このナバデザイン(NAVA DESIGN)というブランドは、かれこれ100年程前にヨーロッパで設立されたそうで、元々はスーパーブランドの広告などを手掛ける印刷会社だったそうなんですが、その会社が「自分達でも物作りしちゃおう!」って事で、デザイナーを集め1970年にブランドを立ち上げたらしいです。
このブランドの特徴は、社内に数十人のデザイナーを抱えながらも、世界中の著名なデザイナーとも頻繁にコラボしている所。日本からも無印良品などの製品を手掛ける「深澤直人」という方が製品作りに参加してます。
紛うことなき完全防水、ナバデザイン(NAVA DESIGN)のスーパーバッグシリーズ
このバッグをデザインしたのは、最近Design Preis Schweizというスイスのデザイン賞を受賞し注目されている若手デザイナーミシェル・シャーロット氏。さすがナバデザイン、「旬」を逃しません。
デザイン会社が機能性を追求した、磨き抜かれた機能美が魅力のシリーズ「DOT_COM 2.0」
なんせこのバッグのテーマは「機能性」。あらゆる無駄を削ぎ落とし、抜群に使いやすく、それでいて美しいという機能美に重きを置いたシリーズなんですね。
なので、磨き抜かれた内装などが特徴ではあるのですが、個人的にはこの素材のチョイスが素晴らしいですね。
特にこのサラサラでフワフワの裏地が素晴らしい。触れるたびに高級感が音を立てて弾けます。(弾けません)
同シリーズ内最上位モデルのブリーフケース、高級感溢れるパッセンジャービジネスシリーズ
こちらのシリーズのテーマは「旅をするビジネスマン」という事で、ブリーフケースでありながら遠出する事を想定した作りになっているのがポイントです。
が、とにかく格好いいんですよ、このバッグは。もうそれだけで僕は大丈夫です。
ナバデザインは、正直デザインってよりも、この素材選びのセンスがにくいですよね~、そしてその素材を生かす無駄の無いデザイン。それがナバデザイン(NAVA DESIGN)の真髄だと勝手に思っています。
個性的でありながらスタンダード、デザイン性がありながら高品質、それでいて周りと被らない!それがナバデザイン(NAVA DESIGN)
が、なぜメジャーにならないかと言うと、単純に日本に物があんまり入ってこないらしいんですよね。
日本で売れたモデルだとしてもメーカーが追加発注を受け付けてくれなかったり、あとは、イタリアの会社なので夏はサマーホリデー、冬はクリスマスから年明けまで長~い連休に突入して、一切音信不通になるそうな。
なので、売る側からすると色々メンドイ上に儲からないという、旨味の少ないブランドなのだそうです。おっちゃんも「せっかく会議してカタログから仕入れ商品決めたのに、あれもこれもやっぱ作らないって言われたー(泣)」と愚痴ってましたw
でもそんなの関係ねぇ!!!って事で、東ヒマでは中でも良さそうな物だけを厳選し仕入れてきました。次回入荷は常に「未定」ですので、在庫がある内に是非どうぞ。
こちらのメッセンジャーバッグは経年による加水分解はしますか?
お問い合わせ、誠にありがとうございます。
東京ヒマワリ担当、猪野でございます。
まず初めに、当商品は既に当店ではお取り扱いが無く、再入荷の予定が無い製品となりますので、予めご了承頂ければと思います。
加水分解の件ですが、決して脆い素材ではございませんが、絶対に無いとは言い切れないかと思います。
相対的な見方となりますので詳しく発生件数などをまとめた話ではございませんが、やはり品質や強度という面に関して言えば、日本企画の製品は群を抜いて出来が良いと思います。
そういう意味では、ナバデザインのバッグは強度が高いとは言い切れません。
加水分解の報告は一度もありませんでしたが、例えば金属パーツの破損など、小さなトラブルは数件受け付けた過去があり、発生率という観点で見ると、やはり日本製品は丈夫だと言うしかありません。
必ずしも国産が良いとは言いませんが、日本企画の日本製品は、やはりヨーロッパ製品などと比べても極端に強度が高く、間違い無い買い物になる可能性が高いと思います。
以上、少しでも参考になれば幸いでございます。