリの担当、猪野でございます。
革手袋の製作をご依頼希望との事ですが、こちらはご自身で用意された革素材で製作されたいという事でしょうか?
受注出来るとしてもクロダ本社にお問い合わせ頂く案件かと思いますが、恐らく少なくとも100双程度以上の生産でないと難しいと思いますので、もしご自身で使用される2~3双を作りたいといった事であれば厳しいと思います。
必要ございましたらメール等で改めて詳細をご連絡頂ければと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。